SAN ボリューム・コントローラー・コンソールの「コピー・サービス・スペースの変更」パネルを使用して、FlashCopy®、メトロ・ミラー、またはグローバル・ミラー・コピー・サービス機能、もしくは仮想ディスク (VDisk) ミラーリングに使用可能なメモリー量を変更できます。
始める前に
入出力グループ内でコピー・サービス機能および VDisk ミラーリングに使用できる合計ビットマップ・スペースは、512 MB です。
以下の表に、VDisk ミラーリングおよび各コピー・サービス機能に必要なメモリー容量の例を示します。| 機能 |
グレーン・サイズ |
1 MB のメモリーでは、指定された入出力グループに対して以下の VDisk 容量を提供します |
| メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー (Global Mirror) |
256 KB |
2 TB の合計メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー (Global Mirror) VDisk 容量 |
| FlashCopy |
256 KB |
2 TB の合計 FlashCopy ソース VDisk 容量 |
| FlashCopy |
64 KB |
512 GB の合計 FlashCopy ソース VDisk 容量 |
| 差分 FlashCopy |
256 KB |
1 TB の合計差分 FlashCopy ソース VDisk 容量 |
| 差分 FlashCopy |
64 KB |
256 GB の合計差分 FlashCopy ソース VDisk 容量 |
| VDisk ミラーリング |
256 KB |
2TB のミラーリングされた VDisk 容量 |
注: - 複数の FlashCopy ターゲットの場合は、マッピングの数を考慮する必要があります。例えば、グレーン・サイズが 256 KB のマッピングの場合は、8 KB のメモリーにより、16 GB のソース VDisk と 16 GB のターゲット VDisk 間で 1 つのマッピングが可能です。
あるいは、グレーン・サイズが 256 KB のマッピングの場合は、8 KB のメモリーにより、8 GB の 1 つのソース VDisk と 8 GB の 2 つのターゲット VDisk 間で 2 つのマッピングが可能です。
- FlashCopy マッピングを作成するとき、ソース VDisk の入出力グループ以外の入出力グループを指定すると、メモリー計算は、ソース VDisk の入出力グループでなく、指定した入出力グループに対して行われます。
- VDisk ミラーリングの場合、512 MB のメモリー・スペース全体で、合計 1 PB の VDisk ミラーリング容量が可能になります。
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「コピー・サービス・スペースの変更」パネルでメモリーの設定値を指定する前に、次の要因を考慮してください。
- FlashCopy 関係には、ソース VDisk のみがビットマップ・テーブル内にスペースを割り振ります。
- メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー関係には 2 つのビットマップが存在します。関係の方向は反転可能なため、1 つはマスター・クラスターに、1 つは補助クラスターに使用されます。
- ビットマップは最小で 4 KB のため、512 バイトの
VDisk には 4 KB のビットマップ・スペースが必要です。
このタスクについて
この作業は、SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを既に起動済みであることを前提としています。
コピー・サービス機能または仮想ディスク (VDisk) ミラーリングに使用できるメモリー容量を変更するには、以下のステップを実行します。
手順
- ポートフォリオのをクリックする。
「入出力グループの表示」パネルが表示されます。
- 入出力グループを選択し、タスク・リストから「コピー・サービス・スペースの変更」を選択する。「実行」をクリックする。
「コピー・サービス・スペースの変更」パネルが表示されます。
グローバル/メトロ・ミラー、FlashCopy、および VDisk ミラーリングに割り振られる合計メモリーの現在の設定値が表示されます。グローバル/メトロ・ミラー、FlashCopy、および VDisk ミラーリングに割り振り可能な合計空きメモリーも表示されます。
- グローバル・/メトロ・ミラー、FlashCopy、または仮想ディスク (VDisk) ミラーリングに割り振るメモリーの新しい合計量に、0 MB から 512 MB の値を入力する。
- 「OK」をクリックして、入出力グループ内で選択されたコピー・サービス機能または VDisk ミラーリングに割り振られる合計ビットマップ・スペースを変更する。