mkmdiskgrp コマンドは、新規の管理対象ディスク・グループを作成します。
構文

>>- svctask -- -- mkmdiskgrp -- --+-------------------------+--->
'- -name -- new_name_arg -'
>-- --+---------------------------------+-- -------------------->
'- -mdisk --+- mdisk_id_list ---+-'
'- mdisk_name_list -'
>-- -ext -- extent_size ---------------------------------------->
>--+--------------------------------------------------+--------->
'- -warning --disk_size |--disk_size_percentage--%-'
>--+-------------------+---------------------------------------><
'- -unit --+- b --+-'
+- kb -+
+- mb -+
+- gb -+
+- tb -+
'- pb -'
パラメーター
- -name new_name_arg
- (オプション) 新規グループに割り当てる名前を指定します。
- -mdisk mdisk_id_list | mdisk_name_list
- :(オプション) グループに追加する管理対象ディスクの ID または名前をコロンで区切って表したリストを指定します。-mdisk パラメーターを指定しなければ、空の MDisk グループを作成することができます。
- -ext extent_size
- (必須) このグループのエクステントのサイズを MB 単位で指定します。extent_size パラメーターは、次のいずれかの値にする必要があります。16、32、64、128、256、512、1024、または 2048 (MB)。
- -warning disk_size | disk_size_percentage%
- (オプション) MDisk グループ内の使用済みディスク容量が、指定されたしきい値を初めて超えた時に、警告が出されます。-unit パラメーターを指定しない場合は、disk_size に、デフォルトでメガバイト (MB) を示す整数を指定するか、MDisk グループ・サイズのパーセンテージを示す disk_size% を指定することができます。警告を無効にするには、0 または 0% を指定します。デフォルト値は 0 です。
- -unit b | kb | mb | gb | tb | pb
- (オプション) -warning パラメーターのデータ単位を指定します。
説明
mkmdiskgrp コマンドは、新規の管理対象ディスク・グループを作成し、グループ名 (指定された場合) を割り当てます。コマンドが正常に実行されると、新規グループの ID が戻されます。
管理対象ディスク・グループは、管理対象ディスクの集合です。
それぞれのグループは、エクステントと呼ばれるチャンクに分割されます。これらのエクステントは、仮想ディスクの作成に使用されます。
オプションで、このグループに追加する管理対象ディスクのリストを指定することができます。
これらの管理対象ディスクは、別のグループに属することはできず、非管理対象モードでなくてはなりません。
適切な候補のリストを入手するには、svcinfo lsmdiskcandidate コマンドを使用します。
このグループのメンバーである管理対象ディスクは、それぞれエクステントに分割されます。
これらのディスクで使用可能なストレージは、このグループ内で使用可能なエクステントのプールに追加されます。
このグループから仮想ディスクを作成する場合は、仮想ディスクが最初に作成されたときに使用されたポリシーに従って、プール内のフリー・エクステントが使用されます。
後でこのグループに追加されたすべての管理対象ディスクは、グループに割り当てられたサイズと同じサイズのエクステントに分割されます。
エクステント・サイズを選択するとき、このグループ内の仮想化するストレージの量も考慮してください。
システムは、仮想ディスクと管理対象ディスクの間のエクステントのマッピングを維持します。
クラスターは、有限数のエクステント (4 194 304) のみを管理できます。1 つのクラスターが仮想化できるエクステント数は、次のとおりです。
- 64 TB – すべての管理対象ディスク・グループのエクステント・サイズが 16 MB の場合。
- 2 PB – すべての管理対象ディスク・グループのエクステント・サイズが 512 MB の場合。
重要: MDisk グループのエクステント・サイズにより、VDisk サイズも制限されることがあります。
MDisk グループの作成時には、使用したい最大 VDisk サイズも考慮してください。SAN ボリューム・コントローラー MDisk グループ情報には、エクステント・サイズごとに最大 VDisk 容量が示されます。
注: イメージ・モードの VDisk は MDisk 自体より小さい場合があるため、イメージ・モードの VDisk を作成すると、MDisk グループの容量 (MDisk の容量ではなく) は、イメージ・モードの VDisk のサイズの分だけ増加します。
エクステントがイメージ・モードの VDisk もしくは MDisk からグループ内の別の場所にマイグレーションされる場合、VDisk はストライプされた VDisk になります (イメージ・モードではなくなります)。
この時点で、使用可能な容量が増加する場合があります。これは、MDisk 上の余分の容量 (例えば、イメージ・モード VDisk の一部ではなかった容量など) が使用可能になるためです。
注: 新しいソリッド・ステート・ドライブ (SSD)を使用して MDisk グループを作成すると、SSD>は自動的にフォーマット設定され、512 バイトのブロック・サイズに設定されます。
呼び出し例
svctask mkmdiskgrp -mdisk mdisk13 -ext 512
結果出力
MDisk Group, id [1], successfully created
呼び出し例
svctask mkmdiskgrp -mdisk mdisk0:mdisk1:mdisk2:mdisk3 -ext 32
結果出力
MDisk Group, id [0], successfully created