ダンプ・リスト・コマンドは、該当するディレクトリー内のダンプのリストを返します。
監査ログは、SSH セッションまたは SAN ボリューム・コントローラー・コンソールから発行されたアクション・コマンドを追跡します。 現在の構成ノードまたは指定ノード上の /dumps/audit ディレクトリーに存在する監査ログ・ファイルをリストするには、svcinfo lsauditlogdumps コマンドを発行してください。 監査された最新のコマンドを、指定した数だけリストするには、svctask catauditlog コマンドを発行してください。監査ログの内容を現在の構成ノード上のファイルにダンプするには、svctask dumpauditlog コマンドを発行してください。このコマンドは、監査ログの内容の消去も行います。
/dumps/cimom ディレクトリーに入っているダンプは、SAN ボリューム・コントローラー・クラスター上で稼働する CIMOM (Common Information Model Object Manager) によって作成されます。 これらのファイルは、CIMOM の通常操作時に作成されます。/dumps/cimom ディレクトリー内のすべてのファイルをリストするには、svcinfo lscimomdumps コマンドを発行します。
/dumps/elogs ディレクトリーに入っているダンプは、ダンプが実行された時点のエラー・ログおよびイベント・ログの内容のダンプです。エラーまたはイベント・ログ・ダンプは、svctask dumperrlog コマンドによって作成されます。 エラー・ログまたはイベント・ログの内容は、/dumps/elogs ディレクトリーにダンプされます。 ファイル名接頭部を指定しなかった場合は、デフォルトの errlog_ が使用されます。完全なデフォルト・ファイル名は、errlog_NNNNNN_YYMMDD_HHMMSS です。ここで、NNNNNN はノードのフロント・パネル名です。 -prefix パラメーターを指定してコマンドを実行した場合は、指定した接頭部値が errlog の代わりに使用されます。/dumps/elogs ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo lserrlogdumps コマンドを発行してください。
/dumps/feature ディレクトリーに入っているダンプは、フィーチャー設定ログのダンプです。フィーチャー設定ログ・ダンプは、svctask dumpinternallog コマンドによって作成されます。 フィーチャー設定ログの内容は、/dumps/feature ディレクトリー内の feature.txt というファイルにダンプされます。このファイルは 1 つしかないので、svctask dumpinternallog コマンドを実行するたびに、このファイルが上書きされます。 /dumps/feature ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo lsfeaturedumps コマンドを発行してください。
/dumps/iostats ディレクトリーに入っているダンプは、クラスター上のディスクのノード別入出力統計のダンプです。入出力統計ダンプは、svctask startstats コマンドによって作成されます。 このコマンドの一部として、統計データをファイルに書き込む時間間隔を指定できます。デフォルトは 15 分です。 この時間間隔ごとに、収集された入出力統計データが /dumps/iostats ディレクトリーのファイルに書き込まれます。 入出力統計ダンプの保管に使用されるファイル名は、Nm_stats_NNNNNN_YYMMDD_HHMMSS、Nv_stats_NNNNNN_YYMMDD_HHMMSS、および Nn_stats_NNNNNN_YYMMDD_HHMMSSです。ここで、NNNNNN は、 MDisk、VDisk、またはノード用のノード・フロント・パネル名です。 /dumps/iostats ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo lsiostatsdumps コマンドを発行してください。
/dumps/iotrace ディレクトリーに入っているダンプは、入出力トレース・データのダンプです。トレースされるデータのタイプは、svctask settrace コマンドによって指定されたオプションによります。 入出力トレース・データの収集は、svctask starttrace コマンドの使用によって開始されます。入出力トレース・データ収集は、svctask stoptrace コマンドが使用されるときに停止します。 データがファイルに書き込まれるのは、トレースが停止したときです。 ファイル名は prefix_NNNNNN_YYMMDD_HHMMSS です。ここで、prefix は svctask settrace コマンドの -filename パラメーター用に入力した値、NNNNNN はノード・フロント・パネル名です。 /dumps/iotrace ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo lsiotracedumps コマンドを発行してください。
/dumps/mdisk ディレクトリーに入っているダンプは、ソリッド・ステート・ドライブ (SSD) MDisk 内部ログのコピーです。 これらのダンプは、svctask triggermdiskdump コマンドを使用して作成されています。 ファイル名は _NNNNNN_MMMM_YYMMDD_HHMMSS です。ここで、NNNNNN は MDisk が入っているノードのフロント・パネル名、MMMM は MDisk の 10 進 ID です。 /dumps/mdisk ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo lsmdiskdumps コマンドを発行してください。
/dumps ディレクトリーに入っているダンプは、アプリケーション異常終了の結果として生成されたものです。この種のダンプは /dumps ディレクトリーに書き込まれます。 デフォルトのファイル名は dump.NNNNNN.YYMMDD.HHMMSS です。ここで、NNNNNN はノード・フロント・パネル名です。 ダンプ・ファイル以外に、いくつかのトレース・ファイルがこのディレクトリーに書き込まれる場合があります。それらのファイルの名前は NNNNNN.trc です。
/dumps ディレクトリー内のすべてのダンプをリストするには、svcinfo ls2145dumps コマンドを発行します。
ダンプ・リスト・コマンドの最後のオプション は、svcinfo lssoftwaredumps コマンドです。 このコマンドは /home/admin/upgrade ディレクトリーの内容をリストします。このディレクトリーにはソフトウェア・アップグレードの際にファイルがコピーされます。
ダンプ・リスト・コマンドは、すべてノード ID を入力として受け付け ます。 この ID が指定されていない場合は、現在の構成ノード上にあるファイルのリストが表示されます。 ノード ID が指定されている場合は、その指定されたノード上にあるファイルのリストが表示されます。
ファイルは (セキュア・コピーを使用して) 現在の構成ノードからのみコピーできます。svctask cpdumps コマンドを発行すると、非構成ノードから現在の構成ノードへファイルをコピーできます。