クラスター構成のバックアップ

SAN ボリューム・コントローラー・コンソール の 「クラスター構成のバックアップ」パネルを使用して、クラスター構成設定値のバックアップを作成します。

概要

クラスター構成データをバックアップするには、 以下の前提条件が満たされている必要があります。
  • バックアップ・コマンドの実行中は、クラスター構成を変更する独立した操作は実行できません。
  • オブジェクト名の最初の文字が下線「_」であってはなりません。
注:
  1. オブジェクトの ID が現在のクラスター構成データ・ファイル内の記録と異なる場合、 コントローラーのデフォルト・オブジェクト名、入出力グループ、および 管理対象ディスク (MDisk) は正しく復元されません。
  2. デフォルト名の他のオブジェクトは、 復元処理の間にすべて名前変更されます。 新しい名前は name_r のフォーマットで表示されます。ここで name はクラスター内のオブジェクトの名前です。

バックアップ機能は、仮想ディスク (VDisk)、ローカル・メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー (Global Mirror)情報、MDisk グループ、およびノードなどのクラスター構成に関する情報をバックアップするように設計されています。VDisk に書き込んだ他のデータは、 すべてバックアップされません。 VDisk をストレージとしてクラスター上で使用するすべてのアプリケーションは、 そのアプリケーション・データを 該当するバックアップ方式を使用してバックアップする必要があります。

データ損失を避けるには、 クラスター構成データおよびアプリケーション・データを定期的にバックアップする必要があります。 重大な障害が発生してクラスターが失われると、 クラスター構成とアプリケーションの両方のデータが失われます。 クラスターを障害発生前の状態に正確に復元してから、 アプリケーション・データをリカバリーする必要があります。

バックアップ機能は、 バックアップ処理とクラスター構成に関する情報を提供する 3 つのファイルを作成します。 SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを使用して バックアップを行う場合、これらのファイルが、IBM® System Storage® Productivity Center またはマスター・コンソール¥console¥ClusterConfiguration.bak¥cluster に作成されます。この場合、 cluster はクラスター構成データのバックアップ元のクラスター名です。

次の表で、 バックアップ処理によって作成される 3 つのファイルを説明します。
表 1. バックアップ処理中に作成されるファイル. バックアップ処理によって作成される 3 つのファイルについて説明します。
ファイル名 説明
svc.config.backup.xml クラスター構成データが含まれます。
svc.config.backup.log 報告された可能性があるすべてのエラー情報を含む、 バックアップに関する詳細が含まれます。

ディレクトリー内に svc.config.backup.xml ファイルが 既に存在している場合は、svc.config.backup.bak に名前変更されます。 ファイルの名前変更後、新しい svc.config.backup.xml が書き込まれます。

アクション

以下の操作が可能です。

バックアップ
クラスター構成をバックアップするには、このボタンをクリックします。
キャンセル
クラスター構成のバックアップを取らずにこのパネルを終了する場合は、このボタンをクリックします。
ライブラリー | サポート | ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2003, 2010. All Rights Reserved.