並行保守とは、コントローラーに対して入出力操作を実行するのと同時にそのコントローラーで保守を実行できることをいいます。
重要: EMC 技術員が、すべての保守手順を実行する必要があります。
EMC CLARiiON FC シリーズおよび SAN ボリューム・コントローラー・クラスターを使用すると、以下のコンポーネントを並行して取り替えることができます。
- ディスク・ドライブ
- コントローラー・ファン (ファンは 2 分以内に取り替える
必要があります。そうでない場合コントローラーはシャットダウンされます。)
- ディスク・エンクロージャー・ファン (ファンは 2 分以内に取り替える
必要があります。そうでない場合コントローラーはシャットダウンされます。)
- コントローラー (サービス・プロセッサー: まずキャッシュを使用不可にする必要があります)
- ファイバー・チャネル・バイパス・カード (LCC)
- 電源機構 (ファンを最初に取り外す必要があります。)
- 無停電電源装置バッテリー (SPS)
EMC CLARiiON FC 装置の場合は、コードをアップグレードする間、
入出力を静止する必要があります。
したがって、SAN ボリューム・コントローラー・クラスターは、FC コントローラー・コードの並行アップグレードをサポートしません。
EMC CLARiiON CX シリーズおよび SAN ボリューム・コントローラー・クラスターを使用すると、以下のコンポーネントを並行して取り替えることができます。
- ディスク・ドライブ
- コントローラー (サービス・プロセッサーまたはドロワー・コントローラー)
- 電源/冷却モジュール (モジュールは 2 分以内に取り替える必要があります。
そうでない場合コントローラーはシャットダウンされます。)
- 無停電電源装置バッテリー (SPS)
SAN ボリューム・コントローラー・クラスターおよび EMC CLARiiON CX 装置は、CX コントローラーの
並行コード・アップグレードをサポートします。
注: - いずれの場合も、並行アップグレードの EMC CLARiiON 手順に従う必要があります。
- CX シリーズには、Data In Place Upgrade という機能も備わっています。この機能を使用すれば、データ損失が生じたり、マイグレーションが必要になったりすることなく、別のモデルへのアップグレードが可能です (例えば、 CX200 から CX600 に)。
これは並行操作ではありません。