chuser コマンドは、DS CLI または DS Storage Manager・ユーザー・アカウントの変更およびロックまたはアンロックに使用されます。
管理権限を持つ CLI ユーザーは、このコマンドを使用して、ユーザー・アカウント・パスワードの更新、ユーザー・グループ権限の変更、またはユーザー・アカウントのロックまたはアンロックを行います。管理者権限のないユーザーは、このコマンドを使用して、有効期限が切れたパスワードの変更、およびアカウントを作成した管理者には未知となるパスワードの作成を行います。

>>-chuser--+--------------------+--+--------+--+----------+----->
'- -pw--new_password-' '- -lock-' '- -unlock-'
>--+-------------------------------+--+-User Name-+------------><
'- -group--group_name [ . . . ]-' '-" - "-----'
パラメーター
注: 管理者権限のある人がパスワードを指定すると、そのパスワードは、最初に使用したときに期限切れになるように設定されます。パスワードを使用するユーザーは、許可されている残りの DS CLI アプリケーションにアクセスする前に、chuser コマンドを使用して新規パスワードを設定する必要があります。
- -pw new_password
- (オプション) ユーザーに割り当てる新規パスワードを指定します。
注: - 管理者権限のある人が -unlock パラメーターと併用してこのパラメーターを使用すると、新規パスワードは一時的となり、最初に使用したとき期限切れとなります。
- 管理者権限のない人がこのパラメーターを使用すると、新規パスワードがその人の有効なパスワードとなり、それまでのパスワードに取って代わります。
- new_password
- 新規パスワード。
新規パスワードとその使用方法は、以下の基準に従う必要があります。
- 6 - 16 文字長にする。
- 5 文字以上を含み、先頭と末尾は文字でなければならない。
- 1 つ以上の数を含む必要がある。
- ユーザーのユーザー ID は含めることができない。
- 大/小文字の区別あり。
- -lock
- (オプション) ユーザー・アカウントをロックします。
管理者権限のある人は、このパラメーターを使用してユーザー・アカウントをロックできます。このロック・アクションは、ユーザーが自分のアカウントを認証するまで実行されません。つまり、ユーザーが既にアクティブ (認証済み) な状態で、DS CLI アプリケーションを使用している場合は、アプリケーションをログアウトするまでロックは行われません。
- -unlock
- (オプション) ユーザー・アカウントをアンロックします。
ユーザーが DS CLI アプリケーションへのログインができなかった場合に、管理者権限のある人は、このパラメーターを使用してユーザー・アカウントをアンロックできます。ユーザーが DS CLI アプリケーションにログインできなくなる理由には、以下の場合があります。
- -group group_name […]
- (オプション) ユーザーのアクセス権限グループです。
- group_name […]
- 以下のリストには、ユーザーに割り当て可能なリスト選択項目が記載してあります。
複数の名前はコンマで区切る必要があります。
例: op_copy_services,service。
- admin
- 管理者ユーザー・グループは、すべての管理コンソール・サーバー・サービス・メソッドとすべてのストレージ・イメージ・リソースにアクセスできます。
- op_storage
- ストレージ・オペレーター・ユーザー・グループは、物理構成サービス・メソッドおよびリソースにアクセスできます
(ストレージ複合、ストレージ・イメージ、アレイ、ランク、およびエクステント・プール・オブジェクトも含む)。
このユーザー・グループは、op_copy_services とモニター・ユーザー・グループの権限をすべて継承します (セキュリティー・メソッドは除く)。
- op_volume
- ボリューム・オペレーター・ユーザー・グループは、
論理ボリューム、ホスト、ホスト・ポート、論理サブシステム、論理ボリューム、
およびボリューム・グループに関連するサービス・メソッドおよびリソースにアクセスできます
(セキュリティー・メソッドを除く)。また、このユーザー・グループはモニター・ユーザー・グループの全権限を継承します。
- op_copy_services
- コピー・サービス・オペレーター・ユーザー・グループは、すべての
コピー・サービスのサービス・メソッドおよびリソースにアクセスできます (セキュリティー・メソッドを除く)。
また、このユーザー・グループはモニター・ユーザー・グループの全権限を継承します。
- service
- サービス・ユーザー・グループにはモニター権限が含まれるほか、
すべての管理コンソール・サーバー・サービス・メソッドおよびリソースへのアクセス権も含まれます
(コード・ロードの実行、問題ログの検索など)。
- monitor
- モニター・ユーザー・グループは、list および show コマンドにアクセスできます。
このユーザー・グループは、すべての読み取り専用非セキュリティー管理コンソール・サーバー・サービス・メソッドおよびリソースにアクセスできます。
- no access
- no access ユーザー・グループは、どのサービス・メソッドおよびストレージ・イメージ・リソースにもアクセスできません。
デフォルトでは、このユーザー・グループは、他のどのユーザー・グループにも関連していないセキュリティー・リポジトリーの任意のユーザー・アカウントに割り当てられます。
- User Name | –
- (必須) ユーザー・アカウント名。
注: - 管理者は、変更 (グループ名、ロック、またはアンロック) によって影響を受けたユーザー・アカウントの名前を挿入します。
- ユーザーは、自分のパスワードを変更するため、ユーザー・アカウント名を挿入します。
- ダッシュ (-) を指定した場合は、このパラメーター情報が自動的に指定されます。
例 (1750)
chuser コマンドの呼び出しdscli>chuser -pw xy0abcde testuser
結果出力Date/Time: Sun Aug 11 02:23:49 PST 2004 IBM DS CLI Version: 5.0.0.0
DS: IBM.1750-68FA120
User Name testuser successfully modified.