SAN ボリューム・コントローラー・コンソールで、「仮想ディスクの作成」ウィザードの「属性の設定」パネルを使用して、仮想ディスク (VDisk) の属性を設定できます。
順次ディスクまたはストライプ・ディスクのいずれを作成するかの選択、データのキャッシング方法の選択、および作成している VDisk に関する他の属性の設定を行うことができます。
フィールド
次のフィールドを更新することができます。
- 仮想ディスク・タイプの選択
- 作成する VDisk のタイプを選択します。以下の値が考えられます。
- ストライプ
- VDisk が複数の管理対象ディスク (MDisk) 全体にストライプされるデータを持つようにする場合は、このタイプを選択します。
- 順次
- VDisk が単一の MDisk に順次に保管されるデータを持つようにする場合は、このタイプを選択します。
- キャッシュ・モードの選択
- VDisks に使用するキャッシュ・モードのタイプを選択します。以下の
値が考えられます。
- 読み取り/書き込み
- VDisk で実行されるすべての読み取り/書き込み入出力操作が、キャッシュに保管されるかどうかを示します。
- なし
- VDisk で実行される読み取り/書き込み入出力操作はすべてキャッシュに保管されないことを示します。
- 装置 ID
- VDisk の装置 ID を入力します。このフィールドは、OpenVMS オペレーティング・システムを使用しているホストのみが使用します。
他のオペレーティング・システムでは、ユニットの装置 ID を設定する必要はありません。
- 作成する仮想ディスク数の指定 (1 から 2048)
- 作成する VDisk の数を入力します。有効値は、1 から 2048 です。
- 省スペース
- このオプションは、スペース使用効率のよい VDisk を作成する場合に選択します。以下のオプションが選択可能です。
- VDisk 容量
- ホストに提供される VDisk の仮想容量を入力します。仮想容量は、VDisk コピー上のサーバーで使用可能なストレージの量です。省スペースの VDisk では、仮想容量は実容量と異なる場合があります。標準の
仮想ディスクでは、仮想容量は実容量と同じです。
仮想容量は合計量を提供し、合計量はさらに VDisk コピーに割り振られます。次の単位を選択できます。
- VDisk の使用済み容量が次のレベルに到達すると警告
- VDisk についての警告メッセージが送信されるしきい値を指定します。
使用済み実容量が指定されたレベルのしきい値を初めて超えたときにこの警告メッセージが送信されます。
合計 VDisk 容量のパーセンテージで指定することもできますし、
しきい値の特定の容量を入力することもできます。
注: 警告しきい値として固定値を指定すると、
それはパーセンテージとして保存されます。そのため、警告レベルを表示すると、パーセンテージで示されます。
具体的な量を入力する場合は、その使用済み容量の単位も選択する必要があります。次の単位を選択できます。
「自動拡張」を選択すると、警告レベルのデフォルト値は VDisk の仮想容量の 80% になります。
「自動拡張」を選択しない場合は、警告のデフォルト値は合計容量の 80% になります。警告を使用不可にするには、0 または 0% を指定します。
- 自動拡張
- MDisk グループから新規エクステントを割り振ることによって、スペース使用効率のよいコピーをその実容量を超えて自動的に拡張する場合は、このオプションを選択します。スペース使用効率のよい実容量を設定すると、MDisk グループが所定の容量を使用し尽したときにコピーがオフラインにならないようにします。その結果、容量が使用されるとき実容量は拡張されます。この処理の間、未使用の実容量の固定量は維持されます。この量は使用スペースの急増対応を考慮した容量 として知られています。
スペース使用効率のよい VDisk を作成する場合、
使用スペースの急増対応を考慮した容量は、最初に実容量と同量に設定されます。実容量を手動で変更する場合、使用スペースの急増対応を考慮した容量は使用容量と新規の実容量の差になります。
- グレーン・サイズ
- スペース使用効率のよい VDisk コピーのグレーン・サイズのキロバイト (KB) 数を選択します。以下の値が考えられます。
- ミラーリングされたディスク
- VDisk がミラーリングされたコピーを持つようにする場合は、このオプションを選択します。作成中の VDisk がノードの内部にあるソリッド・ステート・ドライブ (SSD) を使用する場合、VDisk に保管されているデータは SSD あるいはノードの障害に対して保護されていません。
データ損失を防ぐために、他のノードの内部にある SSD を使用する VDisk コピーを追加します。 以下のオプションが選択可能です。
- 同期速度
- コピー同期速度を入力します。値がゼロ (0) の場合、同期は抑止されます。デフォルト値は 50 (秒当たり 2 MB) です。
次の表に、速度値と 1 秒当たりにコピーされるデータの関係を示します。
表 1. rate 値と 1 秒当たりにコピーされるデータの関係| ユーザー指定の rate 属性値 |
コピーされるデータ/秒 |
| 1 から 10 |
128 KB |
| 11 から 20 |
256 KB |
| 21 から 30 |
512 KB |
| 31 から 40 |
1 MB |
| 41 から 50 |
2 MB |
| 51 から 60 |
4 MB |
| 61 から 70 |
8 MB |
| 71 から 80 |
16 MB |
| 81 から 90 |
32 MB |
| 91 から 100 |
64 MB |
- 同時にコピーを作成
- このオプションは、同期したコピーを作成する場合に選択します。MDisk が既にフォーマット済みである場合、あるいは VDisk の未書き込み領域への読み取り固定が必要ない場合は、このオプションを選択します。
- 使用前に VDisk をフォーマットする (管理対象ディスク・エクステントにゼロを書き込む)
- VDisk を使用前にフォーマットする場合は、このオプションを選択します。
アクション
以下のアクションが選択可能です。
- 戻る
- 直前のウィザード・パネルに戻るには、このボタンをクリックします。
- 次へ
- このパネルを完了したら、このボタンをクリックします。
- キャンセル
- VDisk を作成せずにこのウィザードを終了する場合は、このボタンをクリックします。