DS CLI を使用した固定ブロック・ボリュームの作成

固定ブロック・ボリュームを作成するには、このタスクを完了します。

固定ブロック・ボリュームを作成するには、次に示すタスクを完了しておく必要があります。
  • エクステント・プールの作成
  • アレイの作成
  • ランクの作成および割り当て

以下のステップを実行して、固定ブロック・ボリュームを作成します。

  1. 固定ブロック・エクステント・プール ID のリストを表示して、どのエクステント・プール ID を固定ブロック論理ボリュームのソースとして使用するか決定します。このリストは、最初にエクステント・プールを作成したときに得られます。このリストが無い場合は、lsextpool コマンドを発行することによりエクステント・プール ID リストを入手します。 DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsextpool コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>lsextpool -dev IBM.1750-13AAD7A -stgtype fb -l

    エクステント・プール属性は、作成できるボリュームのサイズおよび数量を決定します。 エクステント・プール ID (偶数/奇数) は、ストレージ・サーバー (0|1) を示し、 ボリューム ID の LSS ID コンポーネントが偶数または奇数であることを決定します。

  2. lsaddressgrp コマンドを発行して、未割り当てで使用可能なアドレス・グループを検索します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsaddressgrp コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    dscli> lsaddressgrp -dev IBM.1750-68FA120 -l

    アドレス・グループは LSS のグループを参照します。 最高 16 LSS が 1 つのアドレス・グループにグループ化できます。1 つのアドレス・グループのすべての LSS は、同じフォーマット (CKD または固定ブロック) である必要があります。
    注: 固定ブロック・ボリュームを最初に作成した場合は、すべてのアドレス・グループは「unassigned」の状況で表示されます。
  3. アドレス・グループ・リストを分析し、固定ブロック・ボリュームを作成するのにどの LSS が使用できるかを決定します。
    分析するときは次の条件を考慮します。
    • アドレス・グループ・リストが空の場合は、すべてのアドレス・グループを定義することができます (0 から 3)。
    • 新規固定ブロック・ボリュームの作成時に未定義のアドレス・グループを使用する場合は、最小番号の未定義アドレス・グループを選択します。
    • 新規固定ブロック・ボリュームを既存の固定ブロック・アドレス・グループに追加する場合は、lslss コマンドを使用して、 ターゲットのアドレス・グループ内で既に定義済みの LSS を識別します。
  4. mkfbvol コマンドを発行して、指定された LSS 用に固定ブロック・ボリュームを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkfbvol コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>mkfbvol -dev IBM.1750-68FA120 -extpool P1
    -name  finance#d -cap 8.6  0100-010f 
    このステップのコマンドの例については、次の条件を考慮してください。
    • すべてのボリュームのタイプおよび容量の属性は同一です。
    • -extpool パラメーターは、使用可能なデータ・エクステントを所有する固定ブロック・エクステント・プールを識別する。
    • -name パラメーターは、ボリュームに対して使いやすいラベルつまりニックネームを割り当てることを可能にします。 ボリューム名パラメーターには、ワイルドカード (#d または #h) を含めることができます。 このワイルドカードは、10 進/16 進のボリューム ID 値をボリューム名に挿入します。
      注: 指定する 10 進数は、このコマンドにより作成されるボリューム ID 番号、あるいはボリュームの数には適用されません。 ユーザーが割り当てた固有の名前のみに適用されます。また、このコマンドの処理では、ユーザーが割り当てたボリューム名は確認メッセージに現れてきません。 割り当てたボリューム名を表示するには、lsfbvol コマンドまたは showfbvol コマンドを発行します。
    • -cap (容量) パラメーターは、8.6 GB です。デフォルトはバイナリーの GB (つまり、1 GB = 1 073 741 824 (2^30 バイト) に相当) です。
    • 例では、作成されるボリュームの数に (0100 - 010F) の範囲の数を使用しています。 ボリュームの作成には 16 進数の番号付けシステムが使用されるため、例に使用した範囲では 16 個のボリュームが作成されます。 作成可能なボリュームの実際の数は、次の基準によって LSS 当たり 255 です。
      • ボリューム ID は、XYZZ の形式の 16 進数字 4 桁で表すことができる 32 ビットの番号です。ここで、X はアドレス・グループ (0 から 1)、XY の組は論理サブシステム番号 00 から 1EZZ はボリューム番号 (00 から FF) です。
      • DS6000 には 16 384 ボリューム・アドレス・スペースがあり、64 の 論理サブシステム (LSS) ユニットに分割されます。ここで、各 LSS には、 256 の論理ボリューム番号が含まれています。64 の LSS ユニットは、4 のアドレス・グループ の 1 つに割り当てられます。ここで、各アドレス・ グループには、16 の LSS、または 4096 のボリューム・アドレスが含まれます。1 つのアドレス・グループのすべての LSS は、同じタイプ (CKD または固定ブロック) である必要があります。
  5. それぞれの LSS ごとに、必要な論理ボリュームすべてに対してステップ 4 を繰り返します。
  6. lsfbvol コマンドを発行して、固定ブロック・ボリュームの状況の確認に使用できるレポートを表示します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsfbvol コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>lsfbvol -dev IBM.1750-68FA120 -l -volgrp V2,V20
    注: レポートは、1 つ以上の mkfbvol トランザクションに関連する構成エラーが生じたことを表示できます。
関連資料
lsextpool
lsaddressgrp
lslss
mkfbvol
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