ローカル・クラスター上のアプリケーションのパフォーマンスは、ストレージ・システムに FlashCopy®、VDisk ミラーリング、および省スペース VDisk を使用することにより、影響を受ける場合があります。
FlashCopy、VDisk ミラーリング、および省スペース VDisk 機能はすべて、クラスターのパフォーマンスにマイナスの影響を与える場合があります。 この影響は、入出力のタイプによって異なり、表 1 からの加重係数を使用して見積もられます。
| (VDisk への) 入出力のタイプ |
入出力加重に 対する影響 |
FlashCopy の加重 | VDisk ミラー リングの加重 |
省スペースの 加重 |
|---|---|---|---|---|
| なしまたは最小 | ほとんど影響なし | 0 | 0 | 0 |
| 読み取り専用 | ほとんど影響なし | 0 | 0 | 0.25 * Sv |
| 順次読み取り/書き込み | 最大 2 倍の入出力 | 2 * F | C−V | 0.25 * Sc |
| ランダム読み取り/書き込み | 最大 15 倍の入出力 | 14 * F | C−V | 0.25 * Sc |
| ランダム書き込み | 最大 50 倍の入出力 | 49 * F | C−V | 0.25 * Sc |
注:
Key:
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入出力速度 = (入出力容量) / ( V + FlashCopy の加重係数 + VDisk ミラーリングの加重係数 + 省スペースの加重係数)例えば、入出力容量 5250、FlashCopy 加重 28、 ミラーリング加重 5、および省スペース加重 0.25 とする 20 個の VDisk があるとします。 VDisk 当たりの入出力速度は 5250 / (20 + 28 + 5 + 2.5) = 94.6 です。この見積もりは、VDisk 当たりの平均入出力速度です。例えば、VDisk の半分が 200 IOP で実行でき、残りの半分が 20 IOP で実行できます。しかし、平均負荷が 94.6 であるので、これによりシステムは過負荷になりません。
この例で VDisk への平均入出力速度が 94.6 を超える場合、システムは過負荷になります。おおよそのガイドラインとして、高い入出力速度は 200、中間入出力速度は 80、低い入出力速度は 10 です。
VDisk ミラーリングでは、1 つの VDisk が、異なる MDisk グループ内に複数のコピーを持つことができます。このような VDisk の入出力速度は、その MDisk グループのそれぞれから計算された最小入出力速度です。
システム・ストレージが過負荷になる場合、一部の VDisk を、使用可能な容量を持つ MDisk グループにマイグレーションすることができます。