グローバル・ミラーの整合性グループ

グローバル・ミラーは、データの整合性を保持するために整合性グループの編成を制御することが できます。

グローバル・ミラー は、グローバル・コピー および FlashCopy 機能の組み合わせに基づいています。ストレージ・ユニットでの データの整合性をサポートするために、グローバル・ミラーは、関数呼び出しセッション を使用して整合コピーを形成します。整合性グループは、整合したデータのコピーを作成するときに一緒に管理される 複数のストレージ・ユニットにまたがるボリュームの集合です。これらの整合性 グループの形成は、マスター・ストレージ・ユニットによって調整されます。 マスター・ストレージ・ユニットは、リモート・ミラーおよびコピー・リンクを 介して、コマンドをその従属ストレージ・ユニットに送信します。

グローバル・ミラー機能を使用すると、整合性グループは、1 日に 1 回または 2 回ではなく、1 時間に 何回も形成できます。 多くのボリュームを 1 つのセッションに結合することにより (これは 、グローバル・ミラー・マスター・ストレージ・ユニットによって管理されます)、それらのボリューム全体 にわたってポイント・イン・タイムの整合性を維持しながら、同時に複数のボリューム をリカバリー・サイトにコピーすることができます。

以下のプロパティーは、整合性グループを形成する頻度を制御します。 IBM® System Storage™ DS Storage Manager と呼ばれる Web ベースのインターフェースを使用して、これらの値を変更できます。グローバル・ミラー・ページにアクセスして、アクション・メニューの要約から「Define Properties (プロパティーの定義)」にアクセスします。
整合性グループのインターバル時間
ストレージ・ユニットが整合性グループの形成間で待機する時間 (秒単位) を 示します。この値をゼロに設定すると (十分な帯域幅が必要になります)、整合性 グループは連続して形成されます。つまり、前の整合性グループが形成されると すぐに次の整合性グループの形成が開始されます。
最大調整インターバル
マスター・ストレージ・ユニットが、整合データ・ポイントを形成するために、その従属ストレージ・ユニットと通信する最大時間 (ミリ秒単位) を示します。デフォルトは 50 ミリ秒です。

整合したポイントの設定中はホスト書き込み入出力が遅延するので、このインターバルに時間を使いすぎると、パフォーマンスが影響を受けることがあります。 整合データ・ポイントの形成が完了する前に、最大調整インターバル用に設定した時間が満了した場合は、整合性グループは失敗します。

Maximum time writes are inhibited to remote site (リモート・サイトへの書き込み禁止最大時間)
ストレージ・ユニットが現在の整合性グループの形成を停止するまで、 リカバリー・サイトへの書き込み操作が許可されない最大時間 (秒単位) を示します。 ドレーン時間が延長して続くと、データをリカバリー・サイトに転送するために 必要な書き込み操作の回数が増えて、整合性グループの形成に要する時間が長くなる ことがあります。
注: 距離が長くなると、データをリカバリー・サイトに書き込む ために必要な時間の遅れが増加します。 この遅れをドレーン 時間といいます。

災害時には、データの消失も増えます。それをゼロに設定すると、4 分、または 整合性グループ・インターバル値の 2 倍のいずれか大きいほうの時間がデフォルト になります。最初の整合性グループは、整合性グループ・ドレーン時間に関係なく 形成されます。残りの整合性グループでは、データをリカバリー・サイトに ドレーンする前に指定の時間が切れた場合、整合性グループの形成は停止します。 整合性グループの形成が連続して 5 回停止すると、タイマーが使用不可になり、 どれだけ時間がかかっても次の整合性グループが形成されます。

関連概念
Fast restore operations (高速復元操作)
セッション管理
グローバル・ミラー
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