DS CLI を使用したカウント・キー・データ・ボリュームの作成

カウント・キー・データ (CKD) ボリュームを作成するには、このタスクを完了します。

論理ボリュームは、単一のエクステント・プールから割り振られた 1 つ以上のデータ・エクステントによって構成されます。 ボリューム・データ・タイプは、エクステント・プールのエクステント・ストレージ・タイプ (固定ブロックまたは CKD) 特性から継承されます。CKD ボリュームが 作成された場合、ボリューム属性は、さらに、基本または別名ボリューム・タイプ 、3390 または 3380 ボリューム・シリンダー・タイプ、およびシリンダー内の ボリューム容量として定義されます。これらのボリューム属性は、最終的には ボリュームにアクセスするホスト・システムに対して、ボリュームを特徴付けます。 それぞれのボリュームにはボリューム ID が割り当てられます。 ボリューム ID は、64 KB アドレス・スペース内のボリューム・アドレスです。ボリュームへのホスト・アクセスは、ボリューム ID がボリューム・ グループに割り当てられた場合に使用可能ですが、CKD ボリュームは自動的に ボリューム・グループ CKD FICON/ESCON All (ID V10) に割り当てられます。

以下のステップを実行して、CKD ボリュームを作成します。

  1. CKD エクステント・プール ID のリストを表示して、どのエクステント・プール ID を、作成する CKD ボリュームのソースとして使用するかを判別します。このリストは、最初にエクステント・プールを作成したときに得られます。このリストが無い場合は、lsextpool コマンドを発行することによりエクステント・プール ID リストを入手することができます。

    エクステント・プール属性は、作成できるボリュームのサイズおよび数量を決定します。 エクステント・プール ID (偶数/奇数) は、ストレージ・サーバー (0|1) を示し、 ボリューム ID の論理コントロール・ユニット (LCU) ID コンポーネントが偶数または奇数であることを示します。

  2. mkckdvol コマンドを発行して、各 LCU に 128 の基本ボリュームを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkckdvol コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>mkckdvol –dev IBM.1750-68FA120 -extpool p1 –cap 3339
     –name finance#d 0000-007F
    次の考慮事項がこのステップのコマンドの例に影響を与えます。
    • -extpool パラメーターは、使用可能なデータ・エクステントを所有する CKD エクステント・ プールを識別する。
    • -cap パラメーターは、このボリュームに割り振られる CKD シリンダーの数量を示します。
    • -name パラメーターは、ボリュームに対して使いやすいラベルつまりニックネームを割り当てることを可能にします。 ボリューム名パラメーターには、ワイルドカード (#d または #h) を含めることができます。 このワイルドカードは、10 進/16 進のボリューム ID 値をボリューム名に挿入します。
      注: 指定する 10 進数は、このコマンドにより作成されるボリューム ID 番号、あるいはボリュームの数には適用されません。 ユーザーがボリュームに割り当てた固有の名前にのみ適用されます。mkckdvol コマンドを処理する場合は、ユーザーが割り当てたボリューム名は確認メッセージに現れてきません。 割り当てたボリューム名を表示するには、lsckdvol または showckdvol コマンドを発行します。
    • ボリューム ID 0000 から 007F は、CKD アドレス・グループ (0)、LCU ID (00)、およびボリューム番号 (00) で開始される 128 のボリュームを指定する。 以前に CKD または固定ブロック・ボリュームとして定義されていないボリューム ID を指定する必要があります。
  3. Enter を押して、ボリュームを作成します。各ボリュームが正常に作成されたことを示す確認メッセージが表示されます。
  4. すべての LCU に対する必要な論理ボリュームの作成が済むまで、ステップ 2 とステップ 3 を繰り返します。
  5. mkaliasvol コマンドを発行して、各 LCU に 128 の別名ボリュームを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkaliasvol コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>mkaliasvol –dev IBM.1750-68FA120 –base 0000-004F
     -order decrement -qty 2 00FF
    このステップのコマンドの例については、次の条件を考慮してください。
    • -base 0000 から 004F パラメーターは、別名ボリュームが既存の基本ボリューム ID 0000 から 004F に割り当てられることを指定します。基本および別名ボリュームは、共通 LCU ID に関連している必要があります。
    • -order パラメーターは、別名ボリューム ID が割り当てられる順序を指定します。
    • -qty パラメーターは、各基本ボリュームに割り当てられる別名ボリュームの数を指定します。
    • volume ID (00FF) パラメーターは、CKD アドレス・グループ (0)、LCU ID (00)、およびボリューム番号 (FF) から開始される別名ボリュームを指定します。 以前に CKD または固定ブロックのボリューム・タイプとして定義されていないボリューム ID 値を指定するのはユーザーの責任です。

      結果として、別名ボリューム 00FF と 00FE は、基本ボリュームの 0000、00FD 、と 0001 対して 00FC のように作成されます。

  6. LCU のすべてについて、必要な論理ボリュームの定義が終わるまでステップ 5 を繰り返します。
  7. Enter を押して、別名ボリュームを作成します。各ボリュームが正常に作成されたことを示す確認メッセージが表示されます。
  8. lsckdvol コマンドを発行して、CKD ボリュームの状況の確認に使用できるレポートを表示します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsckdvol コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>lsckdvol -dev IBM.1750-6800861 -l 1410
    注: レポートは、1 つ以上の mkckdvol トランザクションに関連する構成エラーが生じたことを表示できます。多数のインスタンスでは、このエラーを訂正する唯一の方法は、rmckdvol コマンドを発行することです。
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