ユーザーは、SAN ボリューム・コントローラーの特定の接続タイプおよび無停電電源装置について精通している必要があります。
各 SAN ボリューム・コントローラーは、以下の接続が必要です。
各無停電電源装置には、無停電電源装置を SAN ボリューム・コントローラー・ノードに接続するシリアル・ケーブルが必要です。 各ノードごとに、シリアル・ケーブルと電源ケーブルは、必ず同一の無停電電源装置に接続してください。
インストールを計画する場合、SAN ボリューム・コントローラー・クラスターの TCP/IP アドレス要件、およびその他のサービスにアクセスするための SAN ボリューム・コントローラーの要件を考慮する必要があります。 さらに、アドレスの割り振りを計画し、必要なアクセスおよびネットワーク・セキュリティーを実現するためのイーサネット・ルーター、ゲートウェイ、およびファイアウォール構成を計画する必要があります。
IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスの両方がサポートされています。SAN ボリューム・コントローラーは、どちらか一方のインターネット・プロトコルでも、同時に両方のインターネット・プロトコルでも作動します。
構成と管理のため、IP アドレスをクラスターに割り振る必要があります。これはしばしばクラスター IP アドレス と呼ばれています。フォールト・トレランス機能を追加するために、ノードの 2 番目のイーサネット・ポートに対して 2 番目のクラスター IP アドレスを構成することができます。 これらのアドレスは固定アドレスでなければなりません。 IPv4 および IPv6 の両方が同時に作動している場合、それぞれのプロトコルのアドレスが必要です。
クラスター IP アドレスに加えて、 クラスターには 1 つ以上の保守 IP アドレスも構成されます。保守モード・アドレスは、何らかの理由でクラスターの一部として作動していないノードにアクセスするために使用します。クラスター IP アドレスと同様に、保守モード IP アドレスは IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、またはその両方が可能です。各イーサネット・ポートごとに固定 IP アドレスを選択することも、DHCP 割り振りアドレスを使用する ように SAN ボリューム・コントローラーを構成することもできます。
クラスターを管理する IBM® System Storage® Productivity Center は、クラスター IP アドレスにアクセスできなければなりません。
SAN ボリューム・コントローラー・コンソールが IBM System Storage Productivity Center 以外のシステムで使用されている場合、 コンソールが稼働しているシステムは IBM System Storage Productivity Center およびクラスター自体にアクセスできなければなりません。
保守モードでノードを管理するのに使用するどのシステムも、クラスターの保守モード・アドレスまたは、DHCP を使用している場合は動的割り振り保守モード・アドレスにアクセスできなければなりません。
SNMP、syslog または E メールによるイベント通知のために、SAN ボリューム・コントローラーを構成できます。 通知を構成するためには、SNMP エージェント、syslog IP アドレス、または SMTP E メール・サーバー IP アドレスが、すべての SAN ボリューム・コントローラーのクラスター・アドレスからアクセスできることを確認する必要があります。
他のデバイスを見つけるのに、SAN ボリューム・コントローラーはネーム・サーバーを使用しません。デバイスの数値 IP アドレスを提供する必要があります。デバイスを見つけるには、 そのデバイスに固定 IP アドレスがなければなりません。
SAN ボリューム・コントローラー・クラスター内のノードはネイティブ IPv4 パケットまたは IPv6 パケットを受信できます。それらのノードは、IPv4 パケットに IPv6 ペイロードがある、または IPv6 パケットに IPv4 ペイロードがあるトンネルのエンドポイントとしては作動できません。