CLI を使用した中断を伴うソフトウェア・アップグレードの実行

コマンド行インターフェース (CLI) を使用して、中断を伴うソフトウェア・アップグレードを実行できます。

このタスクについて

SAN ボリューム・コントローラーは、 ソフトウェアの並行アップグレードのみをサポートします。 ソフトウェア・アップグレードがクラスター内のすべてのノード間で整合されているようにするため、ノードはファイバー・チャネル SAN 経由で相互に通信できなければなりません。 しかし、これが不可能な場合は、中断を伴うソフトウェア・アップグレードを実行できます。

以下のステップを実行して、中断を伴うソフトウェア・アップグレード・プロセスを完了します。

手順

  1. すべてのホスト・アプリケーションを停止し、SAN ボリューム・コントローラーが管理しているストレージを使用しているファイル・システムをアンマウントする。 ホストをシャットダウンする場合は、ホストのシャットダウン時にこれが起こります。 ホストをシャットダウンしない場合は、ホスト・アプリケーションを手動で停止して、ホストごとにファイル・システムをアンマウントする必要があります。 このステップにより、確実に、ホストは入出力操作を停止し、ファイル・システム・キャッシュ内のデータはフラッシュされます。
  2. svctask stopcluster CLI コマンドを発行して、クラスターをシャットダウンする。 この CLI コマンドにより、入出力をバックエンド・コントローラーに送出して SAN ボリューム・コントローラーを停止し、SAN ボリューム・コントローラー・ノード・キャッシュからデータをフラッシュします。
  3. SAN ボリューム・コントローラー・ノードが 1 つのゾーンに入るようにスイッチを再ゾーニングする。 このゾーンにホスト HBA またはバックエンド・コントローラーが含まれていないことを確認します (ステップ 6 で古いスイッチ構成が復元できるように保持します)。 このステップにより、目的の SAN ボリューム・コントローラーが SAN の残りの部分から分離されます。
  4. すべての SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源を入れ、それらのノードがクラスターを再構築するのを待つ。
    注: SAN ボリューム・コントローラーはバックエンド・ストレージから分離されているため、バックエンド・ストレージが使用できないことを示すエラーがログに記録されます。
  5. 並行ソフトウェア・アップグレードと同じ方法でソフトウェア・アップグレードを実行する。
  6. 元のスイッチ構成を復元する。
  7. ステップ 4 で生成された、バックエンド・ストレージが使用不可であることを示すエラー・ログを消去する。 これですべてのバックエンド・ストレージがオンラインになり、SAN ボリューム・コントローラー・ノードからアクセス可能になったことを確認する。
  8. ファイル・システムを再マウントし、ホスト・アプリケーションを開始する。
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