CLI コマンドについて

ここでは、コマンド行インターフェースのコンポーネントと構造について説明します。

コマンド行インターフェースのコマンドは、以下のコンポーネントが次の順序で構成されています。

  1. コマンド名
  2. コマンド・フラグおよびフラグ・パラメーター
  3. 1 つ以上のコマンド・パラメーター。必要に応じて、それぞれのフラグにサブ・パラメーターがつきます。

コマンド名は、コマンド行インターフェースが実行するタスクを指定します。 たとえば、lsarraysite は、アレイ設置場所をリストするようにコマンド行インターフェースに指定し、mklcu は、論理制御装置を作成するようにコマンド行インターフェースに指定します。

フラグは、コマンドを変更します。フラグは、コマンド・タスクを特定の方法で実行するように、コマンド行インターフェースに指定する追加情報を提供します。たとえば、-v フラグを使用すると、冗長モードでコマンド結果を表示するようにコマンド行インターフェースに指定します。コマンド行インターフェースのすべてのコマンドに使用できるフラグもあります。特定のコマンドにしか使用できず、他のコマンドに使用すると無効になるフラグもあります。フラグの前にはハイフン (-) をつけ、直後にはスペースを空けてフラグ・パラメーターをつけることができます。

フラグ・パラメーターは、フラグが指定するコマンド変更内容をインプリメントするための情報を提供します。たとえば、-user フラグには、user_name パラメーターが必要になり、-passwd フラグには password パラメーターが必要になります。フラグ・パラメーターは変数です。つまり、必要に応じて変更することができます。それぞれのユーザーは、個別のユーザー名とパスワードを所有します。フラグの中には、パラメーターを必要としないものもあります。その場合、フラグ自体が必要な情報をすべて提供します。オプションのフラグもあり、複数の値を使用できる場合があります。値はコンマを使用して区切り、値のあいだに空白文字は使用しません。パラメーターをつけない場合は、デフォルト値が使用されます。たとえば、-v on または -v off を指定すると、冗長モードをオンまたはオフにできますが、-v だけを指定すると、フラグ・パラメーターはオンとして扱われます。

コマンド・パラメーターは、コマンド・タスクを実行するのに必要な基本情報を提供します。コマンド・パラメーターが必要な場合は、コマンドの最後のコンポーネントとなり、その前にフラグはつけません。コマンドの中には、複数のコマンド・パラメーターを使用できるものがあります。それぞれのパラメーターは、コンマではなく、空白文字で区切ります (複数の値を使用できるフラグ・パラメーターの場合とは異なります)。lsuser などの一部のコマンドでは、常にデフォルト値の all が前提とされるので、コマンド・パラメーターは必要ありません。lsarraysite など、コマンド・パラメーターがオプションのコマンドもあります。値をつけないと、デフォルト値の all が使用されます。値をつけると、コマンド行インターフェースは、コマンド・パラメーター・ストリングのアレイ設置場所 (複数の場合あり) についてのみ、情報を表示します。

以下の例では、lsrank がコマンド名です。-fullid はコマンド・フラグです。-dev および -l はコマンド・パラメーターです。IBM.2107-75FA120-dev パラメーターのサブパラメーター、そして R1R2、および R3 はコマンド・パラメーターのリストです。

dscli>lsrank -fullid -dev IBM.2107.75FA120 -l R1 R2 R3
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