システム・ボードを除去したときに取り外されたコンポーネントはすべて、新しいシステム・ボードを取り付ける際に再利用されます。
始める前に
SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 には、2 つのバージョンがあります。元のバージョン (Rev 1) には 2 つのマイクロプロセッサーと 8 つの 1 GB メモリー・モジュールがあります。2 番目のバージョン (Rev 2) には 1 つのマイクロプロセッサーと 4 つの 2 GB メモリー・モジュールがあります。
このタスクについて
システム・ボードを取り付けるには、次の手順で行います。
手順
- システム・ボードをボックスの少し前方に位置決めし、右側を下げて所定の位置にはめます。システム・ボードの左端を下げて所定の位置にはめ、システム・ボードが指定位置に収まり、ねじ穴が合うまで、ボックスの後方に押し込みます。システム・ボードの後部にあるイーサネット・ポートがフレームのカットアウトに確実にはめ込まれるように注意してください。
図 1. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 システム・ボード
- システム・ボード上の 6 個のねじを再取り付けし (図 2 を参照)、システム・ボードをシャーシに固定します。
図 2. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 システム・ボードを固定するねじの配置
- サーバーの後部で、入出力ポートの横の 4 個の絶縁体ねじを再取り付けします。図 3 は、絶縁体ねじの位置を示しています。
図 3. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 のシリアル・ポートおよびビデオ・ポート
- 電源バックプレーンを再取り付けし、バックプレーンを右方に押してシステム・ボードに接続し、電源機構を後方に押してシステム・ボードに接続します。電源バックプレーンの交換を参照してください。
- マイクロプロセッサーの 1 つを取り付けます。この際、向きを慎重に確認し、解放レバーを閉じることを忘れないでください (図 4 を参照)。
図 4. マイクロプロセッサーの取り付け
マイクロプロセッサー方位インディケーター
マイクロプロセッサー
マイクロプロセッサー方位インディケーター
マイクロプロセッサー・コネクター
マイクロプロセッサー解放レバー
- ヒートシンクを取り付けます。これが SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 ノードのオリジナル・バージョンの場合は、ステップ 7 で別のヒートシンクを取り付けます。
- マイクロプロセッサーの上部に熱伝導グリースを塗布します。
熱伝導グリースの 9 個のドットを 3 個のドットずつ 3 行に塗布し、外側の行はマイクロプロセッサーの端から約 5 mm の位置になるようにします。熱伝導グリース注入器のキャップの直径が 5 mm なので、これを利用して熱伝導グリースのドットの必要位置を判断してください (図 5 を参照)。
- 熱伝導グリースの各ドットごとに、注入器のスケール (グリース 0.02 ml) の 2 目盛り分を使用してください。9 個のドットで、注入器の中身の約半分を使用することになります。図 6 は、グリースの 9 個のドットが塗布されたマイクロプロセッサーの様子を示しています。
図 6. マイクロプロセッサーの熱伝導グリース・ドット (9 個) の完全セット
- ヒートシンクを熱伝導グリースの上に静かに押し付けて取り付け、4 個の保持ねじを交互に均等に締めます。
- これが Rev 1 ノードの場合は、ステップ 5 と 6 を繰り返して、2 番目のマイクロプロセッサーとヒートシンクを取り付けます。
これが Rev 2 ノードの場合は、次のステップを継続します。
- Rev 1 ノードの 8 個のメモリー・モジュールまたは Rev 2 ノードの 4 個のメモリー・モジュールを再取り付けします。メモリー・モジュール (DIMM) の取り替え を参照してください。
- 右側エア・バッフルを再取り付けします (図 7 を参照)。
- エア・バッフルの下部にあるピンを見つけて、システム・ボード上の位置決め穴にはめます。
- バッフルを後方に押して、所定の位置に置きます。
- バッフルを少し右に引いて、サポート・レール内の 2 つのクリップに位置合わせします。
図 7. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 システム・ボードの右のエア・バッフル
- ライト・パス・リボン・ケーブル・コネクターと CD-RW リボン・ケーブル・コネクターを再接続します (図 8 を参照)。
- ビデオ・ケーブル・コネクターと USB ケーブル・コネクターを再取り付けします。
- ファン 6、5、4、および 3 のケーブル・コネクターを再取り付けします。
図 8. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 システム・ボードの右前面のコネクター
CD-RW コネクター
ライト・パス・ケーブル・コネクター
ビデオ・ケーブル・コネクター
USB ケーブル・コネクター
ファン 3 コネクター
ファン 4 コネクター
ファン 5 コネクター
ファン 6 コネクター
- 左側エア・バッフルを再取り付けします (図 9 を参照)。
CD-RW ケーブルはバッフル内部に配置する必要があります。
図 9. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 の左のエア・バッフル
- ファン 2 を再取り付けします。
- ファン 2 とファン 1 のケーブル・コネクターを再取り付けします (図 10 を参照)。
図 10. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 システム・ボードのコネクター
右側ディスク・シグナル・ケーブル・コネクター
左側ディスク・シグナル・ケーブル・コネクター
ファン 1 コネクター
ファン 2 コネクター
- 左側ディスク・ドライブ・ケーブルを前部ソケットに再取り付けし、右側ディスク・ドライブ・ケーブルを後部ソケットに再取り付けします。
- アダプター・スロット 2 から取り外したライザー・カードを再取り付けします。ライザー・カードをコネクターに押し込みます。
- ファイバー・チャネル・アダプターとライザー・カードを再取り付けします。ファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーの取り替え を参照してください。
- 上部カバーを再取り付けします。 上部カバーの再取り付けを参照してください。
- ノードをラックに取り付けます。SAN ボリューム・コントローラーのラックへの再取り付けを参照してください。
- ノードの電源をオンにします。 フロント・パネル・ディスプレイが安定するまで少なくとも 5 分間待ってから、さらに処置があればそれを実行してください。
- 修復が正常に行われ、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できた場合には、ノードは始動してクラスターに再結合します。
ノードがクラスターに再結合した場合は、フロント・パネルに「クラスター:」およびクラスター名が表示されます。
- 修復は正常に行われたが、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できなかった場合は、ノードはノード・エラー 578 を表示します。SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを使用したクラスターからのノードの削除の手順に従って、ノードをクラスターから削除した後、それをクラスターに追加して戻します。複数のノードに障害が起きた場合、ノードが元の入出力グループに追加されて戻されたことを確認してください。詳しくは、クラスターへのノードの追加を参照してください。
- フロント・パネルに他のメッセージが表示されている場合は、MAP 5000: 開始 を使用して、問題を解決してください。
注: 次のステップのすべての段階を実行して、交換システムが必ず元のマシンのシリアル番号に設定されるようにすることがきわめて重要です。. これに失敗すると、お客様の保証、またはサービス契約が無効になることがあります。
- ノードがクラスターの一部として作動していることを確認した後で、以下の手順を実行して、オリジナルのマシン・シリアル番号を新しいシステム・ボードに復元します。
- コマンド行インターフェース (CLI) を開始します。「IBM® System
Storage SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド
- ノード前面にあるシリアル番号ラベルから、7 桁のシリアル番号をメモします。 シリアル番号のハイフン (-) は無視してください。
- フロント・パネル・ディスプレイで、「ノード」パネルが表示されるまで「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。 下の行に表示されているノード名をメモします。
- 次のコマンドを実行します。nodeserialnumber および nodename の値は、前のステップでメモした値に置き換えてください。:
svctask
writesernum -sernum nodeserialnumber nodename
ここで、nodeserialnumber はノード・フレーム上のシリアル番号であり、nodename はノードの名前です。
例えば、マシン・シリアル番号が
"13-FEDCB"、ノード名が
"ZYXW3" の場合、次のコマンドを発行してマシン・シリアル番号をシステム・ボードに書き込みます。
svctask writesernum –sernum 13FEDCB ZYXW3
注: ノードは、シリアル番号がシステム・ボードに書き込まれるとすぐに再始動します。