以前の無停電電源装置を取り外した後でのみ、2145 UPS-1U を交換できます。
始める前に
IBM® Systems Safety Notices にある注記に対応する翻訳文を見つけるには、各注記の終わりにある括弧で囲んだ参照番号、例えば (C003) を使用してください。
危険
無停電電源装置 のユニットには、特定の有害物質が含まれています。ご使用の製品に
無停電電源装置が組み込まれている場合は、以下の予防措置を守ってください。
- 無停電電源装置には致命的な電圧が含まれています。修復および保守を行うのは、
認可されたサービス・サポート担当者に限定する必要があります。
無停電電源装置の内部には、ユーザー保守可能部品はありません。
- 無停電電源装置は、独自のエネルギー源 (バッテリー) を持っています。無停電電源装置が AC 電源に接続されていなくても、出力コンセントに電圧がかかっていることがあります。
- 無停電電源装置がオンになっているときに、入力コードの電源プラグを抜いてはなりません。電源プラグを抜くと、無停電電源装置および 無停電電源装置に接続されている機器から安全用のアースが外れます。
- 必要な電子部品およびバッテリーのために、無停電電源装置には重量があります。
損傷を避けるために、以下の予防措置を守ってください。
- 無停電電源装置を 1 人で持ち上げないでください。別のサービス担当者に手伝ってもらってください。
- 無停電電源装置を配送カートンから取り出す前、または 無停電電源装置をラックに取り付けるまたはラックから取り外す前に、バッテリーまたは電子組み立て部品 (あるいはその両方) を 無停電電源装置から取り外してください。
(D007)
注意:
この部品または装置は重いのですが、18 kg (39.7 lb) 未満の重さです。この部品または装置を持ち上げ、取り外し、または取り付け
るときは、注意してください。
(C008)
このタスクについて
2145 UPS-1U を交換するには、次の手順で行います。
手順
- 2145 UPS-1U の前面を手前に向けて、平らで安定面に、2145 UPS-1U を置きます。
- 2145 UPS-1U の各側面で、提供された 4 個の M3 × 6 ねじ (図 1 の 2 ) を使用して、取り付け金具の長い方の端を 2145 UPS-1U に取り付けます。
図 1. 2145 UPS-1U 用サポート・レールのラックへの取り付け
- ラックの正面に立ち、2145 UPS-1Uの背面をサポート・レールに乗せ、次に 2145 UPS-1Uをスライドさせてラックに入れます。
- 2145 UPS-1U の前面で、2 本の取り付けねじ (図 2 の 1 ) を取り付けます。
図 2. 2145 UPS-1U 用のねじの取り付け
- 2145 UPS-1U のフロント・パネルを、
図 3 に示すように、手前に引いてから左に引いて取り外します。
注: パネルの右側を 2145 UPS-1U から引き離すのが困難な場合はマイナス・ドライバーの刃先をカバーの右側とフレームの間に挟み、てこを応用して慎重に外してください。
図 3. 2145 UPS-1U のフロント・パネルの取り外し
- 保護テープを内部バッテリー・コネクター (図 4 の円内) から取り外します。
図 4. 保護テープ付きの 2145 UPS-1U 内部バッテリー・コネクター
- 内部バッテリー・コネクター (図 5の円内) を接続します。
図 5. 内部バッテリー・コネクターを適所に収めた 2145 UPS-1U
注: バッテリーの接続中に、少量のアーク放電が起こります。これは正常であり、装置を損傷したり、安全上の問題を引き起こすことはありません。
- フロント・パネルを再度取り付ける。
- 2145 UPS-1U の背面で、SAN ボリューム・コントローラーの電源ケーブルをロード・セグメント 2 コンセント (図 7 の 3 ) に接続します。
該当する場合、電源ケーブル保持ブラケット (図 6 に示す) を取り付けます。
注: 2145 UPS-1U は、データをローカル・ハード・ディスク・ドライブに保存できるまでの間、単一の SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源を維持することを意図しています。
SAN ボリューム・コントローラーのノードのみが、2145 UPS-1U に接続できます。それ以外は SAN ボリューム・コントローラー クラスターの誤動作を引き起こします。2145 UPS-1U には 1 台の SAN ボリューム・コントローラーのみを接続する必要があり、その他の接続はできません。
図 6. 2145 UPS-1U に接続された 2145 UPS-1U のケーブル保持ブラケット
- SAN ボリューム・コントローラーのシグナル・ケーブルを通信ポート (図 7 の 2 ) に再接続します。
- 2145 UPS-1U の主電源ケーブルを (電力配分装置または 冗長 AC 電源スイッチ のいずれかからの) 入力コネクター (図 7 の 1 ) に再接続します。
これで、2145 UPS-1U は待機モードになり、SAN ボリューム・コントローラーがオフラインになるはずです。図 7 に示されているすべてのインディケーターがオフになります。
- 2145 UPS-1U の電源をオンにするために、オン/オフ・ボタン (図 8 の 2 ) を押したままの状態にします。
2145 UPS-1Uの一部のバージョンでは、オン/オフ・ボタンを押すために、ねじ回しのような先の尖った道具が必要な場合があります。2145 UPS-1U は自己診断テストを行います。これには約 5 秒かかります。その後で、電源オン・インディケーター 1 と負荷インディケーター
( 7 および 8 ) が恒常的に点灯し、2145 UPS-1U が SAN ボリューム・コントローラーに電源を供給していることを示します。2145 UPS-1U は、通常モードのときにバッテリーの充電を開始します。
図 8. 2145 UPS-1U フロント・パネル・アセンブリー
注: 2145 UPS-1U バッテリーが十分充電されていない場合は、SAN ボリューム・コントローラー・ノードはクラスターに結合できません。このノードでは「充電中 (Charging)」がフロント・パネルに表示されます。この状態は 2145 UPS-1U バッテリーが十分に充電されるまで続きます。これには 1 時間を要します。SAN ボリューム・コントローラー・ノードがクラスターに再結合すると、2145 UPS-1U バッテリーの充電を終了する間、フロント・パネルには「リカバリー中 (Recovering)」が表示される可能性があります。