DS CLI を使用した CKD ボリューム用の論理制御装置の作成

論理制御装置 (LCU) は、オープン・システム・ホスト用の論理サブシステム (LSS) に相当する S/390 および zSeries ホスト用です。 LCU は、CKD 論理ボリュームを作成する前に定義 (作成) しておく必要があります。

DS6000 には 16 384 ボリューム・アドレス・スペースがあり、64 の 論理サブシステム (LSS) ユニットに分割されます。ここで、各 LSS には、 256 の論理ボリューム番号が含まれています。 64 の LSS ユニットは、4 のアドレス・グループ の 1 つに割り当てられます。ここで、各アドレス・ グループには、16 の LSS、または 4096 のボリューム・アドレスが含まれます。 1 つのアドレス・グループのすべての LSS は、同じタイプ (CKD または固定ブロック) である必要があります。

通常、LCU は 16 のグループで作成されて、LSS アドレス X’x0’で開始 されます。

LCU タイプ論理サブシステムを作成するには、 lsaddressgrpmklcu、および lslcu コマンドを使用します。 DS CLI アプリケーションにログインし、オープン・システム・ホストのシステム・ストレージに使用されるストレージ・ユニットに接続している必要があります。

LCU を作成するには、以下のステップを実行します。

  1. lsaddressgrp コマンドを発行して未割り当てで使用可能なアドレス・グループを見つけます。 lsaddressgrp コマンドを使用するには、dscli コマンド・プロンプトで次のように入力します。
    dscli>lsaddressgrp -dev IBM.1750-75FA120

    このコマンドは、ストレージ・ユニット内のアドレス・グループの状況を示すレポートを表示します。

  2. レポートを分析して、定義が可能なアドレス・グループのすべてを識別します。 次の基準を使用します。
    • リストが空の場合は、すべてのアドレス・グループを定義することができる。
    • ストレージ・タイプが fb (固定ブロック) の定義済みアドレス・グループは、 定義することができない。
    • ストレージ・タイプが ckd で LSS が 16 より少ない定義済みアドレス・ グループは、LCU 定義が可能である。
    • 新規 LCU の作成時に、未定義アドレス・グループを使用する場合は、 最小番号の未定義アドレス・グループを選択する。
    • 新規 LCU を既存の CKD アドレス・グループ内に定義する場合は 、lslcu コマンドを使用して、ターゲット・アドレス・グループ内で既に定義済みの LCU を識別する。
  3. mklcu コマンドを発行して、LCU 論理サブシステム・オブジェクトを作成します。 dscli コマンド・プロンプトで、次の形式を使用してコマンドを入力します。
    dscli>mklcu –dev IBM.1750-75FA120 -qty 16 -id 00 -ss 0010 -lcutype 3390-3
    この例では、次の値が指定されています。
    qty
    作成される LCU ID の数を指定します。
    id
    作成される LCU ID か、 作成される一連の LCU ID の先頭の LCU ID を指定します。
    ss
    割り当てたサブシステム ID を指定します。 複数の LCU ID が作成される場合は、 作成される追加 LCU ID ごとに、SSID 値は増分します。

    16 個の LCU を作成する場合、SSID 0x10 から開始すると、SSID 値は 0x0010 から 0x001F になります。

    lcutype
    作成される LCU のタイプを指定します。以下のタイプを指定できます。
    • 3390-3
    • 3990-tp
    • 3990-6
    • bs2000
  4. Enter を押します。プロセスが成功すると、正常に作成された LCU ID 番号のリスト付きの確認メッセージが表示されます。
  5. ストレージ・ユニット内で LCU が認識されるか、次に示すように dscli コマンド・プロンプトで lslcu コマンドを発行して検証します。
    dscli>lslcu -dev IBM.1750-75FA120 -l

    -l パラメーターを使用すれば、ストレージ・ユニットに関連付けされた各 LCU の詳細レポートを表示させることができます。

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