DS CLI を使用したカウント・キー・データ・エクステント・プールの作成

このタスクでは、CKD ボリューム・エクステント・プールを作成します。これは、新しいカウント・キー・データ・ストレージを構成するための最初のステップです。DS CLI コマンドを使用して、CKD ボリュームのエクステント・プールを作成することができます。

アレイとランクを作成する前にエクステント・プールを作成すると、処理ステップの手間が省けます。 新規ランクを作成したら、それらのランクを既存のエクステント・プールに割り当てることができます。そうでないと、エクステント・プールが定義された後にエクステント・プール ID の割り当てを完了するには、それぞれのランク・オブジェクトを変更する必要があります。

各エクステント・プールは、ランク・グループ 0 または 1、およびストレージ・タイプ ckd で定義されます。 最小必要要件は、それぞれのランク・グループとストレージ・タイプの組み合わせごとに、1 つのエクステント・プールを定義することです。つまり、CKD ストレージを含むストレージ・ユニット用に少なくとも 2 つのエクステント・プールを作成し、それぞれのランク・グループごとに 1 つの CKD エクステント・プールを作成する必要があります。

ランク・グループ 0 用に定義されたエクステント・プールは偶数番号のエクステント・プール ID に、ランク・グループ 1 用に定義されたエクステント・プールは奇数番号のエクステント・プール ID に割り当てられます。偶数番号のエクステント・プールは、ストレージ・サーバー ID 0 によって管理されます。 奇数番号のエクステント・プールは、ストレージ・サーバー ID 1 によって管理されます。 各ランク・グループは単一のエクステント・プールに割り当てられるため、 ストレージ・サーバーのワークロードは、偶数および奇数番号のエクステント・ プール ID に対するランク割り当てに影響されます。ストレージ・サーバーのワークロードのバランスを取るために、ランクおよびエクステント・プールの割り当ては、均等に分散させることをお勧めします。
注:
  1. 最小数より多くのエクステント・プールを作成することは可能です。 たとえば、ストレージ・イメージで構成されるそれぞれの RAID タイプ (5 または 10) ごとに、 固有のエクステント・プールを定義することができます。または、 エクステント・プール・エクステントから作成されるボリュームにアクセスするホスト・システム接続に従って、 エクステント・プールを定義し、名前を付けることができます。
  2. エクステント・プールの数をランクと同じにすることができます。

lsextpool および mkextpool コマンドを使用して、CKD エクステント・プールを作成します。DS CLI アプリケーションにログインし、zSeries ホスト・システムに使用されるストレージ・ユニットに接続している必要があります。

エクステント・プールを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. 既存の CKD エクステント・プールのリストを表示させるため lsextpool コマンドを発行して、定義済み CKD エクステント・プールを見つけます。 dscli コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。

    dscli> lsextpool -dev IBM.1750-75FA120 -stgtype ckd

  2. 次の情報を参考にエクステント・プールのリストを分析します
    • エクステント・プールの最小限のセットが存在するか。ランク・グループ 0 に対して 1 つのエクステント・プール、ランク・グループ 1 に対して 1 つのエクステント・プールが存在しなければなりません。
      注: エクステント・プールを初めて作成した場合は、最小数のエクステント・プールも存在しません。
    • それぞれのエクステント・プールはランク・グループを持ち、それは割り当て済みで、しかもバランスが取れていますか。 これが最初の場合はランクは割り当てられていません。
    • 追加のエクステント・プールが必要ですか。
  3. mkextpool コマンドを発行してエクステント・プールを作成します。 (少なくとも 2 つのエクステント・プールを作成しる必要があります。)ランク・グループ 0 に対して 1 つ、ランク・グループ 1 に対して 1 つです。
    dscli コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。
    dscli>mkextpool -dev IBM.1750-68FA120 –rankgrp 0 -stgtype ckd
    extent_pool_name
    dscli>mkextpool -dev IBM.1750-68FA120 –rankgrp 1 -stgtype ckd
    extent_pool_name

    extent_pool_namemkextpool コマンドに必要なパラメーターです。 エクステント・プール名は、各エクステント・プールに割り当てる固有の名前で 16 文字より長くてはいけません。

    次の各条件に対して追加のエクステント・プールを作成します。
    • それぞれの RAID タイプ (5 または 10)
    • それぞれのディスク・ドライブ・モジュール (DDM) サイズ
    • それぞれの CKD ボリューム・タイプ (3380、3390)
    • それぞれの論理制御装置 (LCU) アドレス・グループ
  4. Enter を押します。プロセスが正常に行われた場合は、次のメッセージが表示されます。
    注: プロセス・メッセージには、エクステント・プールに割り当てた固有の名前は表示されません。 しかし、lsextpool コマンドを発行すれば、エクステント・プールの名前を表示させることができます。
    Sun Aug 11 02:23:49 PST 2004 IBM DS CLI Version: 5.0.0.0 DS: IBM.1750-75FA120
    
    Extent pool P1 successfully created.
  5. 作成する必要のあるエクステント・プールごとにステップ 2 を繰り返します。 ストレージ・サーバーのワークロードのバランスを取るために、ランクおよびエクステント・プールの割り当ては、均等に分散させてみてください。
  6. エクステント・プールの作成が終了したら、lsextpool コマンドを発行してエクステント・プールの割り当てを確認します。 ストレージ・ユニットに割り当てられているエクステント・プールの完全なレポートを表示するには、-l パラメーターを使用します。 dscli コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。

    dscli> lsextpool –dev IBM.1750-75FA120 -l

    このリストは、後で、CKD ボリュームを作成するプロセスで使用するため印刷しておきます。

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