FlashCopy マッピングの作成 – プロパティーの設定

「FlashCopy® マッピングの作成」ウィザードの「プロパティーの設定」パネルを使用して、 FlashCopy マッピングのプロパティーを設定します。プロパティーを指定するか、あるいはフィールドをブランクのままにして、システムが自動的に値を設定するようにします。

フィールド

FlashCopy マッピング名
FlashCopy マッピングの名前を入力します。名前を指定しない場合、 システムは自動的に fcmap<number> 形式で名前を割り当てます。 ここで、<number> は、現在のマッピングの名前と番号に基づいて順次に増加します。
整合性グループ名
新規のマッピングを含める整合性グループを選択します。整合性グループは、同時に開始できるマッピングのグループです。 整合性グループを使用することにより、複数の仮想ディスクを同時にコピーすることができます。 複数の仮想ディスクを同時にコピーすると、複数のディスクの整合コピーが作成されます。 整合性グループが選択されていないと、値は設定されません。 整合性グループが空のときは自動的に削除されるように指定した場合は、 名前の後ろに (autodelete) が付いた整合性グループが表示されます。 自動削除が指定されていない整合性グループは、 名前の後ろに (non autodelete) が付いて表示されます。
コピー速度 (NOCOPY)
コピー速度を選択します。1 が最低の率で、100 が最高の率です。 コピーを使用不可にする場合は NOCOPY を選択します。 デフォルト値は 50 (秒当たり 2 MB) です。

次の表は、コピーおよびクリーニング速度の値と、1 秒当たりに分割されて試行されるグレーン数との関係を示しています。 グレーンは、単一のビットによって表されるデータの単位です。

表 1. rate、データ速度、および 1 秒当たりのグレーン数の値の関係
ユーザー指定の rate 属性値 コピーされるデータ/秒 256 KB グレーン/秒 64 KB グレーン/秒
1 から 10 128 KB 0.5 2
11 から 20 256 KB 1 4
21 から 30 512 KB 2 8
31 から 40 1 MB 4 16
41 から 50 2 MB 8 32
51 から 60 4 MB 16 64
61 から 70 8 MB 32 128
71 から 80 16 MB 64 256
81 から 90 32 MB 128 512
91 から 100 64 MB 256 1024

秒当たりコピーされるデータおよび秒当たりグレーンの数値は、SAN ボリューム・コントローラーが達成しようと試行する標準を表します。SAN ボリューム・コントローラーは、フォアグラウンド入出力の要件を考慮した後、ノードから管理対象ディスクを構成する物理ディスクまでに使用可能な帯域幅が十分でない場合、これらの標準を達成できません。このような状況が生ずると、バックグラウンド・コピー入出力はホストからの入出力と対等にリソースを争います。帯域幅が制限されていなかった場合、この状況では、どちらの入出力でも待ち時間が増大し、結果的にスループットが減少する傾向にあります。

クリーニング速度 (NOCLEAN は最低速度)
クリーニング速度を選択します。NOCLEAN が最低の率で、100 が最高の率です。デフォルト値は 50 です。

このクリーニング速度を使用するとは、 マッピングが停止中状態にある時間を最小化します。 詳しくは、表 1を参照してください。

タイプ
FlashCopy マッピングのタイプ (「標準」または「差分」) を選択します。 値を指定しない場合、デフォルト値の「標準」が使用されます。標準マッピングは、VDisk 全体を含みます。差分マッピングは、最後の FlashCopy 処理以降に変更されたソースまたはターゲット VDisk の部分のみをコピーします。この結果、独立 FlashCopy イメージの再作成に要する時間が短縮されます。
注: 指定したソースおよびターゲット VDisk が既存のマッピングのそれぞれターゲットおよびソース VDisk の場合、作成中のマッピングと既存のマッピングはパートナーになります。 1 つのマッピングが差分として作成されると、そのパートナーは自動的に差分になります。 マッピングは 1 つのパートナーのみを持つことができます。
グレーン・サイズ
グレーン・サイズには 64 KB か 256 KB のいずれかを選択します。 値を指定しないと、デフォルト値の 256 が使用されます。
FlashCopy ビットマップには、各グレーンごとに 1 ビットが含まれます。ビットは、関連付けられたグレーンをソースからターゲットにコピーすることによって、グレーンが分割されているかどうかを記録します。
注: FlashCopy マッピングでスペース使用効率のよい VDisk を使用したい場合は、 パフォーマンス上の理由により、グレーン・サイズを一致させる必要があります。
バックグラウンド・コピーの完了時にマッピングを自動的に削除
バックグラウンド・コピーの完了後に FlashCopy マッピングを自動的に削除するには、このチェック・ボックスにチェック・マークを付けます。

アクション

以下のアクションが選択可能です。

戻る
直前のパネルに戻るには、このボタンをクリックします。
次へ
このパネルを完了したら、このボタンをクリックします。
キャンセル
FlashCopy マッピングを作成せずにこのウィザードを終了する場合は、 このボタンをクリックします。
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