SAN ボリューム・コントローラーで使用するための Fujitsu ETERNUS の構成

SAN ボリューム・コントローラーで Fujitsu ETERNUS を使用するには、そのために必要な設定を必ず使用してください。 データ・アクセス上の問題を避けるために、正しい設定を使用することが重要です。

Fujitsu ETERNUS システムを構成するには、以下の手順に従ってください。
  1. SAN ボリューム・コントローラー・ホスト応答パターンを構成する。
  2. ホストの World Wide Name (WWN) を登録し、ホスト応答パターンに関連付ける。
  3. SAN ボリューム・コントローラー・ボリュームのアフィニティー・グループをセットアップするか、LUN マッピングをセットアップする。
  4. ストレージを作成するか、SAN ボリューム・コントローラーに再割り当てする。

それ以外のすべての設定および手順については、SAN ボリューム・コントローラーをホストと見なす必要があります。 Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。

CA パラメーター

次の表に、必要なポート設定をリストします。 オプションによっては、特定のモデルでのみ使用できるものがあります。詳細については、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。
オプション Fujitsu ETERNUS の
デフォルト設定
SAN ボリューム・コントローラーの必須設定
Connection Topology/FC Connection Settings FC-AL 接続 ファブリック接続
Service Class クラス 3 クラス 3
FC Transfer Rate Auto Setting 任意
Reset Scope/Scope of LUR Actions T_L T_L
注: このオプションが正しく設定されていない場合、データ破壊が起こることがあります。
Release Reservation upon Chip Reset Enable/valid Enable/valid
HP-UX Connection Setting Disable Disable
Frame Size Setting 2048 任意
Affinity/Addressing Mode オフ 任意

ホスト応答パターン

SAN ボリューム・コントローラーでは、新しいホスト応答パターンの作成が必要です。 ホスト・アフィニティー/ホスト・テーブル設定値モードを使用する場合は、このホスト応答パターンを各 WWN に関連付ける必要があります。 ホスト・アフィニティー/ホスト・テーブル設定値モードを使用しない場合は、このホスト応答パターンをターゲット・ポートに関連付ける必要があります。

次の表に、必要な設定値をリストします。 オプションによっては、特定のモデルでのみ使用できるものがあります。詳細については、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。
オプション Fujitsu ETERNUS の
デフォルト設定
SAN ボリューム・コントローラーの必須設定
Command timeout interval Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 デフォルト
Response status in overload Unit Attention Unit Attention
Byte 0 of Inquiry response/Response to inquiry commands デフォルト デフォルト
Inquiry Standard Data NACA Function Disable Disable
Inquiry Standard Data Version Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 デフォルト
Inquiry Command Page 83/Inquiry VPD ID Type Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 タイプ 01
Reservation Conflict Response to Test Unit Ready Commands Disable/Normal Response Enable/Conflict Response
Target Port Group Access Support Disable Enable
Host Specific Mode Normal Mode Normal Mode
Response Sense at Firmware Hot Switching Enable Enable
Change LUN mapping No Report Report
LUN Capacity Expansion No Report Report
Aymmetric / Symmetric Logical Unit Access Active/Active Active/Active
Pattern of Sense Code Conversion No Conversion No Conversion
注:
  1. E4000 レンジまたは E8000 レンジで、「Inquiry VPD ID Type」オプションをタイプ 3 に設定すると、MDisk はオフラインになります。
  2. E3000 レンジで「Target Port Group Access Support」オプションを使用不可に設定すると、エラー・ログに 1370 エラーが表示されます。

ホスト WWN

SAN ボリューム・コントローラーがファブリック上でゾーニングされて Fujitsu ETERNUS を認識するようになった後、lscontroller CLI コマンドを発行するとシステムがコントローラーのリストに最初に表示されない場合があります。これは正常で、予期された動作です。

Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照して、すべての SAN ボリューム・コントローラー WWPN をホスト WWN として追加してください。以下の制約事項が適用されます。
  • SAN ボリューム・コントローラー WWN はホスト応答パターンに関連付ける必要があります。 ホスト応答パターンは登録より前に定義する必要があります。 正しくないホスト応答パターンまたはデフォルトのホスト応答パターンを使用する場合、データにアクセスできなくなることがあります。
  • すべての SAN ボリューム・コントローラー WWN を同じファブリック上のすべての Fujitsu ETERNUS ポートで登録する必要があります。 WWN が登録されていない場合、データにアクセスできなくなることがあります。

アフィニティー・グループ/ゾーン

SAN が正しく構成されていない場合は、アフィニティー・グループ/ゾーン・モードを使用して SAN ボリューム・コントローラー LU を保護します。 アフィニティー・グループ・モードは CA 構成でセットアップします。 アフィニティー・グループ/ゾーン・モードの使い方の詳細については、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。以下の制約事項が適用されます。
  • SAN ボリューム・コントローラーは、それぞれ正確に 1 つのアフィニティー・グループ/ゾーンを持つ必要があります。
  • SAN ボリューム・コントローラーのアフィニティー・グループ/ゾーンはすべての SAN ボリューム・コントローラー WWN に関連付ける必要があります。

LUN マッピング

LUN マッピング・モード (一部のモデルではゾーン設定と呼ばれる) は、以下の制限付きで使用できます。
  • SAN ゾーニングは、このターゲット・ポートへの SAN ボリューム・コントローラー・アクセスのみを許可するものでなければなりません。
  • ホスト応答パターンは、必要な SAN ボリューム・コントローラー 設定値を使用して CA 構成で設定する必要があります。
注: LUN マッピング・モードを使用する場合、ホスト・アフィニティー・モードは使用できません。 ホスト・アフィニティー・モードはオフに設定されます。

SAN ボリューム・コントローラー へのストレージの割り当て

SAN ボリューム・コントローラーにストレージを割り当てる前に、 SAN ボリューム・コントローラー と Fujitsu ETERNUS のすべての制約事項をよく理解しておいてください。 詳しくは、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。

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