SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボードの取り外し

SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 のシステム・ボード現場交換可能ユニット (FRU) を交換するように指示された場合、システム・ボードを取り外す必要があります。

始める前に

システム・ボードを交換する際には、マイクロプロセッサーの取り外し、再取り付けが必要になります。また、このタスクを正しく実行するために、アルコール拭き取り布および熱伝導グリースが使用可能であることを確認します。

システム・ボードの取り外しを進める前に、必ず以下のことを行ってください。
  • SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4ノードに接続されているすべてのケーブルを識別し、ラベルを付けて、同じポートに再取り付けできるようにします。
  • 古いシステム・ボードから取り外したコンポーネントを保持するために使用できる帯電防止表面を準備します。
  • すべての標準的な安全上および取り扱い上の指示に従います。取り扱うコンポーネントは静電気の放電に敏感な部品です。 静電気による損傷を防ぐための予防措置を講じてください。帯電防止リスト・ストラップを着用し、帯電防止マットまたは帯電防止面を使用してください。詳しくは、静電気に弱い装置の取り扱いを参照してください。
注:
  • システム・ボードを取り外して交換する前に、さまざまなコンポーネントを取り外す必要があります。取り外したすべてのコンポーネントを新しいシステム・ボードで再利用します。そのため、これらのコンポーネントを取り外して保管する際には、十分に注意してください。
  • システム・ボード上の各コネクターには、ボードの隣にその使用法が印刷されています。

このタスクについて

システム・ボードを取り外すには、次のステップを実行します。

手順

  1. 安全と環境に関する注記の安全予防措置を読んでください。
  2. ノードの電源が切られているようにします。ノードがクラスターのアクティブ・メンバーである場合は、1 つ以上の VDisk にサービスしている唯一のノードの電源を切らないように注意する必要があります。ホスト・アプリケーションがそれらのデータへのアクセスを失うからです。「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド」のMAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフ『』を参照してください。
  3. ケーブル保持ブラケットを取り外し、ノードから電源ケーブルを切り離します。 ケーブル保持ブラケットの取り外しを参照してください。
  4. ノードをラックから取り外し、平坦で静電気保護された面に置きます。 ラックからの SAN ボリューム・コントローラーの取り外しを参照してください。
  5. 上部カバーを取り外します。 上部カバーの取り外しを参照してください。
  6. ライザー・カードおよびファイバー・チャネル・アダプターを取り外します。それらを再インストールするために平坦で静電気保護された表面におきます。 ライザー・カードおよびファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーを分離させる必要はありません。ファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーの取り外しを参照してください。
  7. 各ケーブルをどこに取り付けるかがわかるように、ケーブルにマークを付けます。 図 1 は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボード上のコネクターを示しています。
    図 1. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボードに使用されているコネクター
    この図は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボードで使用されているコネクターを示します
    • 参照キー 1 PCI express ライザー・カード・コネクター
    • 参照キー 2 SATA 2 コネクター
    • 参照キー 3 SATA 0 コネクター
    • 参照キー 4 電源コネクター P1
    • 参照キー 5 前面 USB コネクター
    • 参照キー 6 オペレーター情報パネル コネクター
    • 参照キー 7 電源コネクター P6
    • 参照キー 8 ファン 5 コネクター
    • 参照キー 9 ファン 4 コネクター
    • 参照キー 10 マイクロプロセッサー・コネクター
    • 参照キー 11 ファン 3 コネクター
    • 参照キー 12 ファン 2 コネクター
    • 参照キー 13 ファン 1 コネクター
    • 参照キー 14 IDE コネクター
  8. 図 2 に示すように、システム・ボードのソケット SATA 0 および SATA から 両方の SATA ディスク・ケーブルを切り離して取り外します。
    図 2. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 の SATA ケーブル・コネクターこの図は、2 本の SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 SATA ケーブルがシステム・ボードに接続されている場所を示します
  9. 図 3 に示すように、電源コネクター P1 参照キー 1 と P6 参照キー 2 を取り外します。
    図 3. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 の電源機構コネクターこの図は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 の電源機構の後部にある P2 電源ケーブル・コネクターおよび P3 電源ケーブル・コネクターを示します
  10. フロント USB およびフロント・パネル・ソケットからケーブルを取り外します。
  11. 図 4 に示すように、IDE コネクターからケーブルを取り外します。
    図 4. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボードの IDE コネクター
    この図は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 システム・ボードの IDE コネクターの位置を示します
  12. システム・ボードの前端に沿って 5 個のファン・コネクターを取り外します。図 5 は、ファン・コネクターのうち 3 個を示しています。
    図 5. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 の熱交換ファンのコネクターこの図は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 の熱交換ファンのコネクターを示します
  13. 4 個のメモリー・モジュールを取り外して、それらを再取り付けするために平坦で静電気保護された表面におきます。メモリー・モジュール (DIMM) の取り外しを参照してください。
  14. ヒートシンク・エア・バッフルおよびヒートシンクを取り外します。マイクロプロセッサーを取り外す前に、その上部の熱伝導グリースをきれいに除去します。ここでヒートシンクをきれいにすることもできます。
  15. マイクロプロセッサーを取り外します。マイクロプロセッサーの取り外しを参照してください。
  16. マイクロプロセッサー保持モジュールの向きに注意してから、 マイクロプロセッサー保持モジュールをシステム・ボードに固定している 4 本のねじ (図 6参照キー 1) を取り外します。そして、保持モジュールをサーバーから持ち上げます。
    図 6. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 のシステム・ボードおよびマイクロプロセッサー保持モジュール
    この図は、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 のシステム・ボードおよびマイクロプロセッサー保持モジュールを固定するねじの位置を示します
  17. システム・ボードをシャーシに固定している残り 8 本のねじ (図 6参照キー 2) を取り外します。ねじを安全な場所に置きます。
  18. システム・ボードを持ち上げてサーバーから取り外します。
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