準備手順が完了したら、2145 UPSをラックに取り付けることができます。
始める前に
2145 UPSをラックに取り付ける前に、以下の前提条件を完了する必要があります。
- 取り付け前の手順を完了する。
- 2145 UPS用のサポート・レールを取り付ける。
- 2145 UPS環境を準備する。
重要: 取り付けプロセスを開始する前に、
安全と環境に関する注記 を参照してください。注記に対応する翻訳文を見つけるには、各安全上の注意の終わりにある括弧で囲んだ参照番号を使用してください。危険、警告、注意に関する注記の翻訳文は、
IBM Systems Safety Notices を参照してください。
注意:
無停電電源装置は、独自のエネルギー源 (密閉された鉛酸バッテリー) を持っています。無停電電源装置が AC 電源に接続されていなくても、出力コンセントに電圧がかかっていることがあります。(11)
注意:
無停電電源装置がオンになっているときに、入力コードの電源プラグを抜いてはなりません。
入力コードを抜くと、
無停電電源装置および 無停電電源装置に
接続されている機器から安全用のアースが外れます。
(12)
注意:
火災または感電の危険を減らすために、無停電電源装置は、温度と湿度が管理された室内の導電汚染のない環境を選んで取り付けてください。
周辺温度が 40°C を超えてはなりません。水の近くまたは極端に湿度の高い (最大 95%) ところでは操作しないでください。
(13)
注意:
装置の取り付け時にラックが前方に傾く危険を避けるため、装置を取り付けるラックの安全上の予防措置をすべて守ってください。
2145 UPSは、電子部品アセンブリーとバッテリー・アセンブリーを取り付けると、重さが 39 kg になります。- 2145 UPSを 1 人で持ち上げないでください。別のサービス担当者に手伝ってもらってください。
- バッテリー・アセンブリーを 2145 UPSから取り外してから、2145 UPSを配送カートンから取り出してください。
- 電子部品アセンブリーとバッテリー・アセンブリーを取り外していない場合は、2145 UPSをラックに取り付けないでください。
このタスクについて
2145 UPSをラックに取り付けるには、以下のステップを実行します。
手順
- 出荷カートンから 2145 UPSを取り外す前に、バッテリー組み立て部品を取り外して重量を減少させる必要があります。
2145 UPSのバッテリー・アセンブリーを取り外すには、以下のステップを実行します。
- 2145 UPSの配送カートンの上部を開きます。図 1 に
示されるように、もう 1 人のサービス技術員の助けを借りて、2145 UPSの両側に付いているフラップをつかみます。
図 1. 2145 UPS 配送カートンの上部を開く
- 図 2 に示されるように、
2145 UPSを箱の端までスライドし、その前端を箱の端に乗せます。
図 2. 2145 UPS をカートンの端へスライドする
- 2 つのボルト
と、ブラケットの左側にある追加のナット
を取り外します (図 3 を参照)。次に、バッテリー保持ブラケット
を取り外します。
- バッテリーの前面に付いているタブをつかみ、バッテリーが 2 人のサービス技術員によってアクセスできるようになるまで、それを手前に引っ張る。
- もう 1 人のサービス技術員の助けを借りて、2145 UPSのバッテリー・アセンブリーを持ち上げ、そばに置きます。
注: 2145 UPSの前面カバーは取り付けられていませんが、配送カートンの中に入っています。前面カバーは、取り付けプロセスの後半で取り付けます。
- もう 1 人のサービス技術員の助けを借りて、2145 UPSを配送カートンから取り出し、平らな安定した面に置きます。
- 2 つのねじ
を取り外します (図 4 を参照)。
- 電子部品アセンブリー
を 2145 UPSから引き出し、横に置きます。
図 4. 2145 UPS の電子部品アセンブリーの取り出し
ねじ
電子部品アセンブリー
- ラックの正面に立ちます。別のサービス技術員の助けを借りて、2145 UPSの背面をサポート・レールに乗せてから、スライドさせてラックに入れます。
- 前面の皿頭ねじを取り付けます (図 5 の
>)。
前面の皿頭ねじ
- もう 1 人のサービス技術員の助けを借りて、以下の部品を元どおりに取り付けます。
- バッテリー・アセンブリー
- バッテリー保持ブラケット
- 電子部品アセンブリー
重要: 2145 UPSの後部に接地ねじフィーチャーが用意されており、地域の配線規定で要求される場合は、接地接合ワイヤーを接続できます。2145 UPSシャーシの安全アースは、入力導線の電源コード経由で維持されるので、通常は、この追加の接地ねじフィーチャーを使用する必要はありません。
- フロント・パネルを取り付ける。
- 2145 UPSの背面にある 2145 UPS主電源ケーブル
(図 6) を電源ソケットに差し込みます。 注: 2145 UPS は、データをローカル・ハード・ディスク・ドライブに保存できるまで、SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 ノードの電源を維持することを目的としています。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 ノードのみが、2145 UPS に接続できます。それ以外のものを接続すると SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 クラスターが誤動作を起こします。
図 6. 2145 UPS 電源ケーブルの取り付け
主電源ケーブル
できれば、2 台の無停電電源装置を 1 つの給電部に
接続しないでください。
2145 UPSについて以下の要件を満たしているようにしてください。
- 各 2145 UPSは、個別の分岐回路に接続しなければならない。
- 2145 UPSに電源を供給する分岐回路ごとに、UL にリストされた 15 A 回路ブレーカーを取り付ける必要があります。
- 2145 UPSに供給される電圧は、200 V から 240 V の単相でなければなりません。
- 供給される周波数は 50 Hz または 60 Hz でなければなりません。
注: 2145 UPSが別の 無停電電源装置からカスケードされている場合、ソースの 無停電電源装置は、1 相につき少なくとも 3 倍の容量を持つ必要があり、合計の高調波ひずみが 5% 未満である必要があります。また、無停電電源装置は、秒当たり 3 Hz を超えないスルー・レートを持つ入力電圧キャプチャー機能を備えていなければなりません。
- 2145 UPSが自己診断テストを行っている間、2145 UPSのすべてのフロント・パネル・インディケーターが、短時間明滅します。
テストが完了すると、モード・インディケーター
が明滅して、2145 UPSが待機モードになったことを示します。図 7 を参照してください。
2145 UPSのオン・ボタン
(図 7) を、2145 UPSからビープ音が聞こえるまで (約 1 秒) 押したままにします。モード・インディケーターが明滅を停止します。ここで負荷レベル・インディケーターが示しているのは、2145 UPSが供給している荷重のパーセンテージです。これで、2145 UPSは通常モードになり、バッテリーの充電を行います。
図 7. 2145 UPS の電源スイッチとインディケーター
モード・インディケーター
オン・ボタン
モード・インディケーター
が赤く明滅していて、アラームが鳴っている場合は、電圧範囲設定が正しくない可能性があります。SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 を 2145 UPS に接続すると、SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 は自動的に電圧範囲設定を調整します。
このアラーム状態は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 をこの 2145 UPS に接続してパワーオンにした後、5 分を超えて続く場合を除いて、アクションを取る必要はありません。
- 追加の 2145 UPSを取り付けるには、
これらのステップをすべて繰り返します。