クラスター状態はすべての構成データと内部データを保持します。
クラスター状態の情報は、不揮発性メモリーに保持されます。メインラインの電源に障害が起こった場合は、無停電電源装置により、クラスターの状態の情報を各ノード内部ディスク・ドライブに保管できるだけの十分な時間、内部電源が維持されます。 電源障害が発生した場合は、メモリー内に保持されている書き込みキャッシュ・データおよび構成情報は、ノードの内部ディスク・ドライブに保管されます。 パートナー・ノードがオンラインのままの場合は、そのノードはキャッシュをフラッシュし、書き込みキャッシュを使用不可にしてオペレーションの続行を試みます。
図 1 は、4 つのノードが入っているクラスターの例を示しています。グレー・ボックス内に表示されたクラスター状態は、実際には存在しません。 代わりに、クラスター内の各ノードは、クラスター状態の同一のコピーを保持しています。 構成または内部クラスター・データに対して変更が行われると、同じ変更がすべてのノードに対して適用されます。
クラスターには、構成ノードとして選ばれたノードが 1 つだけあります。 構成ノードは、クラスター状態の更新を制御するノードであると見なすことができます。 例えば、ユーザー要求が行われ (1)、その結果、構成に変更が行われます。 構成ノードはクラスターへの更新を制御します (2)。 次に、構成ノードは変更をすべてのノード (ノード 1 を含む) に転送し、 それらのすべてのノードで、同一時点で状態変更を行います (3)。状態を基にして実行されるこのクラスタリング・モデルを使用すると、クラスター内のすべてのノードはいつでも正確なクラスター状態を知ることができます。構成ノードに障害が起こると、クラスターは新しいノードを選択してその役割をテークオーバーすることができます。