コピー・プロセスの開始

SAN ボリューム・コントローラー・コンソールの「コピー・プロセスの開始」パネルは、メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー (Global Mirror)の関係のコピー・プロセスを開始するために使用します。

フィールド

開始オプション
以下のいずれかの開始オプションを選択します。
強制始動
このオプションを選択すると、一時的に整合性が失われることになってもコピーを開始しますこのオプションは、整合性グループが同期化済みでなくアイドリングまたは整合停止状態のときに必要です。
クリーンのマーク付け
関係が停止されていたときにリモート VDisk になされた変更をまったく上書きせずに、メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー (Global Mirror)関係を開始する場合は、このオプションを選択します。その結果、2 つのコピーが同期されない可能性があります。クリーン・オプションは、1 次 VDisk と 2 次 VDisk が同期している状態で処理を開始する場合に使用します。書き込みアクセスを使用可能にすると関係はアイドリング状態に移動します。関係がこの状態にあるときは、データは関係内の 2 次 VDisk 上で変更できることを意味します。マークをクリーン・オプションとして使用せずに関係を再開すると、2 次 VDisk 上で変更されたすべてのデータは 1 次 VDisk のデータで上書きされ、2 つのコピーが同期化されます。オペレーターは、グローバル・ミラー (Global Mirror)関係での非同期 VDisk の結果を完全に理解している場合にのみ、マークをクリーン・オプションとして使用してください。マークをクリーン・オプションとして使用できるシナリオの 1 つは、次の手順に従ってテープ・バックアップを使用してグローバル・ミラー (Global Mirror)関係の初期同期化を行うことです。
  1. 1 次 VDisk と 2 次 VDisk の同期化を指定して、グローバル・ミラー (Global Mirror)関係を作成します。 「メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー (Global Mirror)関係の作成」ウィザードの「オプションの選択」パネルを使用して、関係の同期化オプションを指定します。
  2. グローバル・ミラー (Global Mirror)関係を停止して 2 次 VDisk への書き込みアクセスを使用可能にし、リカバリー・サイトへの更新を可能にします。「コピー・プロセスの停止」パネルを使用して、ターゲット VDisk の書き込みアクセスを使用可能にします。
  3. 1 次サイトでのアプリケーションを停止します。
    注: データをバックアップする前にアプリケーションを停止すると、リカバリー・サイトに転送されるバックアップが整合コピーになり、1 次サイトの直接リカバリーに使用できるようになります。
  4. データを直接テープにバックアップするか、FlashCopy 機能を使用してデータをコピーしてから、コピーされたデータをテープに転送して、1 次 VDisk をバックアップします。
  5. アプリケーションを再始動します。
  6. バックアップ・テープをリカバリー・サイトに移動し、バックアップ・テープからグローバル・ミラー (Global Mirror)関係の 2 次 VDisk にデータをコピーします。
  7. マークをクリーン・オプションとして使用して、グローバル・ミラー (Global Mirror)関係を再開します。グローバル・ミラーは、関係が最後に停止されたとき以降に発生した 1 次 VDisk 上のデータ変更のみをコピーするように指示されます。
コピー方向
コピー方向を指定します。この関係がアイドリング状態にあればコピー方向を指定する必要があります。以下の値が考えられます。
マスター > 補助 (1 次 = マスター)
マスター VDisk は 1 次 VDisk の役割を果たし、コピー方向はマスターから補助に変更されます。
補助 > マスター (1 次 = 補助)
補助 VDisk は 1 次 VDisk の役割を果たし、コピー方向は補助からマスターに変更されます。
コピー方向を設定または変更しないでください。
コピー方向は同じままです。

アクション

以下のアクションが選択可能です。

OK
コピー・プロセスを開始するには、このボタンをクリックします。
キャンセル
コピー・プロセスを開始せずにパネルを終了する場合は、このボタンをクリックします。
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