IVM mksyscfg コマンド

目的

管理対象システム上に論理区画を作成します。このコマンドは、Integrated Virtualization Manager 環境でのみ使用可能です。

構文

mksyscfg -r lpar { -f ConfigurationFile | -i ConfigurationData } [ -m ManagedSystem ]

説明

mksyscfg コマンドは、管理対象システム上に論理区画を作成します。

フラグ

-r ResourceType 作成するリソースのタイプ:
lpar - 論理区画リソース
-m ManagedSystem 管理対象システムの名前。管理するシステムは 1 つしかないので、この属性はオプショナルです。名前は、管理対象システムのユーザー定義名または tttt-mmm*ssssssss 形式を使用できます (ここで、tttt は、管理対象システムのマシン・タイプ、mmm はモデル、ssssssss はシリアル番号です)。
-f ConfigurationFile リソースを変更する必要がある構成データを含んでいるファイルの名前。構成データは、属性名/値の組からなり、コンマ区切り値 (CSV) 形式です。これらの属性名/値の組が、構成レコードを形成します。構成レコードの終了は、改行でマークします。ファイルは、変更するリソースごとに 1 つの構成レコードを含み、各構成レコードは同じリソース・タイプのものでなければなりません。リソース・タイプが管理対象システムまたは管理対象フレームの場合、ファイルには構成レコードが 1 つだけ入っていなければなりません。

構成レコードのフォーマットは、次のとおりです。

attribute-name=value,attribute-name=value,...<LF>

ある種の属性は、次のようなコンマ区切り値のリストを受け入れることに注意してください。

"attribute-name=value,value,...",...<LF>

値のリストを指定する場合、属性名/値の組を二重引用符で囲む必要があります。使用されているシェルによっては、ネストされた二重引用符の前にエスケープ文字を置く必要があります。

区画の必須属性

name
作成する区画の名前
lpar_env
aixlinux が唯一の有効な属性です。この属性は、AIX® または Linux® をサポートする RPA 区画タイプを作成します。
min_mem
この区画のメモリーの最小メガバイト数
desired_mem
この区画のメモリーの割り当てメガバイト数
max_mem
この区画のメモリーの最大メガバイト数

区画のオプショナル属性

profile_name
作成するプロファイルの名前。この属性は必須ではありませんが、指定する場合は、name 属性と同じでなければなりません。
注:
nameprofile_name の両方が必要で、同一でなければなりません。ハードウェア管理コンソールは区画ごとに複数のプロファイルをサポートするので、プロファイル名と区画名を指定する必要があります。
lpar_id
区画の固有の整数 ID。この属性を指定しないと、最下位の使用可能な区画が割り当てられます。
min_procs
この区画のプロセッサーの最小数。共用プロセッシング・モードでは、これは仮想プロセッサー数を表します。
desired_procs
この区画のプロセッサーの割り当て数。共用プロセッシング・モードでは、これは仮想プロセッサー数を表します。
max_procs
この区画のプロセッサーの最大数。共用プロセッシング・モードでは、これは仮想プロセッサー数を表します。
min_proc_units
この区画の処理装置の最小数
desired_proc_units
この区画の処理装置の割り当て数
max_proc_units
この区画の処理装置の最大数
proc_mode
有効な値は以下のとおりです。
ded- 専用プロセッサー・モード
shared- 共用プロセッサー・モード
sharing_mode
有効な値は以下のとおりです。
keep_idle_procs - 専用プロセッサー・モードで有効
share_idle_procs - 専用プロセッサー・モードで有効
cap- 上限付きモード。共用プロセッサー・モードで有効
uncap- 上限なしモード。共用プロセッサー・モードで有効
uncap_weight
上限なし共用モードでの処理優先順位の加重平均。値が小さいほど、重みが低くなります。有効な値: 0 - 255
boot_mode
区画の電源オン・モード。有効な値は以下のとおりです。
norm - 通常
dd - デフォルト・ブート・リストを使用した診断
ds - 保管済みブート・リストを使用した診断
of - オープン・ファームウェア OK プロンプト
sms - システム管理サービス
auto_start
有効な値は以下のとおりです。
0 - システムの電源オン時に自動的に開始しない
1 - システムの電源オン時に自動的に開始する
max_virtual_slots
注:
この値はシステムが決めます。
バーチャル I/O アダプター・スロットの最大数。
virtual_eth_adapters
仮想イーサネット・アダプターのコンマ区切りのリスト。各アダプターのフォーマットは、次のとおりです。
slot_number/is_ieee/port_vlan_id/additional_vlan_ids/is_trunk/is_required
5 個の「/」文字はすべて存在しなければなりませんが、オプショナルの値は省略できます。オプショナル値は、additional_vlan_ids および is_trunk です。

is_ieeeis_trunk、および is_required の有効な値は、次のとおりです。

0 - いいえ
1 - はい
例えば、4/0/2//0/0 は、仮想スロット番号 4、IEEE 802.1Q 非対応、ポート・バーチャル LAN ID が 2、追加のバーチャル LAN ID なし、幹線アダプターではない、必須ではない、仮想イーサネット・アダプターを指定します。
-i ConfigurationData このオプションを選択すると、ファイルを使用する代わりに、コマンド行で構成データを入力できます。コマンド行に入力するデータは、ファイル内のデータと同じフォーマットに従い、二重引用符で囲む必要があります。このオプションを使用する場合は、単一リソースのみを変更できます。-i オプションと -f オプションは相互に排他的です。

終了状況

このコマンドの正常終了時の戻りコードはゼロです。

セキュリティー

ViewOnly ロールを持つユーザーは、このコマンドを利用することはできません。

  1. 128 MB の容量で、lp3 という名前の区画を作成するには、次のように入力します。
    mksyscfg -r lpar -i "name=lp3,lpar_env=aixlinux,min_mem=128,desired_mem=128,max_mem=128"
  2. 128 MB の容量で、専用プロセッサーを備えた区画を作成するには、次のように入力します。
    mksyscfg -r lpar -i "name=lp4,lpar_env=aixlinux,min_mem=128,desired_mem=128,max_mem=128, \
    proc_mode=ded, sharing_mode=share_idle_procs,min_procs=1,desired_procs=1,max_procs=2"
  3. 128 MB の容量で、0.2 共用処理装置を備えた区画を作成するには、次のように入力します。
    mksyscfg -r lpar -i "name=lp2,lpar_env=aixlinux,min_mem=128,desired_mem=128,max_mem=128, \
    proc_mode=shared, sharing_mode=uncap,min_procs=1,desired_procs=1,max_procs=2, \ 
    min_proc_units=0.1,desired_proc_units=0.2, max_proc_units=2"
  4. 128 MB の容量で、0.2 共用処理装置を備え、VLAN 1 上に仮想イーサネット・アダプターを持つ区画を作成するには、次のように入力します。
    mksyscfg -r lpar -i "name=lp2,lpar_env=aixlinux,min_mem=128,desired_mem=128,max_mem=128, \
    proc_mode=shared, sharing_mode=uncap,min_procs=1,desired_procs=1,max_procs=2, \ 
    min_proc_units=0.1,desired_proc_units=0.2, max_proc_units=2,virtual_eth_adapters=4/0/1//0/0" 

関連情報

lssyscfg コマンド、mksyscfg コマンド、および rmsyscfg コマンド。


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