SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアのアップグレード

SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアは、日常の操作を行う間にアップグレードできます。

しかし、ソフトウェア・アップグレード処理の間にパフォーマンスは低下します。 ソフトウェアのアップグレードの間は、次のコマンドのみ実行することができます。
  • すべての svcinfo コマンド
  • svctask rmnode
重要:
  • SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを アップグレードしてから、 SAN ボリューム・コントローラー・ソフトウェアをアップグレードしてください。
  • ソフトウェアのアップグレードを適用するために要する時間はまちまちです。 マルチパス・ソフトウェアをリカバリーするために 30 分の遅延が設けられているので、少なくとも 1 時間は見込んでおいてください。

SAN ボリューム・コントローラー とその接続アダプターのソフトウェアおよびマイクロコードは、単一パッケージとしてテストされ、リリースされます。パッケージ番号はリリースが新しくなるたびに増えていきます。 パッケージには、Linux®、Apache、および SAN ボリューム・コントローラー のソフトウェアが組み込まれています。

ソフトウェア・レベルには、前の特定のレベルからのアップグレードだけをサポートするものがあり、 あるいは、あるハードウェア・タイプにのみインストールできるソフトウェアがあります。現在のレベルから複数レベル上にアップグレードするときは、その中間にあるレベルのインストールが必要になる場合があります。 例えば、レベル 1 からレベル 3 にアップグレードする場合、レベル 3 をインストールする前にレベル 2 のインストールが必要になることがあります。 それぞれのソフトウェア・レベルの前提条件については、 次の SAN ボリューム・コントローラー (2145) のサポートの Web サイトを参照してください。

www.ibm.com/storage/support/2145

重要:
  • ノードが保守モードのときにソフトウェア・アップグレードを適用すると、そのノードはクラスターから削除されます。 ノードに保管されている状況情報はすべて削除され、クラスターがこのノードのみに依存している場合には、データ損失も起こり得ます。
  • ログに未修正エラーが入っていないこと、また、クラスターの日時が正しく設定されていることを確認します。 指定保守手順 (DMP) を開始し、必ず未解決のエラーを修正してから、ソフトウェアの並行アップグレードを試みてください。

メトロ・ミラー関係およびグローバル・ミラー (Global Mirror) 関係

クラスターが 1 つ以上のクラスター間関係に関与しているソフトウェアをアップグレードするときは、一度に 1 つずつクラスターを更新してください。 複数のクラスターを並行してアップグレードしないでください。同期および可用性が失われる可能性があります。

ソフトウェア・レベルが異なるクラスターの間に、 新しいメトロ・ミラー協力関係 またはグローバル・ミラー (Global Mirror) 協力関係を作成できます。 協力関係が SAN ボリューム・コントローラーのバージョン 5.1.0 クラスターと バージョン 5.1.0 より前のクラスターの間にある場合、各クラスターは、 別のクラスターとの単一の協力関係に参加できます。 クラスターがすべて SAN ボリューム・コントローラーのバージョン 5.1.0 である場合、 各クラスターは、最大 4 つのクラスター協力関係に参加できます。

重要: クラスターを SAN ボリューム・コントローラーのバージョン 5.1.0 にアップグレードしたいときに、パートナーがバージョン 4.2.0 以前で実行されている場合は、まずパートナー・クラスターを SAN ボリューム・コントローラー 4.2.1 以降にアップグレードしてから、最初のクラスターをバージョン 5.1.0 にアップグレードする必要があります。
ライブラリー | サポート | ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2003, 2010. All Rights Reserved.