SAN ボリューム・コントローラーは、ソフトウェアとハードウェアを結合して、対称バーチャリゼーションを使用する総合的なモジュラー装置を生成します。
対称仮想化は、接続されたストレージ・システムから管理対象ディスク (MDisk) のプールを作成することで実現されます。
これらのストレージ・サブシステムは、接続されたホスト・システムで使用するために、一群の仮想ディスク (VDisk) にマッピングされます。システム管理者は、ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 上にあるストレージの共通プール表示とアクセスができます。
この機能は、管理者がストレージ・リソースをより効率的に使用する上で役立ち、拡張機能用の共通ベースを提供します。
SAN はホスト・システムとストレージ・デバイスを結ぶ高速のファイバー・チャネル・ネットワークです。SAN では、ホスト・システムは、ネットワーク経由でストレージ・デバイスに接続できます。
接続はルーターおよびスイッチなどの装置を経由して構成されます。これらの装置を含むネットワークの領域を、ネットワークのファブリック と呼びます。
SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェア
SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアは、
SAN ボリューム・コントローラーに接続されるホスト・システムに対して以下の機能を実行します。
- 単一のストレージ・プールを作成する
- 論理装置の仮想化を提供する
- 論理ボリュームを管理する
- 論理ボリュームをミラーリングする
SAN ボリューム・コントローラーは、以下の機能も提供します。
- 大容量スケーラブル・キャッシュ
- コピー・サービス
- IBM FlashCopy® (ポイント・イン・タイム・コピー)
- メトロ・ミラー (同期コピー)
- グローバル・ミラー (Global Mirror) (非同期コピー)
- データ・マイグレーション
- スペース管理
- 望ましいパフォーマンス特性に基づくマッピング
- サービス品質の測定
- スペース効率の良い論理ボリューム (シン・プロビジョニング)
SAN ボリューム・コントローラー・ハードウェア
各 SAN ボリューム・コントローラー ノードは、SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアが稼働する SAN ボリューム・コントローラー・クラスター内の個々のサーバーです。
ノードは常に対でインストールされ、
ノードの最小で 1 つ、最大で 4 つの対で 1 つのクラスターが構成されます。ノードの各対は、入出力グループ と呼ばれます。
入出力グループのノードによって管理される入出力操作は、
すべて両方のノードにキャッシュされます。
注: 入出力グループは、ストレージ・システムが SAN に提示するストレージを MDisk と見なし、そのストレージをホスト上のアプリケーションが使用する VDisk と呼ばれる論理ディスクに変換します。ノードは 1 つの入出力グループの中にのみ存在し、その入出力グループ内の VDisk へのアクセスを提供します。
以下のノードが、
SAN ボリューム・コントローラー 5.1 でサポートされています。
- 新規 SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 ノードは、最大 4 つのオプションのソリッド・ステート・ドライブ (SSD)付きで購入できます。
- SAN ボリューム・コントローラー 2145-8A4 ノードも購入可能です。
- SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 ノードは現在は購入できませんが、SAN ボリューム・コントローラー 5.1 によりサポートされています。
- SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F4 ノードは現在は購入できませんが、SAN ボリューム・コントローラー 5.1 によりサポートされています。
- SAN ボリューム・コントローラー 2145-8F2 ノードは現在は購入できませんが、SAN ボリューム・コントローラー 5.1 によりサポートされています。
重要: SAN ボリューム・コントローラー 2145-4F2 ノードは、SAN ボリューム・コントローラー 4.3.1 およびそれ以前のリリースでのみサポートされます。