CLI を使用したクラスターのシャットダウン

コマンド行インターフェース (CLI) を使用して、クラスターをシャットダウンすることができます。

始める前に

クラスターへの入力電源すべてを除去する場合 (例えば、保守のためにマシン・ルームの電源をシャットダウンしなければならない場合)、電源を除去する前にクラスターをシャットダウンする必要があります。 無停電電源装置への入力電源をオフにする前にクラスターをシャットダウンしないと、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは、電源の喪失を検出し、メモリー内に保持されているすべてのデータが内部ディスク・ドライブに保存されるまでバッテリー電源で稼働し続けます。 これにより、入力電源が復元したときに、クラスターを作動可能にするまでに要する時間が長くなり、また無停電電源装置バッテリーが完全に再充電されないうちに予期せぬ電源喪失が発生した場合、リカバリーに必要な時間が大幅に長くなってしまいます。

無停電電源装置への入力電源が復元されると、再充電が開始されます。 しかし、SAN ボリューム・コントローラー・ノードでは、予想外の電源喪失が発生した場合、SAN ボリューム・コントローラー・ノード上のすべてのデータを保管できるほど十分に無停電電源装置が充電されるまで、仮想ディスク (VDisk) に対する入出力アクティビティーは一切行えません。 十分に充電されるまでには、2 時間ほどかかる場合があります。無停電電源装置への入力電源を除去する前にクラスターをシャットダウンしておくと、バッテリー電力が消費されずにすむため、入力電源が復元されると同時に入出力アクティビティーを再開できるようになります。

クラスターをシャットダウンする前に、このクラスターが宛先になっているすべての入出力操作を静止します。 これを停止できないと、ホスト・オペレーティング・システムに入出力操作の失敗が報告されます。
重要: クラスター全体をシャットダウンすると、このクラスターによって提供されているすべての VDisk にもアクセスできなくなります。クラスターをシャットダウンすると、SAN ボリューム・コントローラー ノードもすべてシャットダウンされます。 このシャットダウンにより、ハード・データが内部ハード・ディスクにダンプされます。
以下のプロセスを開始して、クラスターによって提供されている VDisk を使用するホスト上のアプリケーションを停止して、クラスターへのすべての入出力を静止してください。
  1. クラスターが提供する VDisk を使用するホストを判別する。
  2. すべての VDisk について、前のステップを繰り返す。

このタスクについて

入力電源が失われて、その後復元した場合、 無停電電源装置の電源ボタンを押してから、 SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源ボタンを押してください。

クラスターをシャットダウンするには、次の手順で行います。

手順

  1. 以下のコマンドを発行して、クラスターをシャットダウンする。
    svctask stopcluster
    以下の出力が表示されます。
    Are you sure that you want to continue with the shut down?
  2. 「y」を入力して、クラスター全体をシャットダウンする。
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