SAN ボリューム・コントローラーの
フロント・パネルを使用してクラスターを作成したら、SAN ボリューム・コントローラー・コンソールから
「SAN ボリューム・コントローラー・クラスターの追加」機能を使用して、
IBM® System Storage® Productivity Center (SSPC) またはマスター・コンソールにクラスターを識別させることができます。
このタスクについて
以下のステップを実行して、クラスターを作成します。
手順
- IBM System
Storage Productivity Center (SSPC) またはマスター・コンソールで を
選択して SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを開始する。
IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラーの
「ようこそ」パネルが表示されます。
- 今回、初めて SAN ボリューム・コントローラー・コンソールにアクセスする場合は、ステップ 3 に進む。それ以外の場合は、ステップ 4 に進みます。
- 「ようこそ」パネルで、「SAN ボリューム・コントローラー・クラスターの追加」をクリックする。
「クラスターの追加」パネルが表示されます。ステップ 6 に進み、先に進みます。
- ポートフォリオの「クラスター」を選択する。「クラスターの表示」パネルが表示されます。
- タスク・リストから、「クラスターの追加」を選択して、「実行」をクリックする。
- 「クラスターの追加」パネルが表示されます。クラスターの IP アドレスを入力します。このアドレスは、フロント・パネルで入力したのと同じ IP アドレスにする必要があります。 SAN ボリューム・コントローラー・コンソール は、IPv4 アドレス・フォーマット
および IPv6 アドレス・フォーマットの両方をサポートします。IPv4 の場合、SAN ボリューム・コントローラー・コンソールは、これらのアドレスの標準形式をサポートします。IPv4 アドレスの例は 208.77.188.166 です。IPv6 アドレスの場合、以下の形式がサポートされます。
- 「クラスターの作成 (初期化)」チェック・ボックスを選択して、新規クラスターを作成する。 クラスターが既に使用中であるときに、
この SAN ボリューム・コントローラー・コンソールのインストールのために、
管理対象クラスターのリストにこのクラスターを追加する場合は、「クラスターの作成 (初期化)」チェック・ボックスを選択しないでください。
「OK」をクリックする。
ブラウザーのタイプとバージョンによっては、セキュリティー・アラートが表示される場合があります。
ブラウザーのセキュリティー・パネルに表示されている指示を実行してください。
- 「ipaddress に接続中 (Connecting to ipaddress)」パネルが表示されます。ここで、ipaddress は、接続しようとする先のシステムの IP アドレスです。クラスター・ユーザー名の superuser、
およびフロント・パネルからクラスターを作成したときに生成されたパスワードを入力する。
- 「OK」をクリックする。
- 「クラスターの作成」ウィザードの「ようこそ」パネルで、「続行」をクリックする。
「クラスター設定値の入力」パネルが表示されます。
- 「クラスター設定値の入力」パネルを完了する。
- クラスターの名前を入力します。 有効なクラスター名は、1 から 15 文字の ASCII 文字です。a から z、A から Z、0 から 9、-、または _ 文字を使用できます。
クラスター名の先頭は、数字またはダッシュ (-) 文字にすることはできません。
ストレージ・エリア・ネットワーク (リモート側で接続されているクラスターも含む) にある他のクラスター名とは異なる名前を選択する必要があります。
クラスター名は、iSCSI を使用してホストを SAN ボリューム・コントローラーに接続するときに使用される可能性がある、iSCSI 修飾名 (IQN) の一部を形成します。
したがって、クラスター名は、
どのような iSCSI ホストを構成する場合でも、その前に最終的に決めておく必要があります。
- すべてのクラスター保守機能にアクセスする場合に使用したいクラスター・スーパーユーザー・パスワードを入力する。 このパスワードは、
ノードのフロント・パネルに最初に入力された一時的なクラスター・スーパーユーザー・パスワードとは別のものでなければなりません。
一時的なクラスター・スーパーユーザー・パスワードは、
クラスターを作成し、そのクラスターに最初にサインオンするときに使用されるパスワードです。
パスワードは、以下の要件を満たしている必要があります。
- パスワードは 6 から 64 文字の印刷可能 ASCII 文字で構成される。
- パスワードでは大文字小文字の区別がある。
- 先頭または最後の文字にブランク文字を使用することはできない。
重要: このパスワードは、作成された後のクラスターにアクセスするときに必要になるので記録しておきます。
- フロント・パネルからクラスター・スーパーユーザー・パスワードをリセットできるようにするには、
「フロント・パネルからクラスター・スーパーユーザー・パスワードをリセットできるようにする」チェック・ボックス
のデフォルト設定を受け入れる。 このオプションを使用すると、パスワードを忘れたときに、フロント・パネルからクラスター・スーパーユーザー・パスワードを再設定することができます。クラスター・ハードウェアの十分な物理的セキュリティーを確保する必要があります。
クラスター・ハードウェア用の十分な物理的セキュリティーがない場合は、このオプションを選択解除します。
- サービス・パスワードを入力する。 サービス・パスワードは、日常的なクラスターのサービス・アクティビティーに使用されるパスワードです。
サービス・パスワードを使用すると、サービス利用者は、スーパーユーザー用に定義された、
使用可能な保守機能の、制限されたサブセットにアクセスできます。
これは、さまざまなユーザーに、
それぞれ異なったレベルの保守アクセスを与える場合に便利な機能です。
サービス・パスワードを再入力してパスワードを確認します。
パスワードは、以下の要件を満たしている必要があります。
- パスワードは最大 15 文字の英数字である。
- パスワードでは大文字小文字の区別がある。
- 有効な文字は大文字 (A から Z)、小文字 (a から z)、数字 (0 から 9)、
ダッシュ (-)、および下線 (_) である。
- 先頭の文字をダッシュ (-) にすることはできない。
重要: このパスワードは、
クラスター・スーパーユーザー ID とパスワードを使用して
クラスターにアクセスできない場合に必要となるため、記録しておきます。
- クラスターの保守用 IP アドレスを入力する。 システムは、個々のノードが保守モードになっている場合にサービス IP アドレスを使用します。
保守モード IP アドレスは、固定 IP アドレスまたは動的ホスト構成プロトコル (DHCP) IP アドレスのどちらかです。
固定 IP アドレスを使用する場合、基本クラスター構成内で IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを混用することはできません。
したがって、既にフロント・パネルに構成されているクラスター IP アドレスが IPv6 アドレスである場合、サービス IP アドレスも IPv6 アドレスでなければなりません。IPv4 についても同様です。
DHCP を使用する場合、IP アドレスは、ノードが保守モードに入ると、動的に割り振られます。DHCP では、
複数のノードを同時に保守モードにすることができます。
保守モード IP アドレスは、DHCP 割り当てアドレスも含め、ノードが保守モードになると、フロント・パネルに表示されます。
- ファブリック速度を選択する。 クラスターにファブリック速度を自動的にネゴシエーションするノードが含まれている場合、この設定はそれらのノードには無効です。
ノード・モデル SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 は、自動的にファブリック速度をネゴシエーションせず、1 Gbps または 2 Gbps のみで動作します。したがって、これらのノード・モデルのファブリック速度は 1 Gbps または 2 Gbps に設定できます。ご使用のクラスターに、ファブリック速度を自動的にネゴシエーションするノードが含まれている場合は、ファイバー・チャネルが 4 Gbps で動作する場合であっても、この値を 2 Gbps に設定してください。
- このパネルを完了したら、「新規クラスターの作成」をクリックする。
数秒後に、クラスターが作成され、一連の状況表示パネルが表示されます。
これらの各パネルで「続行」をクリックします。
「ライセンス設定」パネルが表示されます。
- 「続行」をクリックしてウィザードを完了する。
クラスターが正常に作成されたことを示すメッセージが表示されます。ウィンドウの右隅にある「X」をクリックして、
ウィザードを閉じる。クラスターが正常に接続され、構成されました。クラスターが「クラスターの表示」パネルにリストされるはずです。
タスクの結果
クラスターが正常に接続され、構成されました。クラスターが「クラスターの表示」パネルにリストされるはずです。
注: 新しいクラスターを見るためには、「クラスターの表示」パネルで「最新表示」をクリックしなければならないこともあります。
クラスターが正常に作成されていることを確認したら、
クラスターにサインオンし、以下の作業を実行して、クラスター環境のセットアップを続行できます。
- 追加ノードをクラスターに追加する
- ユーザー認証と許可を構成する
- コール・ホーム・オプションをセットアップする
- イベント通知とインベントリー・レポートをセットアップする
- コマンド行インターフェースのユーザーのためのセキュア・シェル (SSH) 鍵を構成する
- 管理対象ディスク (MDisk) グループを作成する
- MDisk を MDisk グループに追加する
- 仮想ディスク (VDisk) を識別して作成する
- ホスト・オブジェクトを作成してマップする
- FlashCopy® マッピング、メトロ・ミラー関係、またはグローバル・ミラー関係を識別して構成する
- クラスター構成をバックアップする