入出力ロードの平衡化
一般に、ストレージ・ユニット内のクラスター、アレイ、 およびデバイス・アダプター全体に入出力ロードを分散することによって、 アプリケーションのパフォーマンスを最大化できます。
ストレージ・ユニットでのロードの平衡化を試みる際、 アプリケーション・データの配置が決定的な要因になります。 以下のリソースは、平衡化にとって最も重要なものをおおまかな重要度 の順序で示したものです。
RAID ディスク・ グループに対するアクティビティー。 重要なアプリケーションには、できる限り多くの RAID ディスク・ グループを使用します。ほとんどのパフォーマンスのボトルネックは、 いくつかのディスクの過負荷が原因で発生します。 アプリケーションを複数の RAID ディスク・グループに分散させると、 できる限り多くのディスク・ドライブを使用可能にすることができます。 これは、一般にキャッシュ・ヒット率が低いオープン・システム環境で 特に重要です。
クラスターに対するアクティビティー。 重要なアプリケーション用の RAID ディスク・グループを選択する場合は、 別々のクラスターにまたがって分散させます。 各クラスターに別々のメモリー・バスとキャッシュ・メモリーを持たせること によって、これらのリソースの使用効率が最大化されます。
デバイス・アダプターに対するアクティビティー。重要なアプリケーション用 にクラスター内の RAID ディスク・グループを選択する場合は、別々のデバイス・アダプターにまたがって分散させます。
ファイバー・チャネル・ポートまたは FICON ポートに対する アクティビティー。ファイバー・チャネル・ポート全体の入出力アクティビティー を平衡化するには、IBM
System Storage™
マルチパス・サブシステム・デバイス・ ドライバー (SDD) または他のプラットフォーム用の同様のソフトウェアを使用します。
注:
SDD については、「
IBM
System Storage
マルチパス・サブシステム・デバイス・ドライバー ユーザーズ・ガイド
」を参照してください。この資料には、pcmpath コマンドと datapath コマンドがサポートされる製品エンジニアリング・ツールの ESSUTIL ツールに関する説明が記載されています。