クラスター操作とクォーラム・ディスク

ノードは入出力グループと呼ばれる対の形で配置され、1 つから 4 つまでの入出力 (I/O) グループで 1 つのクラスターが構成されます。 クラスターが機能するためには、各入出力グループで少なくとも 1 つのノードが作動可能でなければなりません。 1 つの入出力グループのノードが両方とも作動可能でない場合、 その入出力グループによって管理されている仮想ディスク (VDisk) へのアクセスは失われます。

注: それぞれの入出力グループで 1 つのノードが利用可能であれば、クラスターは、データへアクセス不能になることなく稼働し続けることができます。

クォーラム・ディスクは、SAN ファブリックに問題があるとき、またはクラスター内に半分の数のノードを残したままノードがシャットダウンしたときに使用されます。 このタイプの問題は、クラスター内に残ったノードとそうでないノード間のコミュニケーションを失う原因となります。 ノードはグループに分割され、各グループ内のノードは相互にコミュニケーションできますが、それ以前はクラスターの一部であった他のグループのノードとはコミュニケーションできません。

この状態では、一部のノードは作動を停止し、データ・アクセスを維持使用とするデータ保全性の保持のためのホストからの入出力要求の処理も停止します。 あるグループのノードの数がクラスター内でアクティブであったノード数の半分より少ない場合、そのグループのノードは作動およびホストからの入出力要求処理を停止します。

クラスターにとって、クラスター内の元のノード数の半分の数が各グループに収容される 2 つのグループに分割する可能性があります。 クォーラム・ディスクは、どちらのノードのグループが作動および入出力要求処理を停止するか決定します。 このタイ・ブレーク状態では、クォーラム・ディスクに最初にアクセスしたノードのグループがクォーラム・ディスクの所有権をマークし、その結果、すべての入出力要求処理を行うクラスターとして作動を続行します。 他のノード・グループがクォーラム・ディスクにアクセスできない場合、あるいは別のノード・グループにより所有されていることを検出した場合、そのグループはクラスターとしての作動を停止し入出力要求を処理しません。

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