システム・ボードを除去したときに取り外されたコンポーネントはすべて、新しいシステム・ボードを取り付ける際に再利用されます。
始める前に
モニターおよび USB キーボードはこの手順に必要なため、それらが使用可能であることを
確認します。ノードがラックから取り外されている間にその電源を入れることができるように、電源ケーブルも必要です。
注: サーバーのコンポーネントを再度組み立てる場合、
余分な圧力がかからないように必ずすべてのケーブルを注意深く経路指定してください。
このタスクについて
システム・ボードを取り付けるには、次の手順で行います。
手順
- システム・ボードをシャーシと位置合わせして、取り外した 8 本のねじを元の場所に戻します
- マイクロプロセッサー保持モジュールを、図 1 に示した向きに合わせて置きます。
図 1. 完全に開いた状態の SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 マイクロプロセッサー・ブラケット・フレーム
重要: 以下のステップの中では、ねじを締め過ぎたり、ドライバーでシステム・ボードに触れてはなりません。ねじは、ぴったりとするまで締めてから、さらに 4 分の 1 だけ回します。
- マイクロプロセッサーの保持モジュールを再取り付けします。取り外した 4 本のねじで注意して固定します。
- マイクロプロセッサー、ヒートシンク、およびエア・バッフルを再取り付けします。マイクロプロセッサーの再取り付けを参照してください。
- メモリー・モジュールを再取り付けします。メモリー・モジュール (DIMM) の取り替え を参照してください。
- ファン・コネクターを再取り付けします。ファンの再取り付けを参照してください。
- IDE コネクターにケーブルを再接続します。
- ケーブルをフロント USB およびフロント・パネル・ソケットに再接続します。
- 電源コネクター P1 および P6 を元の位置に戻します。
- ライザー・カードおよびファイバー・チャネル・アダプターを元の位置に戻して、それらを再インストールするために平坦で静電気保護された表面におきます。ファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーの取り替え を参照してください。
- 上部カバーを再取り付けします。 上部カバーの再取り付けを参照してください。
- SAN ボリューム・コントローラーが作動できるようにするには、BIOS 構成設定を変更する必要があります。次の手順に進む前に、以下のステップを必ず読んで理解してください。30 秒間入力がないと、一部のパネルがタイムアウトになるためです。
- ディスプレイとキーボードをノードに接続します。
- 電源ケーブルを接続します (2145 UPS-1U からでなくても構いません)。
- ノードの電源をオンにします。
- いくつかのメッセージが表示された後で、以下のメッセージ 3001 が表示されます。
ERROR
3001 SMART Failure Predicted on Hard Drive
この「予測」は正しくありません。それが表示されるのは、SAN ボリューム・コントローラー・フロント・パネルがディスク・ドライブとして接続されているからです。一時停止後、
「セットアップ・ユーティリティー (Setup Utility)」メインメニューが表示されますが、30 秒以内に操作を実行しないとメニューは終了します。
BIOS 構成設定を変更するには、次の手順を実行します。
- 下矢印キーを押して「開始オプション (Start Options)」メニューを移動し、
Enter キーを押してそれを選択します。現行の開始オプション設定が表示されます。
- 下矢印キーを押して「HDD S.M.A.R.T. 機能 (HDD S.M.A.R.T.)」オプションを移動し、右矢印キーを押してそれを「使用不可 (Disabled)」に変更します。
- Esc キーを押してメインメニューに戻り、それから下矢印キーを押して
「設定の保存 (Save Settings)」オプションに移動します。
- Enter キーを押してそれを選択し、それからもう一度 Enter キーを押して設定の保存を確認します。
- 設定を保存した後で、オペレーター情報パネルの電源ボタンを押してノードの電源を切ります。電源ケーブル、キーボード、およびモニターを取り外します。
- ノードをラックに取り付けます。SAN ボリューム・コントローラーのラックへの再取り付けを参照してください。
- ファイバー・チャネル・ケーブルおよびイーサネット・ケーブルを再接続します。
ファイバー・チャネル・ケーブルおよびイーサネット・ケーブルは、必ず取り外したときと同じポートの位置に戻します。
- ケーブル保持ブラケットを再取り付けします。
ケーブル保持ブラケットの再取り付けを参照してください。
- ノードの電源をオンにします。 フロント・パネル・ディスプレイが安定するまで少なくとも 5 分間待ってから、さらに処置があればそれを実行してください。
- 修復が正常に行われ、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できた場合には、ノードは始動してクラスターに再結合します。
ノードがクラスターに再結合した場合は、フロント・パネルに「クラスター:」およびクラスター名が表示されます。
- 修復は正常に行われたが、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できなかった場合は、ノードはノード・エラー 578 を表示します。SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを使用したクラスターからのノードの削除の手順に従って、ノードをクラスターから削除した後、それをクラスターに追加して戻します。複数のノードに障害が起きた場合、ノードが元の入出力グループに追加されて戻されたことを確認してください。詳しくは、クラスターへのノードの追加を参照してください。
- フロント・パネルに他のメッセージが表示されている場合は、MAP 5000: 開始を使用して、問題を解決してください。
注: 次のステップのすべての段階を実行して、交換システムが必ず元のマシンのシリアル番号に設定されるようにすることがきわめて重要です。. これに失敗すると、お客様の保証、またはサービス契約が無効になることがあります。
- ノードがクラスターの一部として作動していることを確認した後で、以下の手順を実行して、オリジナルのマシン・シリアル番号を新しいシステム・ボードに復元します。
- コマンド行インターフェース (CLI) を開始します。「IBM® System
Storage SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド
- ノード前面にあるシリアル番号ラベルから、7 桁のシリアル番号をメモします。 シリアル番号のハイフン (-) は無視してください。
- フロント・パネル・ディスプレイで、「ノード」パネルが表示されるまで「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。 下の行に表示されているノード名をメモします。
- 次のコマンドを実行します。nodeserialnumber および nodename の値は、前のステップでメモした値に置き換えてください。:
svctask
writesernum -sernum nodeserialnumber nodename
ここで、nodeserialnumber はノード・フレーム上のシリアル番号であり、nodename はノードの名前です。
例えば、マシン・シリアル番号が
"13-FEDCB"、ノード名が
"ZYXW3" の場合、次のコマンドを発行してマシン・シリアル番号をシステム・ボードに書き込みます。
svctask writesernum –sernum 13FEDCB ZYXW3
注: ノードは、シリアル番号がシステム・ボードに書き込まれるとすぐに再始動します。