MAP 5900: ハードウェア・ブート

MAP 5900: ハードウェア・ブートはノードがブート・シーケンスを開始するのを妨げる問題を解決するのに役立ちます。

始める前に

これらの保守分析手順 (MAP) に慣れていない場合は、まず 保守分析手順の使用 をお読みください。

この MAP はすべての SAN ボリューム・コントローラー・モデルに適用されます。 この手順を開始する前に、使用するモデルを認識している必要があります。 使用するモデルを判断するには、ノードの前面でモデル・タイプを示すラベルを見つけてください。

以下のいずれかの理由で、ここに送られてきた可能性があります。
  • ハードウェア・ブートの表示 (図 1 を参照) が連続的に表示される。
    図 1. ハードウェア・ブートの表示
    この図は、フロント・パネルに「ハードウェア・ブート」エラーが表示される様子を示します
  • ノード・レスキュー要求の表示 (図 2 を参照) が連続的に表示される。
    図 2. ノード・レスキュー要求の表示
    この図は、フロント・パネルに「ノード・レスキュー」エラーが表示される様子を示します
  • ブートの進行がハングし、ブート 100 がフロント・パネルに表示される。
  • 別の MAP によってここに送られた。

このタスクについて

以下の手順を実行してノードがブート・シーケンスを開始できるようにします。

手順

  1. これは、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 または SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 ですか?
    いいえ
    ステップ 2 に進みます。
    はい
    ステップ 3 に進みます。
  2. (ステップ 1 から)
    オペレーター情報パネル でエラー LED が点灯または明滅していますか?
    いいえ
    ステップ 3 に進みます。
    はい
    この問題を解決するには、MAP 5800: ライト・パスに進みます。
  3. (ステップ 1 および 2 から)
    SAN ボリューム・コントローラー・ノードを取り付けたばかりか、またはノード内の現場交換可能ユニット (FRU) を交換したばかりであれば、以下を実行します。
    1. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードの場合は、2145 UPS-1U からノードへ正しい電源ケーブル・アセンブリーを必ず取り付けます。 正しい電源ケーブル・アセンブリーのケーブルは、レッド・テープで結合されています。
    2. その他の SAN ボリューム・コントローラー・モデルの場合、またはエラー LED がまだ点灯または明滅している場合は、ノードの電源をオフにします。MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフ を参照してください。
    3. エラー LED がまだ点灯または明滅している場合は、ノードの電源をオフにします。MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフ を参照してください。
    4. ノードに接続されているすべてのケーブルを識別し、ラベルを付けて、同じポートに再取り付けできるようにします。 ノードをラックから取り外し、平坦で静電気保護された面に置きます。IBM® System Storage® SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のラックからの SAN ボリューム・コントローラーの取り外しを参照してください。
    5. 上部カバーを取り外します。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの取り外しを参照してください。
    6. FRU の交換が完了したら、FRU が正しく取り付けられていること、FRU へすべて確実に接続されていることを確認します。
    7. すべてのメモリー・モジュールが正しく取り付けられていてラッチが完全に閉じられていることを確認します。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のメモリー・モジュール (DIMM) の取り替えを参照してください。
    8. ファイバー・チャネル・アダプター・カードが正しく取り付けられていることを確認します。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーの取り替えを参照してください。
    9. ディスク・ドライブおよびそのコネクターが正しく取り付けられていることを確認します。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のディスク・ドライブの再取り付けを参照してください。
    10. サービス・コントローラーが正しく取り付けられていることを確認します。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のサービス・コントローラーの再取り付けを参照してください。
    11. これが SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 でない場合は、オペレーター情報パネル・ケーブルがシステム・ボード上に正しく取り付けられていることを確認します。
    12. オペレーター情報パネル・ケーブルがシステム・ボード上に正しく取り付けられていることを確認します。
    13. 上部カバーを再取り付けしますIBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの再取り付けを参照してください。
    14. ノードをラックに取り付けます。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のSAN ボリューム・コントローラーのラックへの再取り付けを参照してください。
    15. ノードの電源をオンにします。
    ブート操作でまだハングしますか?
    いいえ
    MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。
    はい
    ステップ 4 に進みます。
  4. (ステップ 3 から)
    システム BIOS が何かエラーをレポートしていないかどうかをチェックします。BIOS 出力を表示するには、ディスプレイまたはキーボードを接続する必要があります。お客様が適切なディスプレイとキーボードを提供する必要があります。これが SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 の場合、ディスプレイとキーボードを接続するには特別なケーブルが必要です。このケーブルがない場合は、次のステップに進みます。
    1. データがミラーリングされ、同期が行われたことを確認したら、ノードをオフにします。MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフを参照してください。
    2. キーボード  1  とディスプレイ  2  を接続します。図 3 は、キーボード・ポートとモニター・ポートの位置を示しています。図 4 は、2145-CF8 のキーボード・ポートとモニター・ポートの位置を示しています。
      図 3. SAN ボリューム・コントローラー モデル 2145-8A42145-8G4 2145-4F2および 2145-8F4 または 2145-8F2 のキーボードおよびモニター・ポートSAN ボリューム・コントローラーのキーボードとディスプレイの接続
      図 4. SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 のキーボードおよびモニター・ポートSAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 のキーボードとディスプレイの接続
    3. ノードの電源をオンにします。
    4. ディスプレイの表示内容を見ます。
      • POST シーケンスでエラーが表示された場合、または BIOS Configuration/Setup Utility プログラムで始動中にエラーが表示された場合、そのエラーを解決する必要があります。
      • 特定のハードウェア品目に伴うエラーが表示される場合は、ノードを電源オフし、そのノードをラックから取り外します。表示された品目が正しく取り付けられているかどうかを確認し、そのノードを交換してから、ノードを再始動します。このエラーが依然としてレポートされる場合は、その表示された品目を交換します。
      • 構成エラーがレポートされる場合は、Configuration/Setup Utility プログラム・オプションを実行して、BIOS をそのデフォルト設定 (工場出荷時設定) にリセットします。
    5. ノードの電源をオフにし、キーボードとディスプレイを取り外します。
    6. ノードの電源をオンにします。
    ブート操作でまだハングしますか?
    いいえ
    MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。
    はい
    ステップ 5 に進みます。
  5. (ステップ 4 から)
    1. データがミラーリングされ、同期が行われたことを確認したら、ノードをオフにします。MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフを参照してください。
    2. ノードに接続されているすべてのケーブルを識別し、ラベルを付けて、同じポートに再取り付けできるようにします。 ノードをラックから取り外し、平坦で静電気保護された面に置きます。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のラックからの SAN ボリューム・コントローラーの取り外しを参照してください。
    3. 上部カバーを取り外します。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの取り外しを参照してください。
    4. メモリー・モジュールの一部を取り外します。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 を使用している場合は、スロット 2、5、7、および 8 のメモリー・モジュールを取り外します
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 を使用している場合は、スロット 2 から 4 のメモリー・モジュールを取り外します
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 を使用している場合は、スロット 2、およびスロット 4 から 8 のメモリー・モジュールを取り外します
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4 または SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 を使用している場合は、スロット 3 から 8 のメモリー・モジュールを取り外します
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 を使用している場合は、Bank 1 で全メモリー・モジュールを取り外します
    5. 取り付けられているファイバー・チャネル・カードをすべて取り外します。
    6. ディスク・ドライブを取り外します。
    7. 上部カバーを再取り付けしますIBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの再取り付けを参照してください。
    8. ノードをラックに取り付けます。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のSAN ボリューム・コントローラーのラックへの再取り付けを参照してください。
    9. ノードの電源をオンにします。
    ブート操作でまだブート表示を出してハングするか、フロント・パネルに「ブート 100」が表示されますか?
    注: FRU が取り外されると、ブートは別の障害コードでハングします。
    いいえ
    障害のある FRU が特定されるまで、1 つずつ FRU を交換します。
    はい
    ステップ 6 に進みます。
  6. (ステップ 5 から)
    1. データがミラーリングされ、同期が行われたことを確認したら、ノードをオフにします。 詳しくは、MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフを参照してください。
    2. ノードに接続されているすべてのケーブルを識別し、ラベルを付けて、同じポートに再取り付けできるようにします。 ノードをラックから取り外し、平坦で静電気保護された面に置きます。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のラックからの SAN ボリューム・コントローラーの取り外しを参照してください。
    3. 上部カバーを取り外します。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの取り外しを参照してください。
    4. ファイバー・チャネル・カードとディスク・ドライブを交換します。
    5. メモリー・モジュールを元の位置に戻します。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 を使用している場合は、スロット 2、5、7、および 8 のメモリー・モジュールを元の位置に戻します。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 を使用している場合は、スロット 2 から 4 から取り外されたメモリー・モジュールのいずれかを使って、スロット 1 にメモリー・モジュールを再度取り付けます。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 を使用している場合は、スロット 2 およびスロット 4 - 8 から取り外されたメモリー・モジュールのいずれか 2 つを使って、スロット 1 と 3 にメモリー・モジュールを再度取り付けます。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4 または SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 を使用している場合は、スロット 3 - 8 から取り外されたメモリー・モジュールのいずれか 2 つを使って、スロット 1 と 2 にメモリー・モジュールを再度取り付けます。
      • SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 を使用している場合は、Bank 1 に全メモリー・モジュールを再度取り付け、Bank 2 にある全メモリー・モジュールを取り外します
    6. 上部カバーを再取り付けします。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」の上部カバーの再取り付けを参照してください。
    7. ノードをラックに取り付けます。IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ハードウェア・メンテナンス・ガイド」のSAN ボリューム・コントローラーのラックへの再取り付けを参照してください。
    8. ノードの電源をオンにします。
    ブート操作でまだブート表示を出してハングするか、フロント・パネルに「ブート 100」が表示されますか?
    いいえ
    障害のあるメモリー・モジュールを新規 FRU と交換し、MAP 5700: 修復検査を続行して、修復を検証します。
    はい
    以下の順序で、部品を交換します。
    • SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 の場合:
      1. サービス・コントローラー
      2. システム・ボード
    • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 の場合:
      1. サービス・コントローラー
      2. システム・ボード
    • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 の場合:
      1. サービス・コントローラー
      2. フレーム・アセンブリー
    • SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 の場合:
      1. サービス・コントローラー
      2. システム・ボード・アセンブリー

    MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。

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