有効な構成を確保するためには、SAN ボリューム・コントローラー・ノードの構成規則を必ず守ってください。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 ノードおよび SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 ノードは、2 ポート・ホスト・バス・アダプター (HBA) を 2 つ搭載しています。1 つの HBA に障害が起こっても、ノードは低下モードで作動します。 1 つの HBA が物理的に除去された場合、 この構成はサポートされなくなります。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8、 SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4、 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードには、4 ポート HBA が 1 つ搭載されています。
それぞれのノードは、4 つのポートを介して仮想ディスク (VDisk) を SAN に提示します。各 VDisk には、入出力グループ内の 2 つのノードからアクセスできます。 それぞれのホスト HBA ポートは、クラスターによって提示される各論理装置 (LU) に対して最大 8 つのパスを認識できます。 ホストは、マルチパス・デバイス・ドライバーを実行して初めて、マルチパスは単一デバイスに対する決定を行うことができます。ファブリック・ゾーニングを使用して、ホストで認識できる VDisk へのパスの数を減らすことができます。
入出力グループからホストへのネットワークを介したパスの数は 8 を超えてはなりません。パスの数が 8 つを超えた構成はサポートされていません。それぞれのノードには 4 つのポートがあり、それぞれの入出力グループには 2 つのノードがあります。 したがって、ゾーニングを行わない場合、VDisk へのパスの数はホスト・ポートの数に 8 を掛けた数になります。
クラスター間メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー (Global Mirror)機能を使用するクラスターの場合は、スイッチ間に光ファイバー接続が使用でき、あるいはスイッチの製造メーカーがサポートしている距離拡張テクノロジーを使用できます。
クラスターのフェイルオーバー操作を確実なものにするために、 すべてのノードのイーサネット・ポート 1 は、同じセットのサブネットに接続する必要があります。使用する場合は、 すべてのノードのイーサネット・ポート 2 も、同じセットのサブネットに接続する必要があります。ただし、イーサネット・ポート 1 用のサブネットは、イーサネット・ポート 2 用のサブネットと同じである必要はありません。
同じクラスター内にある SAN ボリューム・コントローラー・ノード間の物理的距離は、接続要件およびサービス要件により 100 メートルに 制限されます。問題状態にある SAN ボリューム・コントローラーの複数の保守処置を実施するには、入出力グループまたはクラスター内の両 SAN ボリューム・コントローラー・ノードに対して、互いに 1 分以内に操作を行うことが必要です。必要な時間枠の中でほとんど同時のアクションを IBM® サービス担当員が 容易に実行できるように、クラスター環境をセットアップしてください。
SAN ボリューム・コントローラー・ノードは、 電源の供給元である無停電電源装置と同じラック内にある必要があります。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードの奥行きは、他の構成装置またはノードより約 127 mm (5 インチ) 小さくなっています。 SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードは、奥行きがそれより長い構成装置またはノード間のラック位置に配置しないでください。配置すると、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードにケーブルが接続できなくなります。
SAN ボリューム・コントローラーは、SAN ボリューム・コントローラー・ノードとそれらに接続されるスイッチ間の接続に、短波および長波のファイバー・チャネル接続をサポートします。
スイッチ間 リンク (ISL) 全体にわたって経路指定されているノード間通信を避けるため、すべての SAN ボリューム・コントローラー・ノードを同一のファイバー・チャネル・スイッチに接続してください。
同一の入出力グループ内の SAN ボリューム・コントローラー・ノード間では ISL ホップは許可されません。ただし、同一クラスター内であれば異なる入出力グループであっても、SAN ボリューム・コントローラー・ノード間で、1 つの ISL ホップが許可されます。ご使用の構成で、同一クラスター内 (入出力グループは異なる) に存在する SAN ボリューム・コントローラー・ノード用に複数 ISL ホップが必要となる場合は、IBM サービス担当員にお問い合わせください。
ISL 全体にルートされているストレージ・システムとノードとの通信を避けるため、SAN ボリューム・コントローラー・ノードと同じファイバー・チャネル・スイッチに全ストレージ・サブシステムを接続してください。 SAN ボリューム・コントローラー・ノードとストレージ・コントローラー 間に 1 つの ISL ホップは許可されています。ご使用の構成が複数 ISL を必要とする場合、IBM サービス担当員 にお問い合わせください。
構成の規模が大きい場合、ホスト・システムと SAN ボリューム・コントローラー ノード間で複数 ISL を使用することは一般的です。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8・ノードのファイバー・チャネル・ポートは、2 Gbps、4 Gbps、または 8 Gbps で作動可能です。SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4、SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4、および SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードは、1 Gbps、2 Gbps または 4 Gbps で作動可能です。 これらすべてのノード・タイプのファイバー・チャネル・ポートは、FC スイッチで使用されるリンク速度を自動ネゴシエーションします。ポートは、通常、SAN ボリューム・コントローラーのポートおよびスイッチの両方がサポートする最大速度で作動します。 ただし、大量のリンク・エラーが発生する場合、ポートはサポートされている速度より低い速度で作動することがあります。
SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 ノードのファイバー・チャネル・ポートは、それらが作動する速度を自動ネゴシエーションできません。 必要な速度を手動で設定する必要があります。このとき、ファイバー・チャネル・スイッチとクラスター内のすべての SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 ノードとの間の光ファイバー接続は、同じ速度で作動する必要があります。