カウント・キー・データ・ストレージ (CKD) 構成を削除するには、このタスクを実行します。
CKD ストレージを削除するには、コマンド行インターフェース・プロンプトが必要であり、構成済みストレージを含むストレージ・ユニットに接続している必要があります。
CKD ストレージ構成の削除では、最初に CKD ボリュームを除去し、その他の各エレメント (ランク、アレイ、およびエクステント・プール) の除去に進み、物理リソースを「新規に相当する」状態に復元します。
注: ボリューム・グループを除去する必要はありません。内部コードが自動的に CKD ボリュームの FICON/ESCON-All ボリューム・グループ ID (10) への割り当てと割り当て解除を行うためです。
CKD ストレージを削除するには、以下のステップを実行します。
- lsckdvol および rmckdvol コマンドを発行して、CKD ボリュームを除去します。
- lsckdvol コマンドを発行して、CKD ボリューム ID のリストを表示します。次にリストを分析して、除去できる ID を判別します。
DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように lsckdvol コマンドを入力します。
dscli>lsckdvol -dev IBM.1750–68FA120 -lcu 00 -l
注: - lsckdvol コマンドのサポートされるパラメーターを使用して、指定したストレージ・ユニットのボリューム ID リストを絞り込むことができます。
- 例では、値 00 を指定しての -lcu パラメーターの使用を表示しています。論理制御装置 (LCU) 値の範囲は、00 から 1E です。具体的な LCU を指定しないと、ストレージ・ユニット全体が照会されるため、処理時間が長くなります。
- rmckdvol コマンドを発行して、ボリュームを削除します。このアクションにより、関連するランク、アレイ、およびエクステント・プールを除去できます。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように rmckdvol コマンドを入力します。
dscli>rmckdvol -dev IBM.1750-68FA120 0100 0101
注: - Volume_ID パラメーター (コマンド例では値 0100
0101) は、rmckdvol コマンドを発行する場合に必要です。
- 削除される各ボリュームについてメッセージが表示されます。このメッセージは、削除を確認するよう求めます。
- rmlcu コマンドを発行して、LCU を削除し、アドレス・グループを固定ブロックまたは CKD ボリューム用に再定義できるようにします。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように rmlcu コマンドを入力します。
dscli>rmlcu -dev IBM.2107-68FA120 00-03 08
注: コマンド例では、LCU ID の範囲と追加の LCU ID 1 つ (00-03 08) の使用を表示しています。LCU ID の範囲を指定するには、ハイフンを使用する必要があります。LCU ID または LCU ID の範囲を追加する場合、次の LCU ID または別の LCU ID の範囲との間にスペースを入れる必要があります。
- lsrank および rmrank コマンドを発行して、ランクを除去します。
- lsrank コマンドを発行して、除去するランク ID リストを表示します。lsrank コマンド・パラメーターを使用して、ランク ID の選択リストを作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように lsrank コマンドを入力します。
dscli>lsrank -dev IBM.1750-68FA120 -l
注: 使用したエクステント = 0 を示すランク ID は除去できます。使用されるエクステントについて表示された値が 0 より大きい場合は、ランクが既存のボリューム ID に現在割り当てられていることを示しています。
- rmrank コマンドを発行して、アレイに割り当てられているランクを除去します。DSCLI のプロンプトで次のように rmrank コマンドを入力します。
dscli>rmrank -dev IBM.1750-68FA120 R23
注: - アレイおよびエクステント・プールを除去するには、その前にランクを除去する必要があります。
- rmrank コマンドに関連した処理時間は長くなることがあり、このコマンドが処理されているアレイの使用が妨げられる場合もあります。
- rmrank コマンドが発行されると、以下の処理が行われます。
- ランクがアレイから割り当て解除されます。
- ランクが除去されます。これが正常に行われると、メッセージが表示されます。プロセスのこの部分に長い時間はかかりません。ただし、ランクが除去されたというメッセージを受け取っても、このコマンドに関連する処理はまだ完了しません。
- アレイがフォーマットされます。この処理には時間がかかることがあります。この処理中にアレイを除去したり、別のランクに割り当てることはできません。また、この処理が完全に完了するまで、ランクは、除去された元のアレイに割り当て済みとしてリストされています。
- DS CLI の別のセッションにログオンすると、rmrank コマンドの進行状況を確認できます。ランクを削除しているストレージ・ユニットに対して lsarray コマンドを発行します。ランクが、除去された元のアレイに割り当て済みとして表示されなくなったら、ランク除去処理は完了です。
- lsarray および rmarray コマンドを発行して、アレイを除去します。
- lsarray コマンドを発行して、除去するアレイ ID リストを取得します。DSCLI のプロンプトで次のように lsarray コマンドを入力します。
dscli>lsarray -dev IBM.1750-68FA120 -state unassigned
注: - -state unassigned パラメーターを使用して、ランク ID に割り当てられていないアレイ ID のみにリストを絞り込むことができます。
- lsarray コマンドを発行する際に -state パラメーターを使用しないと、使用不可の状態にあるアレイのリストが表示される可能性があります。
通常、これは、まだランクが除去されておらず、ドライブがフォーマット中であることを示しています。ランクが除去され、ドライブがフォーマット済みになるまで待ってから、先に進んでください。
必ず、関連するすべてのアレイが未割り当ての状態で表示されてから、次のステップ (アレイの除去) に進んでください。
- rmarray コマンドを発行して、未割り当てのアレイを削除し、アレイ設置場所を新規アレイとして再定義できるようにします。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように rmarray コマンドを入力します。
dscli>rmarray -dev IBM.1750-68FA120 A44-A48 A51
注: - コマンド例では、アレイ ID の範囲と追加のアレイ ID 1 つ (A44-A48 A51) の使用を表示しています。アレイの範囲を指定するには、ハイフンを使用し、次のアレイまたは別のアレイの範囲との間にスペースを入れる必要があります。
- 削除する各アレイについてメッセージが表示され、処理の前に確認を求められます。
- lsextpool および rmextpool コマンドを発行して、エクステント・プールを除去します。
- lsextpool コマンドを発行して、除去するエクステント・プール ID リストを取得します。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように lsextpool コマンドを入力します。
dscli>lsextpool -dev IBM.1750-68FA120 -stgtype fb -l
注: - -stgtype fb パラメーターを使用して、リストを絞り込み、固定ブロック・ボリュームで使用されるように割り当てられたエクステント・プールのみ表示されるようにします。
- 割り当て済みランク = 0 を示すエクステント・プール ID は除去できます。割り当て済みランクの値が 0 より大きい場合は、エクステント・プールには割り当て済みストレージ・ボリュームが含まれている可能性があります。
エクステント・プールを除去するには、ランク標識が 0 になっている必要があります。
- rmextpool コマンドを発行して、割り当て済みのランク ID を含まないエクステント・プール ID を削除します。DSCLI のコマンド・プロンプトで次のように rmextpool コマンドを入力します。
dscli>rmextpool -dev IBM.1750-68FA120 P21-P25 P30
注: - エクステント・プールを削除する前に、すべてのランク割り当てを削除する必要があります。
- コマンド例では、エクステント・プール ID の範囲と追加のエクステント・プール ID 1 つ (P21-P25 P30) の使用を表示しています。エクステント・プール ID の範囲を指定するには、ハイフンを使用する必要があります。エクステント・プール ID または別のエクステント・プール ID の範囲を追加するには、現在のエクステント・プール ID 値と次のエクステント・プール ID 値の間にスペースを入れる必要があります。