settrace コマンドは、システムによる特定の入出力操作をトレースするためのオプションを設定します。
構文

>>- svctask -- -- settrace -- -- -type --+- mdisk -+-- --------->
'- vdisk -'
>-- -file -- filename -- -- -trigger --+- full ----+-- --------->
+- status --+
+- command -+
+- timeout -+
+- trigger -+
'- abort ---'
>--+----------+-- --+--------------+-- --+---------+-- --------->
'- -abort -' '- -timestamp -' '- -data -'
>--+--------+-- --+-----------+-- --+---------+-- -------------->
'- -tag -' '- -detect -' '- -init -'
>--+----------+-- --+---------+-- ------------------------------>
'- -sense -' '- -cmds -'
>--+--------------------------+-- ------------------------------>
'- -percent -- percentage -'
>--+----------------------------------------------------+-- ---->
'- -cmdlist -- cmd_list --+------------------------+-'
'- -cmdmask -- cmd_mask -'
>--+--------------------------------------------------------+--><
'- -skcqlist -- skcq_list --+--------------------------+-'
'- -skcqmask -- skcq_mask -'
パラメーター
- -type mdisk | vdisk
- (必須) トレースするオブジェクトのタイプを指定します。
- -file filename
- (必須) トレース・ファイルのファイル名接頭部を指定します。
- -trigger full | status | command
| timeout | trigger | abort
- (必須) トレースを開始 (起動) するときのアクションを指定します。
- full
- トレース・バッファーが満杯のとき、MDisk と VDisk のトレースを停止することを指定します。
- 状況
- MDisk および VDisk について、指定した SCSI 状況 (-skcqlist) がセンス・データの中で報告された場合の起動を設定します。
- command
- MDisk および VDisk について、所定の SCSI コマンド (-cmdlist) が送信された場合の起動を指定します。
- timeout
- MDisk のみについて、タイムアウトが発生した場合の起動を設定します。
- 起動 (trigger)
- MDisk のみについて、起動イベントまでの間、実行を続けることを指定します。
- abort
- VDisk のみについて、異常終了が発生した場合の起動を設定します。
- -abort
- (オプション) VDisk のみについて、異常終了の詳細をトレースに追加します。
- -timestamp
- (オプション) トレース内の各項目にタイム・スタンプを付けます。ファイル名は、接頭部とタイム・スタンプから作成されます。
ファイル名の形式は、prefix_AAAAAA_YYMMDD_HHMMSS で、AAAAAA はトレース・ファイルを生成するノードのパネル名です。
- -data
- (オプション) トレースに入出力データを追加します。
- -tag
- (オプション) MDisk にのみ CCB タグをトレースに追加します。
- -detect
- (オプション) MDisk のディスカバリー詳細を MDisk のトレースに追加します。
- -init
- (オプション) MDisk の初期化の詳細を MDisk のトレースに追加します。
- -sense
- (オプション) VDisk のみについて、トレースに SCSI センス・データを追加します。
- -cmds
- (オプション) VDisk のみについて、トレースにコマンドのデータを追加します。
- -percent
- (オプション) トレース・ファイル内の起動ポイントを指定します。起動ポイントは、その起動ポイントの後に収集するデータの量を決定します。デフォルト値は 50 で、これは起動ポイントをトレース・ファイルの中央に配置します。
- -cmdlist cmd_list
- (オプション) cmd_list 内のコマンドをトレース・ファイルに追加します。
- -cmdmask cmd_mask
- (オプション) cmd_mask 内のコマンドをトレース・ファイルに追加します。-cmdmask パラメーターは、-cmdlist パラメーターと一緒に使用する必要があります。
- -skcqlist skcq_list
- (オプション) SKCQ リストを指定して、リストされた SKCQ の詳細のみがトレース・ファイルに追加されます。
- -skcqmask skcq_mask
- (オプション) SKCQ マスクを指定して、リストされた SKCQ の詳細のみがトレース・ファイルに追加されます。
-skcqmask パラメーターは、-skcqlist パラメーターと一緒に使用する必要があります。
説明
settrace コマンドは、管理対象ディスクまたは仮想ディスクのさまざまな入出力トレース・オプションを設定します。これ以後に関連するディスク・タイプのトレースが起動された場合、それらのオプションによって、トレース・ファイルに組み込まれるデータが指定されます。
ファイル名は、トレース・ファイルを生成するときに使用するファイル名接頭部を指定します。システムが、ノード・パネル名とタイム・スタンプをファイル名に付加します。
最大 10 トレース・ファイルはクラスターで保持します。11 番目のトレースが作成されると、最も古い既存のトレース・ファイルが上書きされます。
ディレクトリーには、他のノードから取り出されたファイルも入れておくことができます。これらのファイルは、カウントされません。
クラスターは、最も古いファイルを削除して、ファイルの最大数を維持します。
呼び出し例
svctask settrace -type vdisk -file tracedump -trigger abort
-percent 100 -abort -timestamp
結果出力
No feedback