mkrcrelationship コマンドは、同じクラスター内 (クラスター内関係) または 2 つの異なるクラスター内 (クラスター間関係) の仮想ディスク (VDisk) との新規のメトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー関係を作成します。
>>- svctask -- -- mkrcrelationship -- --------------------------> >-- -master --+- master_vdisk_id ---+-- ------------------------> '- master_vdisk_name -' >-- -aux --+- aux_vdisk_id ---+-- ------------------------------> '- aux_vdisk_name -' >-- -cluster --+- cluster_id ---+-- ----------------------------> '- cluster_name -' >--+------------------------+-- --------------------------------> '- -name -- new_name_id -' >--+-----------------------------------------+-- ---------------> '- -consistgrp --+- consist_group_id ---+-' '- consist_group_name -' >--+---------+-- --+-----------+------------------------------->< '- -sync -' '- -global -'
このコマンドは、新規のメトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー関係を作成します。メトロ・ミラー関係は、2 つの仮想ディスク (VDisk) 間の関係 (マスター VDisk と補助 VDisk) を定義します。この関係は、削除されるまで継続します。 補助仮想ディスクはマスター仮想ディスクと同じサイズでなければなりません。そうでないと、コマンドは失敗します。両方の VDisk が同じクラスターにある場合、両方とも同じ入出力グループに属している必要があります。 マスター仮想ディスクと補助仮想ディスクが、既存の関係をもつことはできません。 いずれのディスクも、FlashCopy® マッピングのターゲットにすることはできません。このコマンドは新しい関係の ID も返します。
オプションで関係に名前を付けることができます。 名前は、両方のクラスターで固有の関係名でなくてはなりません。
オプションで、関係を整合性グループに割り当てることができます。整合性グループは、多数の関係を管理して、関係が切断された場合にグループ内のすべての関係のデータを整合した状態に保てるようにします。 これが重要になるのは、例えば、データベース・アプリケーションでデータ・ファイルとログ・ファイルが別々の VDisk に保管されており、その結果、別々の関係によって管理されているような場合です。 災害が発生した場合、1 次サイトと 2 次サイトが切断された状態になることがあります。 VDisk に関連付けられた関係が整合性グループに属していなければ、切断が発生した際に、関係が 1 次サイトから 2 次サイトへのデータのコピーを停止した場合、この 2 つの分離した 2 次 VDisk への更新が整合した方法で停止する保証はありません。
データベースを正常に運用するためには、ログ・ファイルの更新とデータベース・データの更新が、整合した秩序立った方法で行われることが重要です。 この例では、2 次サイトのログ・ファイル VDisk とデータ VDisk が整合した状態であることが非常に重要です。 これは、これらの VDisk に関連付けられた関係を整合性グループに入れることによって達成できます。 メトロ・ミラーとグローバル・ミラーのどちらの処理も、2 次 サイトの両方の VDisk に対する更新を確実に停止し、1 次サイトで行われた更新に基づいた整合性のあるイメージが残されます。
整合性グループを指定する場合、グループと関係の両方が同じマスター・クラスターと同じ補助クラスターを使用して作成されていなくてはなりません。 関係は、別の整合性グループの一部であってはなりません。 整合性グループが空 の場合、整合性グループに追加された最初の関係のタイプを取得します。 したがって、ユーザーがそれ以後に整合性グループに追加する関係は、同じタイプであることが必要です。
整合性グループが空でない 場合、整合性グループと関係は同じ状態でなければなりません。 整合性グループが空 の場合、その整合性グループに追加された最初の関係の状態と同じ状態になります。 状態にコピー方向が割り当てられている場合、整合性グループと関係の方向は、その方向に一致する必要があります。
整合性グループを指定しない場合、独立型の関係が作成されます。
-sync パラメーターを指定した場合、関係が作成された時点でマスター仮想ディスクと補助仮想ディスクに同一のデータが含まれます。svctask mkrcrelationship コマンドを発行する前に、マスター仮想ディスクに一致する補助仮想ディスクが作成されていること、およびどちらの仮想ディスクにもデータの移動が行われていないことを確認する必要があります。
-global パラメーターを指定した場合、グローバル・ミラー関係が作成されます。指定しない場合、代わりにメトロ・ミラー関係が作成されます。
呼び出し例
svctask mkrcrelationship -master vdisk1 -aux vdisk2 -name rccopy1 -cluster 0000020063432AFD
結果出力
RC Relationship, id [28], successfully created