ストレージ・システムの構成のガイドライン

パフォーマンスを最大化し、入出力問題の可能性を回避するには、 ストレージ・システムに関するガイドラインおよび手順に従う必要があります。

一般ガイドライン

ストレージ・システムを構成する場合は、 以下の一般ガイドラインに従う必要があります。
  • ストレージ・システム・レベルでアレイを複数の論理ディスクに分割しない。可能であれば、アレイの全容量から単一の論理ディスクを作成してください。
  • 必要とされる冗長度によって、5 と 8 の間のプラス・パリティー・コンポーネントを使用して、RAID-5 アレイを 作成します。 すなわち、5 + P、6 + P、7 + P、または 8 + P です。
  • 同じ管理対象ディスク (MDisk) グループ内で、パフォーマンスの違いが大きい MDisk を混合しないでください。 MDisk グループ全体のパフォーマンスは、最も低速の MDisk によって制限されます。ディスク・コントローラーによっては、維持できる入出力帯域幅が ほかよりはるかに高いことがあるため、ローエンドの ストレージ・システムを備えた MDisk と、 ハイエンドのストレージ・システムを備えた MDisk は混合しないでください。以下の要因を考慮する必要があります。
    • ストレージ・システムが MDisk を実装するために使用している基礎の RAID タイプ。
    • RAID アレイの物理ディスクの数および物理ディスク・タイプ。 例えば、10K/15K rpm、FC/SATA。
  • 可能な場合は、ほぼ同じサイズの MDisk を MDisk グループに入れてください。これにより、グループ内で MDisk のバランスを取るのが簡単になります。MDisk グループ内の MDisk のサイズが大きく異なる場合は、サイズが大きい MDisk を MDisk リストに複数回組み込むことによって、各 MDisk に割り振られるスペースの比率をバランス調整することができます。これは、新規 VDisk の作成時に指定されます。例えば、MDisk 0、1、 および 2 として識別される 400 MB ディスクが 2 つと 800 MB ディスク が 1 つある場合は、0:1:2:2 の MDisk ID を持つストライプ VDisk を作成できます。 これで、800 MB ドライブのエクステントの数は 2 倍になりますが、このドライブのサイズは他の MDisk の 2 倍なのでこの数に対応できます。
  • VDisk をイメージ・モードのままにしないようにしてください。イメージ・モードは、既存のデータをクラスターにインポートする場合にのみ使用してください。仮想化の利点が最大限に得られるように、このデータは可能な限り速やかにグループ内の他の MDisk 全体にマイグレーションします。
  • ストレージをセットアップする前に FlashCopy® 機能の要件に従ってください。 MDisk グループ全体で、次にストレージ・システム間で FlashCopy VDisk の広がりのバランスを取ります。ソース VDisk に書き込むアプリケーションの入出力特性も、全体的な入出力スループットに対する FlashCopy 操作の効果に影響します。
  • ストレージ・システムが正しく構成されるように、適切な計算を実行する。
  • MDisk に関連付けられているコントローラーの allowquorum パラメーターが no に設定されている場合、 その MDisk に対する setquorum コマンドは失敗します。いずれかのコントローラーで allowquorum パラメーターを yes に設定する場合は、事前に、コントローラー構成要件について次の Web サイトを調べてください。

    http://www.ibm.com/storage/support/2145

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