IBM® SDD および VERITAS DMP と一緒に使用するための Sun ホスト・パラメーターの設定

Sun ホスト上でパラメーターを設定することによって、HBA と SAN ボリューム・コントローラー間のパフォーマンスを最適化することができます。

このタスクについて

サポートされる HBA を使用した場合に最適パフォーマンスを得るためのシステム・パラメーターを設定するには、以下の手順で行います。

手順

  1. cd /etc と入力して /etc サブディレクトリーに移動します。
  2. サブディレクトリーのシステム・ファイルをバックアップします。
  3. システム・ファイルを編集し、HBA を使用する構成を持つサーバーに対して以下のパラメーターを設定します。
    sd_max_throttle

    この sd_max_throttle パラメーターは、sd ドライバーがキューに入れることができる、ホスト・アダプター・ドライバーに対するコマンドの最大数を指定します。 デフォルト値は 256 ですが、接続する各 LUN ごとに、パラメーターを最大キュー項目数以下の値に設定する必要があります。 この値を決定するには、次の数式を使用します。

    256 ÷ (LUNs per adapter)

    ここで、LUNs per adapter は、単一のアダプターに割り当てられた LUN の最大数です。

    この例で SAN ボリューム・コントローラー LUN に対して sd_max_throttle パラメーターを設定するには、/etc/system ファイルに次の行を追加します。

    set sd:sd_max_throttle=5

    sd_io_time
    このパラメーターは、ディスク操作のためのタイムアウト値を指定します。次の行を /etc/system ファイルに追加して、SAN ボリューム・コントローラー LUN に対して sd_io_time パラメーターを設定します。
    set sd:sd_io_time=0x78
    sd_retry_count
    このパラメーターは、ディスク操作のための再試行カウントを指定します。次の行を /etc/system ファイルに追加して、SAN ボリューム・コントローラー LUN に対して sd_retry_count パラメーターを設定します。
    set sd:sd_retry_count=5
    maxphys
    このパラメーターは、各 SCSI トランザクションごとに転送できるバイトの最大数を指定します。 デフォルト値は 126976 (124 KB) です。要求した入出力ブロック・サイズがこのデフォルト値を超えた場合は、その要求が複数の要求に分割されます。 この値は、アプリケーションの要件に合わせて調整する必要があります。 最大帯域幅の場合は、次の行を /etc/system ファイルに追加して maxphys パラメーターを設定します。
    set maxphys=1048576 (1 MB)
    注: 1048576 (1 MB) より大きな値を maxphys に設定しないでください。 そのような値を設定すると、システムがハングすることがあります。

    SAN ボリューム・コントローラー LUN で VERITAS Volume Manager を使用する場合は、maxphys パラメーターと一致するように VxVM 最大入出力サイズ・パラメーター (vol_maxio) を設定する必要があります。 maxphys パラメーターを 1048576 に設定し、VERITAS Volume Manager を SAN ボリューム・コントローラー LUN で使用する場合は、maxphys パラメーターを次の文のように設定します。

    set vxio:vol_maxio=2048
    注: vxio:vol_maxio の単位はディスク・ブロック (1/2 KB) です。
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