構成ノードに障害が起こると、クラスター IP アドレスは新しい構成ノードに転送されます。
障害のある構成ノードから新しい構成ノードへのクラスター IP アドレスの転送は、クラスター・サービスを使用して管理します。
クラスター・サービスによって、以下の変更が行われます。
イーサネット・リンクの障害
SAN ボリューム・コントローラー・クラスターへのイーサネット・リンクが、
ケーブルの切断、あるいはイーサネット・ルーターの障害など、
SAN ボリューム・コントローラーとは無関係のイベントによって障害を起こした場合は、SAN ボリューム・コントローラーは、
クラスターへの IP アクセスを復元するために構成ノードのフェイルオーバーを試みません。
SAN ボリューム・コントローラーには、2 つの
イーサネット・ポート用のオプションがあり、
それぞれのポートには、このタイプの障害に対して保護できるように独自の管理 IP アドレスがあります。
1 つの IP アドレスを使用して接続できない場合は、代替 IP アドレスを使用してクラスターへのアクセスを試行してください。
注: イーサネット接続を介してクラスターにアクセスするためにホストで使用する IP アドレスは、クラスター IP アドレスとは別のものです。
イベント通知のルーティングに関する考慮事項
SAN ボリューム・コントローラーは、クラスターからアウトバウンド接続する以下のプロトコルをサポートしています。
- E メール
- Simple Network Mail Protocol (SNMP)
- Syslog
- Network Time Protocol (NTP)
イベント通知を受け取るために、クラスター上でこれらのプロトコルの 1 つ以上を構成することができます。アウトバウンド接続するときに、
SAN ボリューム・コントローラーは、次のようなルーティング決定方式を使用します。
- 宛先 IP アドレスがクラスター IP アドレスのいずれかと同じサブネットにある場合、SAN ボリューム・コントローラーは即時にパケットを送信します。
- 宛先 IP アドレスがクラスター IP アドレスのいずれとも同じサブネットにない場合、SAN ボリューム・コントローラーは、イーサネット・ポート 1 のデフォルト・ゲートウェイにパケットを送信します。
- 宛先 IP アドレスがクラスター IP アドレスのいずれとも同じサブネットになく、イーサネット・ポート 1 がイーサネット・ネットワークに接続されていない場合、SAN ボリューム・コントローラーは、イーサネット・ポート 2 のデフォルト・ゲートウェイにパケットを送信します。
イベント通知用にこれらのプロトコルを構成する場合、このルーティング決定方式を使用して、ネットワーク障害の発生時にエラー・イベント通知が正しく機能するようにしてください。