addnode コマンドを使用して、新規 (候補) ノードを既存のクラスターに追加できます。
このコマンドは、クラスター作成後であればいつでも使用できます。
クラスターに新規ノードを追加している場合、その新規ノードのモデル・タイプ
が SAN ボリューム・コントローラーのソフトウェア・バージョンのクラスターでサポートされていることを確認する必要があります。モデル・タイプがクラスターのソフトウェアによってサポートされていない場合は、新しいノードのモデル・タイプをサポートするソフトウェア・バージョンにクラスターをアップグレードする必要があります。
構文

>>- svctask -- -- addnode -- ----------------------------------->
>--+- -panelname -- -- panel_name -+-- ------------------------->
'- -wwnodename -- -- wwnn_arg --'
>--+----------------------------+-- ---------------------------->
'- -name -- -- new_name_arg -'
>-- -iogrp -- --+- iogroup_name -+-----------------------------><
'- iogroup_id ---'
パラメーター
- -panelname panel_name
- (-wwnodename パラメーターを指定しない場合に必要)
クラスターに追加するノードを、表示パネルに表示される名前で指定します。このパラメーターは、-wwnodename パラメーターと一緒に使用することはできません。
- -wwnodename wwnn_arg
- (-panelname パラメーターを指定しない場合に必要)
クラスターに追加するノードを、ワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) で指定します。このパラメーターは、-panelname パラメーターと一緒に使用することはできません。
- -name new_name_arg
- (オプション) クラスターに追加するノードの名前を指定します。
- -iogrp iogroup_name | iogroup_id
- (必須) このノードの追加先の入出力グループを指定します。
説明
このコマンドは、新規ノードをクラスターに追加します。
svcinfo
lsnodecandidate を入力すると、候補ノード (まだクラスターに割り当てられていないノード) のリストが表示されます。
クラスターにノードを追加する前に、次のいずれかの条件が真かどうかを確認する必要があります。
以下の条件が存在する場合、ここに記載した手順に従わないと、クラスターによって管理されるすべてのデータが破損する可能性があります。
- クラスター内の障害ノードに置き換えるために新しいノードを使用しますか?
- クラスターに追加するノードは、別のクラスター内のノードとして使用されていた物理ノード・ハードウェアを使用しますか? またどちらのクラスターも同じホストによって認識されますか?
上記の条件のいずれかが真の場合、以下の処置を取る必要があります。
- ノードを以前と同じ入出力グループに追加します。
コマンド行インターフェースのコマンド svcinfo lsnode または SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを使用して、クラスター・ノードの WWNN を判別できます。
- ノードをクラスターに追加して戻す前に、クラスターを使用するすべてのホストをシャットダウンします。
- ホストを再起動する前に、ノードをクラスターに追加して戻します。
入出力グループ情報を入手できない場合、またはクラスターを使用するすべてのホストをシャットダウンして再起動するのが不便な場合は、次のようにできます。
- クラスターにノードを追加する前に、クラスターに接続されているすべてのホスト上で、ファイバー・チャネル・アダプター・デバイス・ドライバー、ディスク・デバイス・ドライバー、およびマルチパス・ドライバーを構成解除する。
- クラスターにノードを追加してから、ファイバー・チャネル・アダプター・デバイス・ドライバー、ディスク・デバイス・ドライバー、およびマルチパス・ドライバーを再構成する。
新しいノードをクラスターに追加する場合は、以下の処置を取ってください。
- 新しいノードのモデル・タイプが、クラスターの SAN ボリューム・コントローラーのソフトウェア・バージョンによってサポートされていることを確認します。
モデル・タイプがクラスターのソフトウェアによってサポートされていない場合は、新しいノードのモデル・タイプをサポートするソフトウェア・バージョンにクラスターをアップグレードする必要があります。
- ノードのシリアル番号、WWNN、すべての WWPNs、およびノードの追加先の入出力グループを記録します。この情報は、後で使用することが必要になる場合があります。この情報を使用できるようにしておくと、ノードをクラスターから除去して再追加することが必要になった場合に、データ破損を防止できます。
クラスターにノードを追加する際の、その他の考慮事項
svctask addnode コマンドまたはクラスター GUI を使用してクラスターにノードを追加するときは、そのノードがそのクラスターのメンバーだったことがあるかどうか確認する必要があります。メンバーだった場合は、次の 2 つの手順のいずれかを実行します。
- ノードを以前と同じ入出力グループに追加します。クラスター内のノードの WWNN は、svcinfo
lsnode コマンドを使用して判別できます。
- クラスター内のノードの WWNN を判別できない場合、データを破壊せずにノードをクラスターに追加するには、サポート・チームに依頼してください。
ノードをクラスターに追加すると、追加中という状態が表示されます。
ノードをクラスターに追加する場合、特にノードのソフトウェア・バージョンが変更された場合は、長いときで 30 分かかることもあります。
重要: ノードが 30 分を超えても追加中状態のままの場合は、サポート担当者に連絡して、この問題を解決してください。
オプションで、新規ノードに名前を割り当てることができます。
以降で使用するノードのコマンドで、ノード ID の代わりにこの名前を使用することができます。
ラベルを割り当てると、以降、このラベルがノード名として表示されます。
ラベルを割り当てない場合のデフォルト・ラベルは nodeX です (X はノード ID)。
呼び出し例
svctask addnode -wwnodename 5005076801e08b -iogrp io_grp0
結果出力
Node, id [6], successfully added