エラー・イベント・ログ内のフィールドの説明

エラー・イベント・ログには、 問題の診断に使用できる情報のフィールドが組み込まれています。

表 1 は、コマンド行インターフェースを使用してエラー・イベント・ログを生成するときに表示されるフィールドについて説明しています。

表 1. エラー・イベント・ログのデータ・フィールドの説明
データ・フィールド 説明
ノード ID エラーまたはイベントが発生したノードの名前。 イベントが特定のノードに当てはまる場合、例えば、ノードのファイバー・チャネル・ポートが作動していないこと示す場合、ここにはノード ID が示されます。ノードではなく、クラスターにイベントが当てはまる場合、例えば、ライセンスの限度を超過する場合、このフィールドは 0 に設定されます。
オブジェクト・タイプ エラー・イベント・ログが関連するオブジェクト・タイプ。 表 2 を参照してください。
オブジェクト ID オブジェクトのインスタンスを一意的に識別する番号。
シーケンス番号 イベントを識別する番号。 該当する場合、ホスト・システムに戻されるセンス・データがシーケンス番号を参照します。
ルート・シーケンス番号 原因が 1 つのすべてのエラーに 1 回のアクションで修正済みのマークを付けられる、 別のログ・エントリーのシーケンス番号。
最初のエラー・タイム・スタンプ このエラー・イベントが報告された時刻。類似タイプのイベントが合体され、そのため 1 つのエラー・イベント・ログ・レコードが複数のイベントを表す場合、これは、最初のエラー・イベントがログに記録された時刻です。
最後のエラー・タイム・スタンプ このエラー・イベントの最後のインスタンスが、ログに記録された時刻。
エラー件数 このエラー・イベント・ログ・レコードに合体されたエラー・イベントの数。
エラー ID この番号は、 エラーまたはイベントの固有 ID です。
エラー・コード この番号は、 サービス手順の開始点として使用されます。
状況フラグ 状況フラグの詳細については、表 3 を参照してください。
タイプ・フラグ タイプ・フラグの詳細については、表 5 を参照してください。
追加のセンス・データ このエラー・コードまたはイベント・コードに固有のデータ。 これはバイナリー・データ・レコードです。エラー・イベント・ログがコマンド行ツールによって表示される場合、このデータは 16 進数で表示されます。 Web インターフェースを使用してデータを表示した場合、 このデータはページの右側で ASCII 文字に変換されます。 通常は、このデータをサービス手順の一環として、解釈する必要はありません。 しかし、データを参照するいずれの手順でも ASCII フォーマットについて説明しています。

表 2 は、 エラー・イベント・ログ・オブジェクトのタイプについて説明しています。

表 2. エラー・イベント・ログのオブジェクト・タイプおよびオブジェクト ID の説明
オブジェクト・タイプ オブジェクト ID
mdisk 管理対象ディスク番号
mdiskgrp 管理対象ディスク・グループ番号
vdisk 仮想ディスク
ノード (node) ノード ID
ホスト (host) ホスト ID
iogroup 入出力グループ ID
fcgrp FlashCopy® 整合性グループ番号
rcgrp メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー整合性グループ番号
fcmap FlashCopy マッピング番号
rcmap メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー・マッピング番号
wwpn ワールドワイド・ポート名
クラスター クラスター ID (10 進数で表示)
装置 (device) 装置番号
SCSI lun SCSI 論理装置番号 (LUN) ID
quorum クォーラム ID
clusterip クラスター IP
fc_adapter ファイバー・チャネル・アダプター
Emailuser E メール・ユーザー
Syslog Syslog サーバー
Snmp SNMP サーバー
Smtp E メール・サーバー
Auth_Group ユーザー・グループ
SAS_Adapter SAS アダプター
表 3 は、エラー・イベント・ログ・フラグのタイプを示しています。
注: 通知イベントでは、SNMP トラップ発生のフラグが構成されている場合のみ、このフラグがオンになります。
表 3. エラー・イベント・ログのフラグの説明
フラグ 説明
未修正 このログ・エントリーには、サービス・アクションが必要です。
修正済み このエントリーは修正済みのマークが付けられています。このエントリーは、ログ内の最古のレコードとなり、次のログ・エントリーによって上書きされる時点まで、エラー・イベント・ログに残ります。
期限切れ 一部のイベントでは、未修正と表示されるには、25 時間に一定の発生回数が必要です。25 時間以内にこのしきい値に到達しない場合は、期限切れとしてフラグが立てられます。 このタイプのイベントがさらに発生した場合は、新規イベント・ログ・エントリーに置かれます。
表 4 は、 ログに記録できる各種のフラグの組み合わせと、 ユーザー・インターフェースによって報告される結果の状況を示します。 SAN ボリューム・コントローラー・コンソールの「エラー・ログの分析」パネルでは、エラー・イベント・ログ・レコード内の状況フラグの要約を表示します。次の表は、表示される状況値、およびその値が表す状況フラグの組み合わせをリストします。
表 4. エラー・ログ状況フラグの組み合わせについて報告される状況
報告される状況 UNFIXED ERROR_FIXED ERROR EXPIRED
BELOW_THRESHOLD 0 0 0
EXPIRED 0 0 1
UNFIXED 1 0 0
FIXED x1 1 0
注: 1 このフラグは、状況には無効です。

表 5 は、エラー・イベントのタイプを示しています。

表 5. エラー・イベント・タイプの説明
タイプ 説明
エラー・カテゴリー 1 このエラーには、サービス・アクションが必要です。 カテゴリー 1 のエラーは通常、ハードウェア・コンポーネントの問題を示します。1 つの FRU または複数の FRU のリストには、エラー・レコードと共に送信されたトラップ・データが組み込まれています。
エラー・カテゴリー 2 このエラーには、サービス・アクションが必要です。 カテゴリー 2 のエラーは通常、ハードウェアの問題ではなく、構成または環境の問題を示します。
一時的エラー 一時的タイプのエラーは、エラー・リカバリー手順でリカバリーされました。
構成イベント このエントリーは、構成イベント・ログからのものです。 このフラグは、ログに記録されたエラー状態を構成イベントに関連付ける際の補助として、 シームレス表示で両方のログを表示するときに役立ちます。
情報 このタイプは、 ログ・エントリーが通知イベントであることを示します。 情報イベントは、 予期しない構成結果をユーザーに警告し、 さらに構成アクションを開始するよう、ユーザーにプロンプトを出す場合に使用できます。
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