SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源は、SAN ボリューム・コントローラー・ノードと同じラックにある無停電電源装置から供給されます。
SAN ボリューム・コントローラーの電源状態は、フロント・パネルの電源表示ライトによって表示されます。無停電電源装置のバッテリーが、SAN ボリューム・コントローラーを完全に作動可能にするまで十分充電されていない場合は、その充電状態が SAN ボリューム・コントローラー・ノードのフロント・パネル・ディスプレイに表示されます。
SAN ボリューム・コントローラーへの電源は、SAN ボリューム・コントローラー・ノードのフロント・パネル上の電源ボタンか、あるいはイーサネット・インターフェースで送信するコマンドによって制御されます。決して、電源ケーブルを取り外して SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源を切らないでください。データが失われる可能性があります。SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフ方法の詳細は、MAP 5350: SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源オフを参照してください。
SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアが実行中であり、かつ、そのソフトウェアに SAN ボリューム・コントローラー・コンソール、CLI、または電源ボタンから電源をオフにするよう要求した場合、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは電源オフ処理を開始します。この間、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは電源オフ操作の進行状況をフロント・パネル・ディスプレイに表示します。電源オフ処理が完了した後に、フロント・パネルはブランクになり、フロント・パネルの電源ライトが明滅します。SAN ボリューム・コントローラー・ノードの背面から電源ケーブルを取り外しても安全です。電源オフ処理中にフロント・パネルの電源ボタンを押した場合、フロント・パネル・ディスプレイが変更され、SAN ボリューム・コントローラー・ノードが再始動することを示しますが、再始動が実行される前に電源オフ処理が完了します。
フロント・パネルの電源ボタンが押されたときに SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアが実行していない場合は、SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源は即時にオフになります。
電源ボタンを使用して、またはコマンドで、SAN ボリューム・コントローラー・ノードの電源を切ると、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは電源オフ状態に入ります。SAN ボリューム・コントローラーは、電源ケーブルが SAN ボリューム・コントローラー・ノードの背面に接続され、電源ボタンが押されるまで、この状態を続けます。
SAN ボリューム・コントローラーは、SAN ボリューム・コントローラーの開始シーケンスの際、無停電電源装置のシグナル・ケーブルによって無停電電源装置の状況を検出しようとします。無停電電源装置が検出されない場合、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは一時停止し、 エラーがフロント・パネル・ディスプレイに表示されます。無停電電源装置が検出されると、 ソフトウェアが無停電電源装置の操作状態をモニターします。 無停電電源装置のエラーが報告されず、無停電電源装置のバッテリーが十分充電されていれば、SAN ボリューム・コントローラーは操作可能になります。無停電電源装置のバッテリーが十分充電されていない場合は、 充電状態がフロント・パネル・ディスプレイの進行状況表示バーによって示されます。 無停電電源装置を初めて電源オンにしたときは、バッテリーが十分充電されて、SAN ボリューム・コントローラー・ノードが操作可能になるまでに、最長で 2 時間かかることがあります。
無停電電源装置への入力電源が失われると、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは直ちにすべての入出力操作を停止して、そのダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー (DRAM) の内容を内部ディスク・ドライブに保存 します。データがディスク・ドライブに保存 されている間は、 フロント・パネルに「電源障害 (Power Failure)」メッセージが表示され、 保存 すべき残りのデータ数を示す降順の進行状況表示バーが表示されます。 すべてのデータが保存 された後、SAN ボリューム・コントローラー・ノードは電源が切れ、フロント・パネルの電源ライトは消えます。