mkpath コマンド

目的

MPIO 対応デバイスへのもう 1 つのパスを、システムに追加します。

構文

mkpath { [ -dev Name ] [ -pdev Parent ] [ -conn Connection ] } [ -def ]

説明

mkpath コマンドは、 ターゲット・デバイス (-dev Name) への 1 つ以上のパスを定義し、可能な場合は構成します。パスは、-dev Name-pdev Parent、および -conn Connection の各フラグの組み合わせによって指定されます。パスを定義するには、システム内に、ターゲット・デバイスおよび親がすでに定義されていなければなりません。 パスを構成するには、両方とも使用可能になっていなければなりません。

-def flag が指定された場合、 mkpath コマンドは、新規パス定義をシステムに定義します。 -def フラグが指定されない場合、 mkpath コマンドは、 パスがまだない場合はパスを定義してから、パスを構成しようとします。パスを構成するには、パスがすでに定義済みで、 さらに、デバイスおよび親デバイスの両方がすでに構成されていることが必要です。

mkpath コマンドは、完了時に状況メッセージを表示します。一部のパスは構成され、その他のパスは失敗することがありえます。

すべてのデバイスが、mkpath コマンドを使用して、 手動でパスを定義できるわけではないことに注意してください。 この制限は、そのようなデバイスのパス情報が保管されている方法に起因しています。ファイバー・チャネル・デバイスは、このカテゴリーに入ります。

mkpath コマンドは、 操作の結果についての状況メッセージを表示します。次のいずれかのフォーマットのメッセージが生成されます。

path [ available | defined ]
このメッセージは、単一パスに対して mkpath が実行されたときに表示されます。パスが正常に構成された場合は、メッセージ「path available」が表示されます。パスが正常に構成されず、明示的なエラー・コードもメソッドから戻されなかった場合、メッセージ「path defined」が表示されます。
paths available
このメッセージは、 複数のパスが指定され、すべてのパスが正常に構成された場合に表示されます。
some paths available
このメッセージは、 複数のパスが指定されたが、一部のパスだけが正常に構成された場合に表示されます。
no paths processed
このメッセージは、選択基準に一致するパスがなかった場合に生成されます。

フラグ

-conn Connection 追加するパスに関連した接続情報を示します。-def フラグが指定された場合、このフラグが必要です。
-def パスの定義をシステムに追加することによって、デバイスへの新規パスを定義します。 -def フラグが指定されても、新規パスが自動的に構成されることはありません。 一時に定義できるパスは 1 つだけであることに注意してください。 -def フラグが使用されるときは、-conn フラグおよび -pdev フラグが必要です。
-dev Name パス (複数可) が追加される先のターゲット・デバイスの論理デバイス名を指定します。追加されるパスは、-pdev フラグおよび -conn フラグによって修飾されます。
-pdev Parent 追加されるパスに関連した親デバイスの論理デバイス名を示します。 -def フラグが指定された場合、このフラグが必要です。

終了状況

バーチャル I/O サーバーのコマンドの終了状況を参照してください。

  1. scsi0 と、 SCSI ID 5 および LUN 0 (接続 5,0) における hdisk1 デバイスとの間にある、すでに定義済みのパスを定義し、構成するには、 次のように入力します。
    mkpath -dev hdisk1 -pdev scsi0 -conn 5,0
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    path available
  2. fscsi0 からファイバー・チャネル・ディスク hdisk1 への、 すでに定義済みのパスを構成するには、次のように入力します。
    mkpath -dev hdisk1 -pdev fscsi0
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    path available
  3. scsi0 と、SCSI ID 5 および LUN 0 における hdisk1 ディスク・デバイスとの間にあるパス定義を、 Customized Paths (カスタマイズ・パス) オブジェクト・クラスに単に追加するには、 次のように入力します。
    mkpath -def -dev hdisk1 -pdev scsi0 -conn 5,0
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    path defined

関連情報

lspath コマンド、および rmpath コマンド。


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