SAN ボリューム・コントローラー環境の構成を始める前に、必要な計画作業をすべて確実に実行してください。
クラスターの計画
クラスターについて、以下の情報を確定します。
- クラスターの数とノードの対 (入出力グループ) の数。
各ノードの対は、1 つ以上の仮想ディスク (VDisk) のコンテナーです。
- 使用するホストの数。
- ホストとノード間の毎秒の入出力数。
ホストの計画
VDisk ホスト・マッピングを使用すると、ホストがストレージ・システム内の特定の論理装置 (LU) にアクセスできるようになります。
ホストについて、以下の情報を確定します。
- SCSI オーバー・ファイバー・チャネル接続を使用するホストの場合、ホスト上のファイバー・チャネル (HBA) ポートのワールド・ワイド・ポート名 (WWPN)
- iSCSI オーバー・イーサネット接続を使用するホストの場合、ホストおよび認証資格情報の IQN
- ホストに割り当てる名前
- ホストに割り当てる VDisk
MDisk の計画
管理対象ディスク (MDisk) を計画するために、ストレージ・システム内およびすべての SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 ソリッド・ステート・ドライブ (SSD)内の論理ディスクまたは物理ディスク (論理装置) を決定します。
管理対象ディスク・グループの計画
MDisk グループについて、以下の情報を確定します。
- 使用するストレージ・システムのタイプ。
- 順次ポリシー指定で VDisk を作成したい場合は、
それらの VDisk について別個の MDisk グループを作成することを計画するか、またはそれらの VDisk を作成してから
ストライプ・ポリシー指定で VDisk を作成するようにします。
- 同じレベルのパフォーマンスまたは信頼性 (あるいはその両方)
を提供するストレージ・システム用の MDisk グループを作成することを計画します。
例えば、RAID 10 であるすべての管理対象ディスクを 1 つの MDisk グループにまとめ、RAID 5 の
全 MDisk を別グループにまとめることができます。
- 管理対象 MDisk グループのエクステント・サイズを計画します。例えば、より大きいエクステント・サイズは、
SAN ボリューム・コントローラーが管理できるストレージの総量を増加させます。より小さいエクステント・サイズを使用すると、ストレージ割り振りをよりきめ細かく制御できます。エクステント・サイズはパフォーマンスに影響しません。
VDisk の計画
個々の VDisk は、1 つの管理対象ディスク・グループと 1 つの入出力グループ
のメンバーです。
管理対象ディスク・グループは、どの MDisk が VDisk を作成するバックエンド・ストレージを提供するかを定義します。どのノードが VDisk への入出力アクセスを提供するかは、入出力グループによって定義されます。
VDisk を作成する前に、次の情報を確定してください。
- 保存が必要なデータが入った管理対象ディスクから、VDisk をイメージ・モードで作成すべきかどうか。
- VDisk に割り当てる名前。
- VDisk を割り当てる入出力グループ
- VDisk を割り当てる管理対象ディスク・グループ。
例えば、異なる管理対象ディスク・グループは、その管理対象ディスク・グループに含まれるストレージによっては、パフォーマンス特性が異なる場合があります。
- VDisk の容量
- VDisk を管理対象ディスク・グループ全体にわたってミラーリングすることにより、さらに一層の冗長度の提供を望むかどうか。例えば、
管理対象ディスク・グループ全体にわたって冗長度を提供するため、VDisk Mirroring フィーチャーを使用できます。
- 完全に割り振られた VDisk を作成するか、あるいはスペース使用効率を優先した仮想ディスクを使用するか。
- VDisk のキャッシュ・モードは、readwrite または none です。
デフォルトは readwrite です。
FlashCopy、ミラーリング、およびスペース使用効率を優先した VDisk がパフォーマンスに与える影響を考慮します。影響は、入出力のタイプに依存し、加重係数を使用して計算されます。