ストレージ・システムの除去

ストレージ・システムは置き換えまたは廃止できます。

始める前に

この作業は、SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを既に起動済みであることを前提としています。

このタスクについて

この手順の間に、新規装置の追加、ストレージ・システムのデータのマイグレーション、および古い MDisk の除去を行います。

この手順を行う代わりに、この MDisk グループ内のストレージを使用するすべての仮想ディスク (VDisk) を、別の MDisk グループにマイグレーションすることもできます。 これにより、VDisk を単一グループまたは新しいグループに統合できます。 ただし、一度にマイグレーションできる VDisk は 1 つだけです。以下に概説する手順では、1 つのコマンドですべてのデータがマイグレーションされます。

この手順は、 グループ内の 1 つの MDisk を除去または取り替える場合にも使用できます。 MDisk が、アレイの劣化のように部分的に障害を起こしていて、 ディスクからデータを読み取ることは依然できても、それに書き込めない場合は、 その MDisk のみを取り替えるだけで済みます。 ステップ 1 およびステップ 3 で、MDisk のリストではなく、単一 MDisk の追加または除去方法を詳細に説明します。

以下のステップを実行して、ストレージ・システムを除去します。

手順

  1. 以下のステップを実行して、 新しい MDisk を MDisk グループに追加します。
    1. 「管理対象ディスクの作業」 > 「管理対象ディスク」とクリックします。「管理対象ディスク・グループの表示」パネルが表示されます。
    2. 新規 MDisk の追加を行う MDisk グループを選択し、 タスク・リストから「MDisk の追加」を選択します。 「実行」をクリックする。 「管理対象ディスク・グループへの管理対象ディスクの追加」パネルが表示されます。
    3. 新規 MDisk を選択して、「OK」をクリックします。 これで MDisk グループには、新旧両方の MDisk が入っているはずです。
  2. ステップ 3 に進む前に、 新規 MDisk の容量が、古い MDisk の容量と同じか、 それを上回っていることを確認します。
  3. MDisk グループからの古い MDisk の削除を実施して、古い MDisk の すべてのデータを新規 MDisk にマイグレーションします。
    1. 「管理対象ディスクの作業」 > 「管理対象ディスク」とクリックします。「管理対象ディスク・グループの表示」パネルが表示されます。
    2. 新規 MDisk の追加を行う MDisk グループを選択し、 タスク・リストから「MDisk の除去」を選択します。 「実行」をクリックする。 「管理対象ディスク・グループからの管理対象ディスク削除」パネルが 表示されます。
    3. 古い MDisk を選択して、「OK」をクリックします。 マイグレーション・プロセスが始まります。
      注: この処理に要する時間は、MDisk の数とサイズ、および MDisk を使用する VDisk の数とサイズによって異なります。
  4. コマンド行インターフェース (CLI) から以下のコマンドを発行して、 マイグレーション・プロセスの進行を調べます。 svcinfo lsmigrate
  5. マイグレーション作業がすべて完了し、例えば、ステップ 4 のコマンドで出力が戻されないときは、MDisk が非管理であるか検証してください。
  6. ストレージ・システムにアクセスし、LUN を SAN ボリューム・コントローラー・ポートからマップ解除する。
    注: LUN 上のデータを保存する必要がなくなった場合は、LUN を削除できます。
  7. 以下のステップを実行して、クラスターにファイバー・チャネル・ネットワークを再スキャンさせます。
    1. 「管理対象ディスクの作業」 > 「管理対象ディスク」とクリックします。
    2. タスク・リストから「MDisk のディスカバー」を選択して、「実行」をクリックします。 「管理対象ディスクのディスカバー」パネルが表示されます。 この再スキャンで、クラスターから除去された MDisk を発見し、使用可能なコントローラー装置ポート間の MDisk アクセスのバランスを取り直します。
  8. 廃止するストレージ・システムの MDisk がないか調べる。
  9. ストレージ・システムを SAN から除去し、SAN ボリューム・コントローラー・ポートがストレージ・システムにアクセスできなくなるようにする。
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