HP-UX ホストでのクラスタリングの構成

このセクションでは、MC/ServiceGuard クラスタリング・ソフトウェアを使用する HP-UX ホストでクラスタリングを行うためのストレージ・ユニットの構成方法について説明します。

ストレージ・ユニットが接続された MC/ServiceGuard を構成するためのステップは、Hewlett-Packard の高可用性の資料に示されているステップと同じです。該当の資料はhttp://www.docs.hp.com/en/ha.htmlにあります。

オペレーティング・システムが正常にアクセスできるようホストを構成すると、ストレージ・ユニットは、MC/ServiceGuard 構成において通常のディスク装置として機能するようになります。Hewlett-Packard の論理ボリューム・マネージャーを使用して、複数のボリュームを含んでいるボリューム・グループを作成することができます。このディスク管理方式は、ディスク全体を管理する手法よりも、信頼性が高く、簡単で、より柔軟性があります。

ボリューム・グループを作成すると、高可用性ディスクで、PV-Links (Hewlett-Packard の組み込みマルチパス・ソフトウェア) をインプリメントすることができます。IBM 推奨のマルチパス・ソフトウェアである IBM マルチパス・サブシステム・デバイス・ドライバー (SDD) をインプリメントすることもできます。

PV-Links マルチパス・ソフトウェアを使用する場合は、以下のステップを実行します。
  1. データへの 1 次パスにしたいボリュームへのパスを使って、ボリューム・グループを作成します。
  2. そのパスのボリューム・グループを、代替パスとして使用したいボリュームに 拡張します。

    論理ボリューム・マネージャーはディスク上のラベルを読み取って、それがグルー プ内のボリュームの 1 つへの代替パスであることを知ります。論理ボリューム・ マネージャーがボリュームにラベルを付けます。

    たとえば、装置ノード c2t0d0 および c3t0d0 を備えたストレージ・ユニット上のボリュームにアクセスできるホストがあるとします。c2 パスを 1 次パスとして使用し、c2t0d0 パスだけを使用してボリューム・グループを作成できます。

  3. c3t0d0 パスを含めるためにボリューム・グループを拡張します。ボリューム・グループに対して vgdisplay -v コマンドを実行すると、データへの代替リンクとして c3t0d0 がリストされます。
SDD を使用する場合は、以下のステップを実行します。
  1. vpath 装置 (vpath によって制御されるボリュームの代替パス) を使用して、ボリューム・グループを作成します。
  2. 別の vpath 装置のボリューム・グループをマルチボリューム・グループのみに拡張します。
  3. 上記の例のように、vpath1 は 2 つの装置ノード c2t0d0 と c3t0d0 を制御するので、vpath1 装置を用いてボリューム・グループを作成するだけで済みます。

SDD インプリメンテーションを用いて、ユーティリティー vpcluster は、MC/Service Guards ノード間でボリューム・グループをエクスポートおよびインポートするのに便利な方法を提供します。

注: SDD の詳細については、http://www-03.ibm.com/servers/storage/support/software/sddの「IBM® System Storage™ マルチパス・サブシステム・デバイス・ドライバー ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
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