System i システム用のボリューム・グループの作成

このタスクでは、System i システム用のボリューム・グループを作成し、ボリュームを i5 ファイバー・チャネル・アダプターに割り当てることができるようにします。

mkvolgrp コマンドを使用して、i5 ファイバー・チャネル・アダプターに割り当てられるボリュームを含むボリューム・グループを作成します。 以下の考慮事項に基づいて、ボリューム・グループの作成方法が決まります。
  • マルチパス接続を使用する場合は、ボリューム・グループは複数の i5 ファイバー・チャネル・アダプターに割り当てられます。 各ファイバー・チャネル・アダプターは、ボリューム・グループ内の各ボリュームに 1 つのパスを提供します。
  • 外部ロード・ソースを使用する場合は、1 つのボリュームを含むボリューム・グループを作成します。 パーティションを初めに外部ロード・ソースからロードした後で、より多くのボリュームをこのボリューム・グループに追加し、i5/OS がこれらのボリューム・グループを認識して使用できるようにすることができます。
  • 外部ロード・ソースを使用しない場合は、i5 ファイバー・チャネル・アダプターに割り当てられるすべてのボリュームを含むボリューム・グループを作成します。 i5 ファイバー・チャネル・アダプターへの接続ごとに 33 個以上の LUN ボリュームを指定することはできません。

i5/OS 用のボリューム・グループを作成する場合は、mkvolgrp コマンドの一部として -hosttype iSeries パラメーターを指定する必要があります。 -hosttype iSeries パラメーターを使用すると、処理時間がいくらか節約されます。これは、このパラメーターを使用しない場合は別々に指定する必要がある情報を、このパラメーターが自動的に提供するためです。例えば、i5/OS の使用する論理ブロック・サイズは 520 であり、i5/OS 用に作成されるボリュームが使用するブロック・サイズは 520 バイトです。 -hosttype iSeries パラメーターを指定することは、ボリューム内のブロックの論理サイズが 520 バイトであることを意味することにもなります。

System i システム用のボリューム・グループを作成して表示するには、次のステップを実行します。

  1. mkvolgrp コマンドを発行して、ボリューム・グループを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkvolgrp コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    注: 作成する各ボリューム・グループごとに、このステップを繰り返します。

    以下の 2 つの例では、外部ロード・ソースを使用するかどうかに応じて、ボリューム・グループの作成に使用できるコマンドを提供します。 最初の例では、外部ロード・ソースを使用する場合に 1 つの無保護ボリュームを含むボリューム・グループを作成します。 (外部ロード・ソースを使用する場合は、ボリューム・グループ内に最初に保持できるボリュームは 1 つだけです。) 2 番目の例では、外部ロード・ソースを使用しない場合にすべてのボリュームを含むボリューム・グループを作成します。

    例 1 (外部ロード・ソースを使用する場合)
    dscli>mkvolgrp  -dev IBM.1750-13ABVDA -hosttype iSeries -volume 1000 blue
    
    Date/Time: July 5, 2005 11:57:50 PM GMT+01:00 IBM DSCLI Version: 5.0.4.32
    DS: IBM.1750-13ABVDA
    CMUC00030I mkvolgrp: Volume group V14 successfully created.
    例 2 (外部ロード・ソースを使用しない場合)
    dscli>mkvolgrp  -dev IBM.1750-13ABVDA -hosttype iSeries -volume 1000-1002 blue
    
    Date/Time: July 5, 2005 11:57:50 PM GMT+01:00 IBM DSCLI Version: 5.0.4.32
    DS: IBM.1750-13ABVDA
    CMUC00030I mkvolgrp: Volume group V14 successfully created.
    注:
    1. 終了処理の確認メッセージは、作成されたボリューム・グループに、このコマンドで指定するボリューム・グループの名前とは異なる ID が自動的に割り当てられることを示します。 lsvolgrp および showvolgrp コマンドを使用するときに、割り当てた名前がボリューム・グループに関連付けられることがわかります。ただし、具体的にボリューム・グループを処理する場合は、ボリューム・グループ ID を参照する必要があります。
    2. このボリューム・グループは、SCSI520-MASK とも呼ばれます。OS400 マスクに対してエラー・メッセージが表示される場合、代わりに SCSI520-MASK が参照されます。
    3. 外部ロード・ソースを使用しない場合は、i5 ファイバー・チャネル・アダプターに割り当てられるすべてのボリュームを含むボリューム・グループを作成することが良い方法です。
    4. System i がボリューム・グループごとにサポートする装置アドレスの数は 32 個に限られます。
  2. lsvolgrp コマンドを発行して、割り当て済みボリューム・グループ ID のリストを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsvolgrp コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    dscli>lsvolgrp -dev IBM.1750-13ABVDA -l
    注:
    1. -l パラメーターを指定して lsvolgrp コマンドを実行すると、次の 3 つの値がレポートに表示されます。
      • 名前 (ボリューム・グループに割り当てられている固有の名前)
      • ボリューム・グループ ID (ボリューム・グループの識別番号)
      • タイプ (構成されたボリューム・グループ・タイプ)
    2. 特定のタイプのボリュームを表示するように要求して、レポートの範囲を狭くすることができます。-type パラメーターについて詳しくは、lsvolgrp コマンドを参照してください。
  3. dscli コマンド・プロンプトから次のコマンド形式を使用して lshosttype コマンドを発行し、使用するホスト・タイプ情報を検査します。
    dscli>lshosttype  -type os400mask
    このコマンドは次のようなレポートを表示します。
    名前 プロファイル AddrDiscovery LBS
    iSeries IBM iSeries - os400 reportlun 520
    注: -type os400all パラメーターを使用すると、同じ結果を得ることができます。
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