SAN ボリューム・コントローラー・コンソールの「新規クラスターの作成」ウィザードを使用して、新規クラスターの作成をセットアップします。
概要
「新規クラスターの作成 – 概要」パネルを使用して、
ウィザードを使用して実行できるアクションについて学びます。
ウィザードを使用すると、そのガイドに従って、
初めてクラスターを作成する際に必要なすべてのアクションを実行できます。
ウィザードを実行する前に、
クラスターによって提供されるサイト証明書を Web ブラウザーにインストールします。
ウィザードから、以下のアクションを実行することが求められます。
- クラスターの名前を指定する。
- クラスターのスーパーユーザーおよびサービス・ユーザーのパスワードを作成する。
- サービス・アクセスのためのクラスター IP アドレスを指定する。
- クラスターのファブリック速度を指定する。
- ライセンス情報を提供する。
アクション
以下の操作が可能です。
- 続行
- 「新規クラスターの作成」ウィザードの次のパネルに移動するには、このボタンをクリックします。
次のパネルでは、クラスターのプロパティー (クラスター名、ファブリック速度、IP アドレスなど) を指定することが求められます。
クラスター設定の入力
「新規クラスターの作成」ウィザードのこのパネルを使用して、
クラスター名、ファブリック速度、および IP アドレスなどのクラスターのプロパティーを指定します。
フィールド
次のフィールドを更新することができます。
- クラスター名
- クラスターの名前を入力する。有効なクラスター名は、1 から 15 文字の ASCII 文字です。a から z、A から Z、0 から 9、-、または _ 文字を使用できます。
クラスター名の先頭は、数字またはダッシュ (-) 文字にすることはできません。リモート接続されたクラスターも含めて、ご使用の Storage Area Network (SAN) 内の他のクラスター名と異なる名前を選択する必要があります。 クラスター名は、iSCSI を使用してホストを SAN ボリューム・コントローラーに接続する際に使用される可能性がある、iSCSI 修飾名 (IQN) の一部を形成します。
iSCSI ホストを構成する前に、クラスター名を作成およびファイナライズする必要があります。
- クラスター・スーパーユーザー・パスワード
- すべてのクラスター保守機能へのアクセスに使用するための クラスター・スーパーユーザー・パスワードを入力します。
このパスワードは、ノードのフロント・パネルで最初に入力された一時的な クラスター・スーパーユーザー・パスワードとは別のものでなければなりません。
一時的な クラスター・スーパーユーザー・パスワードは、クラスターの作成、およびそのクラスターへの最初のサインオンに使用されるパスワードです。
このパスワードは、以下の要件を満たしている必要があります。
- パスワードは 6 から 64 文字の印刷可能 ASCII 文字で構成される。
- パスワードでは大文字小文字の区別がある。
- 先頭または最後の文字にブランク文字を使用することはできない。
パスワードを再入力してパスワードを確認します。
- クラスター・スーパーユーザー・パスワードはフロント・パネルからリセットすることができます。
- クラスター・スーパーユーザー・パスワードをフロント・パネルからリセットできるようにしたい場合、このオプションを選択します。
このオプションによって、パスワードを忘れたときにフロント・パネルからクラスター・スーパーユーザー・パスワードをリセットできるようになります。
このポリシーを使用可能にすることで、クラスター・スーパーユーザー・パスワードを忘れた場合に、アクセスが可能になります。
このポリシーを使用可能のままにしておく場合は、クラスター・ハードウェアへの適切な物理的セキュリティーを確実にする必要があります。
この機能を選択する場合は、クラスター・ハードウェアへの適切な物理的セキュリティーを確実にする必要があります。
クラスターが作成された後、この機能の状況をいつでも表示または変更することができます。
- サービス・パスワード
- 日常的なクラスターのサービス・アクティビティーに使用されるサービス・パスワードを入力します。サービス・パスワードによって、サービス・ユーザーはスーパーユーザーとして定義されたユーザーが使用可能な保守機能の限定されたサブセットにアクセスすることができます。これは、さまざまなユーザーに、
それぞれ異なったレベルの保守アクセスを与える場合に便利な機能です。
このパスワードは、以下の要件を満たしている必要があります。
- パスワードは最大 15 文字の英数字である。
- パスワードでは大文字小文字の区別がある。
- 有効な文字は大文字 (A から Z)、小文字 (a から z)、数字 (0 から 9)、ダッシュ (-)、および下線 (_) です。
- 先頭の文字をダッシュ (-) にすることはできない。
サービス・パスワードを再入力してパスワードを確認します。
- サービス IP アドレス
- クラスターのサービス IP アドレスを入力します。システムは、単一ノードが保守モードにある場合に、サービス IP アドレスを使用します。
保守モード IP アドレスには、固定 IP アドレスあるいは動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用した IP アドレスのいずれかを使用可能です。
固定 IP アドレスを使用する場合は、基本クラスター構成で IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを混用することはできません。
そのため、以前にフロント・パネルで構成されたクラスター IP アドレスが IPv6 アドレスである場合は、サービス IP アドレスも IPv6 アドレスである必要があります。また IPv4 アドレスについても同様です。
DHCP を使用する場合は、ノードが保守モードに入ると IP アドレスが動的に割り振られます。
DHCP を使用すると、複数のノードを同時に保守モードにすることができます。
DHCP に割り当てられたアドレスを含む保守モード IP アドレスは、ノードが保守モードにあるとフロント・パネルに表示します。
- ファブリック速度
- ファブリック速度を選択する。ご使用のクラスターが、ファブリック速度を自動的にネゴシエーションするノードを含む場合、この設定はそれらのノードに影響しません。
ノード・モデル SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 は、自動的にファブリック速度をネゴシエーションせず、1 または 2 Gbps のみで動作します。そのため、これらのノード・モデルのファブリック速度は 1 または 2 Gbps に設定できます。
ご使用のクラスターに、ファブリック速度を自動的にネゴシエーションするノードが含まれている場合は、ファイバー・チャネルが 4 Gbps で動作する場合であっても、この値を 2 Gbps に設定してください。
アクション
以下のアクションが選択可能です。
- 新規クラスターの作成
- このパネルで指定した設定値を使用してクラスターを作成する場合は、このボタンをクリックします。
数秒後に、クラスターが作成され、一連の状況表示パネルが表示されます。
これらの各パネルで「続行」をクリックします。
「ライセンス設定」パネルが表示されます。
ライセンス設定
ご使用のクラスター用の適切なライセンス交付スキームを選択するには、
「新規クラスターの作成」ウィザードの「ライセンス設定」パネルを使用します。
選択するライセンス交付スキームは、購入した製品ライセンスによって許可されます。
ライセンスによって許可されたライセンス交付スキームがわからない場合は、
ライセンス情報を確認するか、IBM® 営業担当員にお問い合わせください。
容量ライセンス交付は、基本仮想化で使用可能なテラバイト (TB) 数、
および FlashCopy® フィーチャー、
および、メトロ・ミラー・フィーチャーおよびグローバル・ミラー・フィーチャーを基にします。容量ライセンス交付は、SAN ボリューム・コントローラー (5639-VC*) を購入した場合の最初のライセンス交付スキームになります。
物理ディスク・ライセンス交付は、仮想化する物理ディスクの数、
および FlashCopy フィーチャー、
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの各機能のライセンス交付を選択したかどうかに基づきます。SAN ボリューム・コントローラー・エントリー・エディション (5639-VW*) を購入した場合、物理ディスク・ライセンス交付が、最初のライセンス交付スキームになります。
SAN ボリューム・コントローラーを取り付ける場合、
購入した製品ライセンスが使用を許可している適切なライセンス交付スキームを選択する必要があります。
後で、物理ディスク・ライセンス交付から容量ライセンス交付に変更できますが、
代わりのライセンス交付スキームを IBM から購入する必要があります。
フィールド
次のフィールドが選択可能です。
- 5639-VC* 容量ライセンス交付
- SAN ボリューム・コントローラー (5639-VC*) を購入した場合は、このオプションを選択します。
このタイプのライセンス交付を使用して、基本仮想化、FlashCopy フィーチャー、
および、メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・フィーチャーのそれぞれのライセンスで使用可能なテラバイト数を選択します。
- 5639-VW* 容量ライセンス交付
- SAN ボリューム・コントローラー・エントリー・エディション (5639-VW*) を購入した場合は、このオプションを選択します。
このライセンス交付スキームは、仮想化する物理ディスクの数、
および FlashCopy フィーチャー、
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの各機能のライセンス交付を選択したかどうかに基づきます。
アクション
以下のアクションが可能です。
- 実行
- このボタンをクリックすると、選択したライセンス交付スキームのライセンス設定を設定します。
容量ライセンス設定
クラスターのライセンス情報を指定するには、
「新規クラスターの作成」ウィザードの「容量ライセンス設定」パネルを使用します。
ライセンス条件の範囲を超えないように、ライセンスに指定されているオプションのみを使用可能にする必要があります。
SAN ボリューム・コントローラー (5639-VC*) を購入した場合は、
このライセンス交付スキームを使用します。
このタイプのライセンス交付を使用して、仮想化、メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー関係、
および FlashCopy マッピングのそれぞれのライセンスで使用可能な
テラバイト数を選択します。
ライセンスはサイト全体に適用されるため、そのサイトに設置されているすべてのクラスターの容量を割り振る必要があります。
仮想化の限度は、クラスターの仮想化が許可されているストレージの量を表します。
システムを使用できるようにするには、事前にこの限度をゼロ以外の値に設定する必要があります。
ライセンス情報を確認して以下の情報を判別してください。 - ライセンスで許可されている仮想ストレージの量 (テラバイト)
- ライセンスで許可されているメトロ・ミラー、グローバル・ミラー、および FlashCopy のための容量
フィールド
次のフィールドを更新することができます。
- 仮想化の限度 (テラバイト)
- このクラスターに割り振り済みのストレージの量を入力します。
これはゼロ以外の値に設定する必要があります。
注: 仮想化の限度には、整数値のみが有効です。
- FlashCopy の限度 (テラバイト)
- このクラスターにおいて、FlashCopy 機能に割り振り済みであるストレージの合計容量を入力します。
注: FlashCopy の限度には、整数値のみが有効です。
- メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの限度 (テラバイト)
- このクラスターにおいて、メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー機能に割り振られるストレージの合計容量を入力します。
注: すべてが数字である値のみがメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの限度として有効です。
アクション
以下のアクションが選択可能です。
- ライセンス設定を設定する
- このボタンをクリックすると、クラスターのライセンス設定を設定します。
- キャンセル
- 「ライセンス設定」パネルに戻るには、このボタンをクリックします。
「
続行」をクリックして、クラスターの作成を完了します。
注: 新しいクラスターを見るためには、「クラスターの表示」パネルで「最新表示」をクリックしなければならないこともあります。
物理ディスク・ライセンス設定
「新規クラスターの作成」ウィザードの「物理ディスク・ライセンス交付設定値」パネルを使用して
物理ディスク・ライセンス交付のライセンス交付情報を設定します。
物理ディスク・ライセンス交付は、仮想化する物理ディスクの数、
および FlashCopy フィーチャー、
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの各機能のライセンス交付を選択したかどうかに基づきます。SAN ボリューム・コントローラー・エントリー・エディション (5639-VW*) を購入した場合、物理ディスク・ライセンス交付が、最初のライセンス交付スキームになります。
物理ディスク・ライセンス交付スキームを使用している場合は、ライセンスで以下の情報を指定します。
- 仮想化が許可されている物理ディスクの数
- FlashCopy の使用が許可されている場合、
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・フィーチャー
ライセンス条件の範囲を超えないように、
使用許諾契約書で定義されている設定のみを使用可能にします。ライセンス設定を変更または追加する場合は、
営業担当員に連絡してください。
フィールド
次のフィールドを更新することができます。
- 物理ディスクの限度
- 仮想化が許可されている物理ディスクの最大数を入力します。システムを使用するには、物理ディスクの数をゼロ以外の値に設定する必要があります。
有効値は、1 から 9999 です。
- FlashCopy
- FlashCopy フィーチャーを
ライセンスの一部として組み込むかどうかを選択します。
以下のいずれかの値を選択します。
- 使用不可
- ライセンスが FlashCopy フィーチャーを許可していない場合は、
このオプションを選択します。
- 使用可能
- ライセンスが FlashCopy フィーチャーを許可している場合は、
このオプションを選択します。
- グローバル・ミラーおよびメトロ・ミラー
- メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・フィーチャーをライセンスの一部として組み込むかどうかを選択します。
以下のいずれかの値を選択します。
- 使用不可
- ライセンスがメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・フィーチャーを許可していない場合は、このオプションを選択します。
- 使用可能
- ライセンスがメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・フィーチャーを許可している場合は、このオプションを選択します。
アクション
以下のアクションが選択可能です。
- ライセンス設定を設定する
- ライセンス設定を設定するには、このボタンをクリックします。
- キャンセル
- 「ライセンス設定」パネルに戻るには、このボタンをクリックします。
「
続行」をクリックして、クラスターの作成を完了します。
注: 新しいクラスターを見るためには、「クラスターの表示」パネルで「最新表示」をクリックしなければならないこともあります。