ノードをクラスターに追加する前に、
追加されるノードがクラスター内の他のすべてのノードと同じゾーンに入るようにスイッチ・ゾーニングが構成されていることを確認する必要があります。
ノードを取り替える場合で、スイッチが、スイッチ・ポートではなく、ワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) でゾーンに分けられている場合は、追加するノードが同じ
VSAN/ゾーンに含まれるようにスイッチを構成してください。
ノードをクラスターに追加する場合の特別手順
前に使用されたことがあるノードを追加する場合、
このクラスター内の別の入出力グループであるか、別のクラスター内にあるかにかかわらず、
以下の状態を考慮してからノードを追加してください。
ノードを、ワールドワイド・ノード名 (WWNN) を変更せずにクラスターに追加した場合、
ホストがノードを検出し、このノードを、元の場所にあった場合と同じように使用する可能性があります。
これが原因で、ホストが、間違った仮想ディスク (VDisk) にアクセスする場合があります。
- 保守アクションのためにノードをクラスターから削除する必要があったが、物理ノードを変更せずにすんだ後でそのノードを同じ入出力グループに戻す場合は、特別手順は必要なく、ノードをクラスターに戻すことができます。
- 保守状態では、通常、ノードは元のノード名を使用してクラスターに戻す必要があります。入出力グループのパートナー・ノードも削除したのでなければ、-name を指定しない場合は、元のノード名がデフォルト名として使用されます。
- ノードの障害またはアップグレードのためにクラスター内のノードを取り替える場合は、
元のノードの WWNN に一致するように新規ノードの WWNN を変更してから、
ノードをファイバー・チャネル・ネットワークに接続し、ノードをクラスターに追加する必要があります。
- クラスター内に新しい入出力グループを作成して新規ノードを追加する場合は、
特別な手順はありません。これは、このノードは前に追加されたことがなく、
したがって、前にその WWNN が存在していなかったからです。
- クラスター内に新しい入出力グループを作成し、新たにノードを追加する場合で、
このノードが前にあるクラスターに追加されていたことがある場合は、ホスト・システムは依然としてこのノードの WWPN を使用するように構成され、
ノードは依然としてファブリック内にゾーニングされます。
ノードの WWNN は変更することができないので、
ファブリック内のその他のコンポーネントが正しく構成されていることを確認する必要があります。
このノードを使用するように前に構成されていたホストがすべて正しく更新されていることを確認してください。
また、ファブリック・ゾーニングには、現在、このノードがどのゾーンにも組み込まれていないことを確認してください。
- 追加するノードが、ノードの修理またはアップグレードのために前に取り替えられたものである場合、
そのノードの WWNN を取り替えノード用に使用した可能性がありえます。
同じ WWNN を持つ 2 つのノードがファブリックに接続されないように、このノードの WWNN が必ず更新されているようにしてください。
また、追加するノードの WWNN が 00000 でないようにしてください。これが 00000 である場合は、サポート担当員に連絡してください。
注: マルチパス・デバイス・ドライバーを使用する際には、以下の情報を考慮してください。
- ホスト・システム上のアプリケーションが入出力操作を送る先のファイル・システムまたは論理ボリュームは、オペレーティング・システムによって仮想パス (vpath) にマップされています。vpath は、マルチパス・デバイス・ドライバーでサポートされている疑似ディスク・オブジェクトです。
マルチパス・デバイス・ドライバーは、vpath と SAN ボリューム・コントローラー仮想ディスク (VDisk) 間の関連を維持します。この関連では、VDisk に固有で、しかも再利用されない ID (UID) を使用します。
UID によって、マルチパス・デバイス・ドライバーは vpath を VDisk に直接関連付けることができます。
- マルチパス・デバイス・ドライバーは、ディスクおよび
ファイバー・チャネル・デバイス・ドライバーが含まれるプロトコル・スタック内で動作します。
これらのデバイス・ドライバーにより、ANSI FCS 標準によって定義されたとおり
ファイバー・チャネル全体で SCSI プロトコルを使用した SAN ボリューム・コントローラーとの通信が可能になります。これらの SCSI およびファイバー・チャネル・デバイス・ドライバーによって提供されるアドレッシング方式では、ファイバー・チャネル・ノードおよびポートに、SCSI 論理装置番号 (LUN) とワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) を組み合わせて使用します。
- エラーが発生すると、エラー・リカバリー手順 (ERP) は、
プロトコル・スタック内のさまざまな層で動作します。
これらの ERP が実行されると、場合によっては、以前に使用されたものと同じ WWNN および LUN 番号を使用して入出力が再駆動されることがあります。
- マルチパス・デバイス・ドライバーは、実行するすべての入出力操作
について、VDisk と vpath の関連付けをチェックするわけではありません。
SAN ボリューム・コントローラー・コンソール を使用したクラスターへのノードの追加
重要: - SAN にノードを再度追加する場合は、
必ずノードを除去したときと同じ入出力グループに追加します。
これが行われないと、データが破損する可能性があります。最初にノードをクラスターに追加したときに記録された情報を使用する必要があります。この情報にアクセスできない場合は、データを破壊せずにノードを元どおりにクラスターに追加するために、IBM® サポートに連絡してください。
- 保守状態では、通常、ノードは元のノード名を使用してクラスターに戻す必要があります。入出力グループのパートナー・ノードも削除したのでなければ、-name を指定しない場合は、元のノード名がデフォルト名として使用されます。
- 新規ノードのポートに提示される LUN は、現在クラスターに存在するノードに提示される LUN と同じでなければなりません。
新規ノードをクラスターに追加するには、LUN が同じであることを確認しておく必要があります。
- 各 LUN に対する LUN マスキングは、クラスター内のすべてのノードで同一でなければなりません。新規ノードをクラスターに追加するには、各 LUN に対する LUN マスキングが同一であることを確認しておく必要があります。
- 新しいノードのモデル・タイプは、現在クラスターにインストールされている SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアのレベルによってサポートされていなければなりません。
モデル・タイプが SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアのレベルによってサポートされていない場合は、新しいノードのモデル・タイプをサポートするソフトウェア・レベルにクラスターをアップグレードしてください。
サポートされている最新のソフトウェア・レベルについては、次の Web サイトを参照してください。
SAN ボリューム・コントローラー (2145) サポート Web サイト
入出力グループ内の各ノードは、以下の要件を満たす必要があります。
- 別々の無停電電源装置に接続される。
- 固有の名前を持っている。名前を指定しない場合は、クラスターが、
オブジェクトにデフォルト名を割り当てます。
注: 将来、オブジェクトの特定に役立つように、可能な場合は必ず意味のある名前をオブジェクトに指定する必要があります。
このタスクでは、SAN ボリューム・コントローラー・コンソールが既に起動しているものと想定しています。
クラスターにノードを追加するには、次の手順で行います。
- ポートフォリオのをクリックします。
「ノードの表示」パネルが表示されます。
- タスク・リストから「ノードの追加」を選択して、「実行」をクリックする。
「ノードをクラスターに追加」パネルが表示されます。
- 「使用可能な候補ノード」リストからクラスターに追加するノードを選択する。
- 「入出力グループ」リストから入出力グループを選択する。
- 「ノード名」フィールドで、ノードに割り当てる名前を入力する。
- 「OK」をクリックする。
- ノードを初めてクラスターに追加する場合、以下の情報を記録してください。
- ノードのシリアル番号
- すべての WWPN
- ノードが所属する入出力グループ
重要: この情報は、ノードを除去し、
クラスターに再度追加する必要がある場合に起こりうるデータ破壊を回避するために必要です。